東京の端っこ在住。
22才のカジノディーラー兼通信制大学生長女を筆頭に、専門学校生、高校生(2025年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きな韓流アイドル・テギョン君を追っている侍ままんです。
先日次女が、新しいバイトの面接を受けて来ると言って出掛けて行きました。
仕事内容はカラオケバーのホールスタッフだと言う。
まず、カラオケバーってなんだ??
そしてそれはホステス的なヤツなんじゃないのか
まず前提を聞いていただきたいのですが、次女は長女が乗る豪華客船を見に行って以来「私も変な仕事がしたい」(若干失礼
)という願望が生まれたようでした。(多分オフィスワークではないという意味だと思います)
そして今までの己の職歴を振り返って、思ったことがあるという。
「私、賢い人と話ができる職業につきたい」
というのも、かつてネパール人やミャンマー人、ベトナム人と一緒に仕事をしていた時に感じたのが、喋っていてめちゃくちゃ楽しかったということ。日本人の同級生との会話が退屈だと感じていた彼女にとって、向上心に満ちた外国人との会話は、刺激的で非常に有益なものだったようです。
そして専門学校に通っている今でさえ、クラスの女子が話していることと言えば、恋愛がメインなんだそうで「マジで誰と誰が付き合ってるとか、会話の中身がどーでも良すぎて辛い」ご不満の様子なのです。
加えて、マッチングアプリで知り合った男は「会話力ゼロ」の【特にないっすね系男子】だったわけです。
私はもっと実のある会話がしたいんだよ知的な出会いに飢える女。
ここで母思ふ。
だから必死こいて勉強して、格上の大学に行く努力をすれば良かったのに
私はとにかく何度も言ったんです。
イケてる男はイケてる大学にしかいないと。(男に限らずですけど)
アカデミックな頭脳を持った人間は、当然それなりの場所に集まるもんです。なぜそんな簡単なことが分からなかったんでしょうね
それで頭の良い人の話って、絶対に面白いんです。私は大学に入った時に痛感したのですよ。全国には同じ年齢でも、自分が考えたこともないようなことを真剣に考えている人がいるということを。
それからうん10年が経ち、今の仕事に就いて気付いたことがあります。
それほど学歴が重要視されない仕事に就いている、周囲の人々の趣味といえば、一様に酒とタバコとパチンコと競馬。あっちの業者とこっちの業者で男女が顔を合わせれば、不倫だ何だ色恋沙汰は日常茶飯事。
「ままんさんも気を付けてね」
と言われたこともありますが、イヤイヤ心配ご無用私など気を付けようもない。私がそんなしょーもないおっさんどもに興味があるはずが無かろう
私は今も昔も頭脳明晰、語学堪能、見た目はイケメン心もイケメン
とにかく自分より賢いことが第一条件
そういう男にしか惚れないのですから。
真実はいつもひとつしかないのです
だからマジで私にとって今の職場は、ノンストレスでお金を稼ぐ、そういう場所に過ぎません。
不倫する気にもならないというのは、ある意味、究極のノンストレス状態だと思われます
それにしても人間の精神年齢とは、努力を放棄した時点で止まってしまうものなのではないだろうかと、割と強く思っております。本当にやってることが中学生レベルの人が多いことっ
話が逸れましたが、そういう経緯で知的な会話を求めて新しい職を探していた次女。もしも長女の船上での生活に問題がなければ、船も全然ありだと言い始めました。
「お前も海賊志望なのかっ🏴☠️」
それで船でも働けそうな職業を考えた時に「バーテンダーはどうだろうか」と思い至ったそうです。
バーテンダーとは、お酒を作るのが仕事ではありますが、お客様とコミュニケーションを取りながら「今夜の私にぴったりなカクテルをいただけないかしら」という要求に応える、カウンセラー的な一面もあると思うのです。
小さい頃から人間観察に余念がなかった次女には、意外と向いているかもしれないと思いました。
それに彼女は一応グラフィックデザインを学んだりして美的センスもあるし、クリエイティブは得意な方です。手先も器用だし、昼より夜の方が元気だし、バーテンダー中々良いのではないでしょうか?
そして我が家の家訓は「思い立ったが吉日」こういう時の娘たちのフットワークの軽さは、遺伝以上のものがあると思っていて、次女はそういう流れの中で早速カラオケバーに応募してみたというのです。
とにかくカラオケバーが何なのかも良く分からなければ、仕事内容も良く分からない。ただとりあえず「そういう世界」がどんなものなのか、偵察に行くのが目的だったそうです。
そうしたら、初回の面接で突然「採用は350人の中から30人になります。」と言われました。未だかつてバイトの応募人数の母数が、350人なんてことは一度だってありませんでした。
「もしかして、この店超有名店なの」
応募する時点で次女が得ていた情報は、今海外で話題のカラオケバーが日本初上陸ってことくらいでした。
それはまさか、かつてのジュリアナ東京とか(古っ)マハラジャとか、そういう時代を象徴するようなホットスポットになり得るようなお店なのではないだろうか。
だってスタッフを350人から選ぶだなんて、ちょっとしたオーディションです。
しかも「明るく積極的な接客を求めていて、たまに歌ってもらうかも知れませんけど大丈夫ですか」そう言われたそうです。
イヤイヤ、、、
私、今のところバーテンダーに興味があるだけで、歌なんか歌えるわけがねえ
幼少期からストレートに自分の意見をはっきり述べる次女は言いました。
「無理ですね」
面接は終わりました。
あの店、何だったんだろう
お店の正体はいずれ開店すれば分かるでしょう。
東京とは恐ろしいところだぜ
🎤カラオケバーって何やねん