東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
自宅に帰ってきまして、さっそくお土産の贈呈を行いました。今回一番デカい要求をしてきたのが三女。
良く知りませんが、若者の間で人気の韓国ブランドのバッグを買って来いと言われました。
明洞にあるショップを訪れると、まあ若い女の子しかいないことよっ。
本当にSNSの力ってスゴイですね。
我々の全く知らないところで、知っている人だけが知っている商品が存在しているもんです。一体誰が最初に『いいね』って言い始めるんでしょうね。
それでそんな店ですから、オバはんなど入るだけでも気が引けるのですが、こうなったら気合ですとにかく若い女子の群れに突っ込んで行って(笑)、他の商品には目もくれず、指定の品だけを掴み取り、まっしぐらにレジへ向かって、ミッションは無事終了しました。
そうやって買ってきた旬のバッグを三女に渡しましたら、『やっべぇチョーかわいい
興奮して鼻血が出そうだわ
』喜んでいただけたようです
ここで気付いたのよ。
我が家って基本、皆んないつも興奮しがち(笑)(但し女子のみ(笑))
韓国のホテルは相部屋だったのですが、一緒になったお姉さんに『昨日は明洞のおばちゃんとたくさん喋ったら、興奮して全然寝られませんでした』って言ったところ『何か興奮するようなことあったっけ
』と、真顔で返されてしまいました。
もう私の中では、オンマたちと繰り広げた『それはいらないケンチャナヨ』『じゃあこっちはどう
お肌ツルツルになるよ。オマケいっぱいつけるよ。でもシャジャンニム(社長様)にはナイショよ、シーッ
』とかいう、コントのようなやり取りが楽し過ぎまして、その夜本当に眠れなかったんです。翌朝も、何だかソワソワして5時半頃には目が覚めてしまったくらいですから。
アドレナリンの分泌が、治まらなかったんだと思う
それで翌日は、そういうほとんど酔っ払いみたいなテンションで、韓国人青年とLINEを交換してしまうわけですが、、、
なんてお得な人生なんでしょう
酒の力は一滴もいらない。
セルフハイテンション
それで自宅では、お土産を渡しつつ明洞でのやり取りを思い出しながら、オンマのセリフを再現して、三女の手に無理矢理ハンドクリームを塗りたくって遊んでいました(笑)。とにかく明洞オンマごっこが、めっちゃ楽しいんだって
明洞では、通りを歩いているだけで突然オンマに手を取られて、ハンドクリームを塗りたくられます。そのままその手を引っ張って店に連れ込まれ(笑)、「メガネ取って」有無を言わさず目元にパックを貼っ付けられます
。拒否権は皆無
もうね、アトラクションなのよ。
一度ジェットコースターに乗ったら、されるがままで途中で降りることは出来ないでしょうまさにああいう感じ
それで最後に、勝手に撮影されたスナップ写真を買うか買わないかの交渉が始まる、みたいなことです。
だから買わなくたって全然良いんですよ。我々の真の目的はジェットコースターのスリルを楽しむことなんですから
だけれども日本人は律儀だからね(笑)。皆さん、多少は買ってくれるのではないでしょうか
私も何件か回りましたが、結局一番面白かったオンマの店で買いましたからもはや商品の質とかいうよりは、オンマの芸にお金を払っているようなもんです。
これもいつか実演販売と称して、韓国の無形文化財の一つに数えられる日が来るのかも知れませんよ
そういうわけで、オンマたちの情熱に引っ張られて、韓国にいる間、私のテンションは終始高かった気がします。
それでもまだ私などは、実に大人しいものでしたよ。
なぜならば、韓国人と中国人はとにかく声がデカイ。そして中国人は国土もデカけりゃ態度もデカイという印象でした
明洞でも『地べたに座り込んで食い散らかしているのは、だいたい中国の方ですね』そうガイドさんが仰っていました。
それでそのテンションのまま、今朝仕事場に行って『アニョハセヨ〜』って入って行きましたら、ジャイアンに『浮かれてんじゃねえぞっ
』予想通りのツッコミをいただきました
なんですかね
外国帰りの人って、だいたい浮かれてますよね(笑)
やっぱりさ〜
私みたいな人は日本にいると、どうにか周りに馴染んで生きようとして、テンションを常に30%くらいに絞って生活することになるんですよ。
でもやっぱり、たまには開放したくなるじゃない
『外国人』って治外法権的な考え方から、浮かれることを許されているイメージがありますよね。そういうわけで、海外旅行の本当の醍醐味というのは『外国人』になることなのかも知れない、と思いました。
ちゃんとした自分から解放される。
それを叶えるには海外旅行がうってつけなんですね。
しばらくは今のハイテンションが心地良くて、そう簡単には日本人モードに戻れそうにありません
今日はどこに行っても言われましたね。
『ずいぶん楽しかったみたいだね』
って(笑)
はい
相当楽しかったです
オバはんがツヤっツヤなのは、韓国で買った美容液のせいだけではないと思うよ〜
