東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
https://u.lin.ee/85Ognt6?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none
こういう記事を見るたびに思うのです。
そういうことじゃねえんだよ

そもそもね東京においては、私立が『勝ち組』で公立が『負け組』っていう認識が、平然と存在していること自体がおかしい。
それで、私立に行けない貧乏人は可哀想っていう価値観が蔓延してるのもおかしい。
違うよね。

地方へ行けば、優秀な子ほど安い費用で質の良い教育が受けられるとあって、一生懸命に勉強して公立の名門校を目指すわけです。
それが正解だよね。
努力すればより良い教育が受けられて、将来の選択肢も広がる。さらには親にも楽をさせてあげられる。
万々歳じゃないですか。

それでこそ、親も子も互いをリスペクトし合えるってもんです。
東京が完全におかしいんだって。
そもそもなぜ東京では都立高校が『イケてない』及び『可哀想な貧乏人が行く学校』という位置付けになっているのか、そこが不思議でなりません。
保護者の間でも『お金さえあれば私立に行かせたいんだけど、、、』とか『どうせ塾に行かせることを考えたら、放任の都立よりも面倒見の良い私立に入れたほうがお得よね。』という認識が蔓延しているのです。
これがおかしい。
要するに問題なのは、都立高校の質なのですよ。
都立で大学入試までちゃんと面倒を見てくれれば、本来は都立で事足りるんです。教育ってそういうものじゃないですか。将来国を支える人材を育てるんですから、公的資金で面倒見ろよって思います。
それなのにもはや『良い教育を受けたかったら私立の学校に行ってね
』って言い切っちゃってるんですよ、東京都が。

何なんだよっ

上位の都立高校は違うと思いますが、中堅都立高校に通った長女に言わせれば、給料の安さからなのか、定時になれば先を競うように先生方が職員室からいなくなると言っていました。
しかもココだけの話、在学中に窃盗事件がありまして、体育の授業中などに生徒の財布からお金が盗まれるという騒動がありました。その時先生方は『君たち
これは立派な犯罪だぞ
』といかにも生徒の中に犯人がいるような対応をしていたと言い『次に同じことがあったら警察に通報します
』と言いつつも、度々窃盗が起こっても一向に警察に通報しようとしなかったそうです。





こういう学校側の態度を見て、いつしか生徒たちは『犯人は先生なんじゃないか
』と囁きあったそうです。

そしてある時、不自然に先生がまとめて3人ほど異動になったかと思ったらパタリと窃盗事件はなくなりましたとさ。
おしまい。
生徒は言ったとさ。
『教員の給料ってそんなに安いのかな
』


被害総額は軽く10万円を超えていたそうですよ。
今となっては、真相は闇の中です。
要するに私が言いたいのは、我々庶民は別に私立高校に行きたいなんて一言も言ってないんですよ。都立高校にもっとお金を与えて、教育を充実させてくれればそれで良いんです。
言っておきますが、私立高校の授業料が事実上無償化なんて言ってますが、無償になるのは授業料のみで年間48万4千円まで。その他にたっぷり200万〜300万円ほど取られるのです。
意味ねえのよ。
高いもんは高い



制服30万円とか、まじでいらない。
教材費20万円とかマルチ商法かよっ

と思う。
とにかく所詮庶民には手が出せない代物なんですって
だったら私立高校の授業料を無償化することよりも、都立高校の授業の質を上げてもらったほうが、我々はよほど嬉しいのです。

それなのに、なんでわざわざ私立高校への進学を後押しするような政策を実行したのでしょうか

私が思うに、東京都はこのまま教育を私学に押し付けて、都立高校を廃止しようとしてるのではないか
オバはんは疑っているのですよ。

都は少子化社会を迎えるに当たって、とにかく教育にお金を出したくないんです。都立高校も建物の老朽化が目立ってきまして、どこも建て替えの順番待ちをしているような状態だと言います。
長女が通っていた高校も、建て替え工事の直前には『床が抜けているので、体育館では跳びはねないように
』きつく言われていたそうです。どんな体育館だよ
それほど改修が追いついていないという現実。




とにかく都立高校が都政のお荷物なのは間違いない事実です。
だから出来れば都立高校を徐々に縮小して、行く行くは抹殺したい。これが私が現在疑っている陰謀論の全容です。

そういう東京都の陰謀の裏で、今日も東京在住の貧乏人の親子は罵り合っているのです。
『うちにお金さえあれば私立の単願で楽して高校に行けたのに。
』

『あんたの頭さえよければ高い塾代を払わずに都立高校に行けたのに。
』

人としてホントに良くない

正直個人的には、高校受験なんて『少しの努力』で報われるくらいに設定しとけよっ
て猛烈に思ってます。


今の都立高校は貧乏人が殺到するため、人気校の倍率は2倍を超えます。
つまり半分は泣く泣く私立に行くしかないというデスマッチ

中学生には過酷すぎるよ

金のない貧乏人に言わせると、とにかく昨今の東京の受験とは、経済格差がそのまま学力格差に繋がるので、貧乏の時点でやる気が失せてしまうのです。
これじゃあ、子も親も幸福度がどん底になったとしても仕方がありません。
とにかく夢がねえよっ



泣いても笑っても都立高校一般入試まであと1週間。勉強しないで遊んでいる我が子を見るとぶっ飛ばしたくなる私は、心が汚れているのでしょうか



200万円大事だよ
