東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
今回、見学で訪れたのはソウルにある延世(ヨンセイ)大学セブランス病院に付属している葬儀場。

延世大学とは、韓国の大学における御三家【SKY】のひとつに挙げられる名門大学だそうです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/SKY_(%E5%A4%A7%E5%AD%A6)
そして韓国では、病院の地下に葬儀場が併設されているのが一般的だと言います。我々の系列会社では、死亡の一報が入り次第、それが夜中であろうが病院までご遺体を引き取りに行かなければならないため、必ず夜勤で寝泊まりしている人がいるそうです。
その労力を考えれば、病院の地下に葬儀場があるというのは非常に合理的と言えるでしょう。
https://blog.canpan.info/dogenkasenaika/archive/5761
それでセブランス病院の葬儀場を見学したわけですが、そのあまりに立派な設備に我々は言葉を失ってしまいました
『なんだコレ』
そしたらよ、なんてことはない。
セブランス病院の葬儀場とは、大統領の父親が亡くなった時に式をあげたというほどの、セレブ御用達の最新施設だったのです。
どおりで遺族控室が、韓ドラで良く見る財閥の会議室みたいだと思ったよ
あれが韓国のデフォルトかと思ってビビったじゃないかっっっ




それで葬儀の流れについては、例のバッキバキ・ウシクオッパ(笑)が一生懸命に説明してくれました。
※分からないという方はこちらをどうぞ
https://ameblo.jp/inside-field-soulfull/entry-12867016670.html
説明のあとに、質疑応答の時間を設けていただきました。韓ドラを見て予習をしてきた私は疑問だらけだった。だがしかし、他の人は全く質問がないようでした。
どうなったかというと、結局私が手を挙げたが最後
ウシクオッパと私と通訳代わりの添乗員さんの3人で、日本の場合はこうで韓国の場合はこうだと、互いの疑問をぶつけて意見交換をした形になりましたね
実に有意義な時間でした。
おかげで私の疑問は全て晴れました。
ウシクオッパ
丁寧な説明をありがとう
こういう流れがあって、そのあとLINE交換をするに至ったのです。ほら、全ては韓ドラとテギョン君のおかげでしょう
寝る間を惜しんで韓ドラを見た甲斐があったと言うもんです
それで韓国において、仏教徒とキリスト教徒というのはだいたい半々くらいらしいのですが、近代だけを見ればキリスト教が急成長を遂げており、田舎に行けば行くほど仏教色が濃く、寺院が多く見られるということでした。
https://bwell.jp/korec/magazine/archives/3231
しかしセブランス病院がキリスト系ということで、ここでの葬儀だけを見れば7割がキリスト式で行われるそうです。
それで埋葬の仕方については、今では9割が火葬だと言います。これについては60代と思われる添乗員のオンニ(お姉様)が驚かれていて、一昔前の感覚だと韓国での埋葬は専ら土葬と考られていたようです。それがもう9割も火葬だなんて、信じられないわという感想でした。
というのも儒教の影響が色濃く残る韓国では、何よりも親を敬うという考え方があるため、死後であっても親を燃やすことに抵抗を感じる人が多かったのだと言います。
それでオンニも十数年前に親を亡くした時には、どうしても火葬にすることが出来ず土葬にしたそうです。
ところが最近は、墓地が国土をひっ迫しているということで、国が火葬を推奨していると言います。それでこれまでに土葬にした人も、数年以内には掘り起こして火葬し直すという動きがあり、それを改葬というのですが、オンニの家でも改葬をする話が出ていて、今一番頭が痛い話題だとこぼしておりました。
掘り起こすって
結構ショッキングな話です。
それで葬儀については、お坊さんを呼んでお教をあげることはないようで、祭壇を組んで遺影を飾って、焼香をあげるか、献花を手向ける程度で済ませる場合が多いと言うことでした。
そして韓国も日本のように、これから十年くらいは葬儀の件数が右肩上がりに増えると予想しているそうです。それに備えて現在絶賛開発中の仁川地区に、新しい葬儀場を建てているところだそうです。
しかしながらやはり韓国でも、一つ一つの葬儀の規模は小さくなる傾向にあり、かつては会社などが千人規模の葬儀を行うこともあったそうですが、最近は専ら家族葬が多いようです。
一つ決定的に日本と違った点がありまして『我々の会社ではやはり売上のことを考えれば、出来るだけ料金の高い葬儀をしてもらいたいわけで、こちらではそういう営業をどういう風にしているのか、またそういうときの心情はどういったものでしょうか』という質問を弊社の営業の方がしたときに『韓国では誰しも親の葬儀は盛大にやりたいと考えているので、こちらが何かを勧めなくても、皆さんだいたい一番高価なものを選ばれますので、そういう苦労はありません。』という返答が返ってきました。
一同『羨ましい〜』
心の声が漏れておりました。
こういうことも、文化の違いですね。
そういうわけで
実は結構真面目にお勉強させていただきました。
知らないことを知るって
本当に面白いです
特に、実際に当事者に会って聞くインタビューは格別に有意義なものです
そういえば、かなりの昔にもインタビューしたことありましたね
2014年にプロバスケットボール選手の田渡修人さんにインタビューをさせていていただきました
貴重なチャンスは、絶対に逃さないのが私の信条ですので、私はいつでも全力です
その後、食事の時に甲府の営業所の方とお話をさせていただいたとき『私、入社してまだ2年も経たない花屋なんです』と自己紹介したところ『めちゃめちゃ質問してるからベテランの営業さんかと思ってました
』と言われました。
ええ。
葬儀屋でもないただの花屋で、もっというと、ただの韓ドラとイケメンが大好きなパートのオバはんです。
でも情熱は誰にも負けません
そしてイケメンと対話するというのが、人生のノルマです(笑)
ウシクオッパ
本当にありがとう
LINEも繋がってるし、たまに連絡するからね