東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
2025
皆さま
新年明けまして
おめでとうございます

特に富士山を見ながら育ったわけでもありませんが、富士山を間近に見るとどういうわけか畏敬の念が湧き上がって来るものです。
単純に『何かすごいっ』って思う。
それだけ日本人のDNAには、富士山の偉大な歴史が刷り込まれているのかも知れません。年の瀬に今年1年分のパワーをいただいて参りました
そして2025年の元旦は『グランメゾンパリ』を映画館で観てきました。
年末から私の心はすっかりBigBangと皇帝G-DRAGONにゾッコンで、暇さえあればG-DRAGON様のスネ夫ボイス(私が勝手に命名)に陶酔しておりました。
だけれども、テギョン君は別腹。
俳優としての日本スクリーンデビューを見届けるのは、記念すべき元日と決めていました。(ファーストデーということで料金も安いしね)
それにしてもお正月の東京は、人間の数がいつもの100分の1くらいでめっちゃ空いてて最高ですまじでずっとこれが良い
ほとんどの日本人が地方に帰省したあと、東京に残されたのは様々な国からお越しの外国人の皆さま。私が昨日電車に乗った感じだと乗車率30%、うち8割が外国人という感じでしたね。東南アジアとかの方が多かった気がします。もはや日本にいる気がしません。
時々普通に不安になります。
『私、日本語しか出来ないけど大丈夫かな』
そんな気持ちで観に行った『グランメゾンパリ』。感想を言っても良い
やっぱりね今の時代に、日本語しか出来ねえとか言ってる場合じゃないと痛感しました。
というのも『グランメゾンパリ』の劇中では、様々な言語が飛び交っておりました。
そもそも、テギョン君が日本の映画に出演すると聞いたときから、言語はどうするんだろうという疑問があったのです。
なぜならば、韓国語のネイティブが話す日本語は[ザジズゼゾ]や[タチツテト]が鮮明ではないので、どうしても『可愛い』キャラになってしまいがち。アイドル活動ならまだしも『俳優』をやっている限り、無駄な可愛いさは演技の邪魔になります。
せっかく俳優の時は、めちゃくちゃカッコいいオク・テギョンなのですから(笑)、テギョン君が一番カッコよく見える言語で演技をして欲しいと思っていました。
そしたら今回の映画では、言語に関して言えば【多国籍方式】を採用していました
つまり日本人は日本語でしゃべり、
フランス人はフランス語でしゃべり、
韓国人は韓国語でしゃべる。だけれどもそれぞれ相手が言っていることは細部に至るまで理解している、そういう設定だったと思います。
実際にそういうことが可能なのかどうかは分かりませんが、見ている観客は字幕を読めば良いわけですから、俳優さんが最も演技に集中出来る方法として、このやり方は正解だと思いました。
そもそも漫画やアニメにおいては、承太郎(日本人)とジョセフ・ジョースター(イギリス人)とポルナレフ(フランス人)って何語でコミュニケーション取ってるのという疑問があったとしても、最終的にはそんなことは気にならなくなってしまうわけで(笑)、日本人は劇中に限り、言語という概念がなくなることに対しての抵抗があまりないのだと思います。
本物のバイリンガルであるテギョン君にしてみれば、この設定は『不思議だった』ようで、公開前のインタビューでも少し触れられていましたね(笑)(いや、普通に考えたら十分おかしいよ
)
だがしかし、実際にはどんな分野においても、一歩自国を出たら行った先の言葉を理解しないことには、何も出来ません。
そして今回テギョン君はリック・ユアンとしてグランメゾンパリ唯一の韓国系カナダ人を演じていましたが、実際にも唯一の韓国人俳優でした。
頑張ったよね
日本人クルーに混ざってのパリでの撮影。レッドカーペットイベントではサラリと『貴重な経験をさせていただきました』と述べていましたが、舞台裏は結構大変だったのではないでしょうか
ただ私が思うに、バイリンガルで成功してる人って相当にメンタルが強いはずです。言語が2つ出来るということは2つの文化を柔軟に享受する、それだけの器があるということですから、環境適応能力が半端ないってことだもの。頭の良さに加えて心の強さを兼ね備えたハイブリッドと言えるでしょう。
実に羨ましい限りです
ただね、今回はテギョン君が韓国語をしゃべってくれたおかげで、私も少しは多国籍ワーカーの気分が体験できました。
流石にフランス語については何一つ分かりませんでしたが、韓国語は(特にテギョン君の口から出る韓国語は)何となく聞き取ることが出来たので、勉強の成果が確認出来て良かったです。
最後に、映画にとって【音楽】って本当に重要だと思いました。エンドロールを眺めながら聴く壮大なオーケストラの響き。
あれだけで泣ける
あの瞬間、私にとって『グランメゾンパリ』は『オク・テギョンの挑戦』に変換されていたに違いありません。
ストーリーにはそこまでの仕掛けはなかったものの、一流を目指した時、東洋人がヨーロッパでどういう扱いを受けるのかと言った、割と現実的な問題が取り上げられていたように思います。そして、そのテーマに現実味を持たせたのが、冨永愛ちゃんや俳優オク・テギョンだったのかも知れません。
とにかく良い仕事っぷりでした
我らがオク・テギョン
テギョン君、日本の作品に出てくれて本当にありがとう
ますます大好きになったよ
いつかテギョン君の韓国語が理解出来るその日まで。私は2025年も走り続けたいと思います。
皆さま
本年もどうぞ宜しくお願い致します。