東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
昨夜は地元で花火大会が行われました。
私が仕事を終えて駅についたときには、駅から花火大会の会場へと向かうシャトルバス乗り場に、すでに長蛇の列が出来ていました。
暑いのにようやるわ〜
遊び心の失せたオバはんにしてみれば、クソ暑い中わざわざ混んでるところへ出掛けていくなんて、お金もらってもやりたくないわ〜と思ってしまうわけです、、、。
何より、うちのマンションは近隣でも一番高い丘の上に建っており、そこの角部屋である我が家の子供部屋の窓からは、花火を真正面に見ることが出来るのですよ。
特等席
しかも遮る建物が何もない大パノラマなので、うまくいけば何箇所もの花火大会を同時に見ることが出来るのです。
昨日はもう一個、ちょっと遠いところの花火も見れました。
それなのに、若さあふれる次女と三女は友だちと会場に行って見るんだと息巻いて、かなり早い時間に出掛けて行きましたね。実にご苦労なことです。
長女は昨日も大学で授業があり、しかもウザい英語の(笑)スピーチのテストがあったそうで『岸田総理についてあなたの意見を述べなさい』という『日本語でも特に言うことないわっっっ』っていう完全に興味外の無理難題をこなしつつ、6時頃に帰ってきました。
そういうわけですから『ようやく帰ってきたってのに花火大会なんてムリムリ』私と2人でクーラーの効いた自宅の窓越しに、花火を鑑賞することになりました。
それで、別の場所でも花火が上がっていることを確認した我々は、もう一個の花火大会がどこで行われているのかを検索しようとしました。
すると新潟の長岡花火大会も今行われているようだ、ということが分かったのです。
長女が『長岡の花火大会は規模がすごいと聞いたことがあって、いつか行ってみたいと思っているんだよね〜配信してないのかな』そう言って探してみたところ、今って花火大会をリアルタイムで配信してるんですね〜
しかも肉眼で見るみたいに、かなりキレイな映像で見ることが出来るんです。
『めっちゃ良いじゃんこれ。
全然これで良いよ。』
そういう流れから我が家では、なぜか地元の花火大会の日に地元の花火を見ながら、長岡の花火大会も同時に鑑賞するという不思議なイベントが開催されました。
これがよ、思いのほかめっちゃ面白かったんです
まずね、通常花火大会の会場ではほとんど聞き取ることが出来ない、スポンサーのアナウンスを、配信ではつぶさに聞くことが出来ます。
それでこれがローカル企業だらけでめっちゃ面白いのキャッチコピーも素人が適当に考えたと思われるやつを、無感情の女性アナウンサーが、冷静に読み上げてくれて、そのギャップがめちゃくちゃシュールなんだよね
それに加えてアナウンサーなのかな男性の解説者が、花火一個一個に対して解説をしてくれるのですが、これがあたかもオリンピックの体操競技を解説してるみたいな口調で、ホントにもうシュール過ぎて最高なんです。
『これは面白い入り方ですね』
『ここは一斉にタイミングを合わせてきたか』
『これは緑と黄色のコンビネーションでしょうか』
などなど、決して感情を込めすぎず、さして言うことがないであろう場面でも、無理矢理適当なことを言おうと頑張っているのが伝わってきて(笑)めっちゃおもろいのよ
マジで下手なお笑い番組より全然面白くて、配信を見ながら夕ご飯を食べていたのですが、リアルに吹きそうになったくらいです。
花火大会ってこんなに面白かったんだビビりましたね(笑)。
もちろん真面目な解説もしてくれて『これはバリウムですかね』材料についても言及しており『花火にバリウムが使われてるのかっっっ』知的好奇心も満たしてくれたりして、純粋に驚きました。
https://global.canon/ja/technology/kids/mystery/m_04_11.html
今まで花火大会って、恋人たちがイチャつきながら、鼻緒が痛えのを我慢して、とにかくお好み焼きを食って帰ってくる、というだけのイベントだと思っていました。(偏見がひどくない)
でもね、今年は長岡花火大会の配信を見て認識が変わりましたよ。花火大会ってすげえ面白い
そして何より、この花火大会を開催するにあたって、多くの地元民が長い間一生懸命に準備してきたのが良く分かったし、何より地元を愛している人がたくさんいるんだなあ〜ということがひしひしと伝わってきました。
こういうイベントがあれば、地元を離れた人でもこの日だけは帰ってこようと思うだろうし、いつかこの花火大会に関わる人になれるよう、勉学に励もうというモチベーションにもなると思うし、協賛できるような会社を立ち上げたいという野心も生まれるのだと思います。
いつか長岡の花火大会で、自分の会社の名前が読み上げられて、でっかい花火が夜空を彩る光景が見てみたい
そう思っている若者が、たくさんいるような気がしました。
活気がある街って良いですよね。
特に若い人が積極的に関わっているんだろうな、っていう雰囲気が見て取れると実に頼もしいです。
嬉しすぎて、長岡花火大会視聴者プレゼントにも申し込んでしまいました
https://www.nct9.co.jp/comch/present/
これからは人口の減少で、消滅が危ぶまれる都市も多々あることでしょう。是非こういう取り組みを見習って、活気あるまちづくりをしていけると良いですよね。
何より、若い人が生き生きしてる街は元気なんだと思います