東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
私が今やっているお仕事。
めっちゃ分かりやすく説明してくれている人を見つけました
https://youtu.be/80KNucValt4?si=nFs_kfstiDqNvIRi
めちゃウケる







ホント
まさにこの通りです


我々はこれの花屋の部分を毎日やってます。出棺した瞬間に礼服をぶわー脱いで、残った菊の残骸を猛烈にむしってます

葬儀屋さんの他のお仕事についても、それぞれ担当の人がやっているのを目にしているわけなので、分かり味が深すぎますね〜。
しかも、お葬式って地域性が色濃く現れる行事だと思っていて、これはまさに東京式なんですね。さらに言うと、芸人さんっていまだに中野界隈に住んでいることが多くて、中野でバイトしている芸人さんってホントに多いと聞きます。
実は私も現在、中野にある式場の葬儀を担当することがあって、松陰寺さんの話を聞いていたら、下手したら同じ会社だったかもしれないくらいのシンクロ率でした



同じ
同じ


めっちゃそれな〜







それでね、お葬式って本当にドラマがあるんですよ。ご遺族にとっては悲しみに暮れる中で行われる一大行事なのですが、珍事が起こるのは日常茶飯事のこと。ハプニング好きの人にはたまらない職業なのかも知れません。
あとね、人間の本性が露呈される場でもありますので、人間観察が趣味という変わった人には、刺激的な毎日となること間違いなしです。
動画の中でお話しされていた、ご遺体が棺に入らない話など「あるある順位」で言ったらかなり上位にランクインするでしょう。
ここでは【長さ】のお話しをされていましたが、【幅】が問題となる場合もあるのです。
ある時、大変恰幅の良いご遺体の横に、これから入る予定の棺が並べておいてあった。そこをベテランの葬儀担当さんが通り掛かって「あれぇ
これ、棺のサイズ間違ってない
」と言い出しました。



その場でポケットからメジャーを取り出し、小包宜しくご遺体の縦✕横✕高さを測ったところ「これ、入らねえぞ
」と言ったのです。

その場にいた誰もが凍りついた瞬間よ。
そんなことある



経験の浅い営業マンだと、見立てを誤ってサイズの合わない棺を売ってしまうことがあるそうです。
その日はもうお通夜の時間が迫っており、今から棺の変更をするのは無理だということになりました。
あとから聞いた話だと、死後硬直が解けていたので、ご遺族が見つめる中、素知らぬ顔をしながら、故人さんに肩をすぼめてもらって何とかギュウギュウに詰め込んだそうです。
担当者は生きた心地がしなかったことでしょう。


また体重が100キロを超えるような方が亡くなった場合、「運ぶ」作業にてガチで怪我人が出ることもあります。
ちょっと前に、手首にサポーターを巻いている葬儀屋のおじさんがいたので「休日にゴルフでもやって痛めたんですか
」などと軽い気持ちで聞いたら「この前130キロの故人さんを4人で運んだら、重すぎて骨が粉砕骨折した
」と言われました。



やはり、どんなに重くても故人さんを地面に落とすわけには行かないので、骨がミシミシしているのを知りながら根性で運んだそうです。
切ねえ



故人さんと生きてる人間の骨、どっちを守るべきだろうか、、、

あと、階段から落ちて亡くなった方の話をされていましたが、皆さん良く覚えておいて下さい。
私が今まで2年弱やって来た中で、30代の方のお葬式を3例ほど経験しましたが、唯一病死じゃなかった方は「泥酔して階段から転落」というのが原因でした。
泥酔しての事故死。
実はこれ、結構少なくないそうです。
若い人だと病気よりも泥酔の方が、死に近い印象があります。
もしかしたらご本人は死んだことに気付いていないのかも知れません。反省する余地もなくこの世を去ることになるでしょう。
丸坊主に刈られたご遺体の頭部には、ザックリと割れた跡があり、お医者さんが閉じたであろう縫い目がはっきりと見て取れました。

皆さん、忘れないで下さい。
こういう風に、色々な方の葬儀に参列すると、本当に色んな思いが生まれてきます。
お葬式を見ればほんの少しですが、その人の人生を垣間見ることができます。
他人の死を見て、己の人生を考える。
学校では教わらなかったことばかりです。でも、学ぶことはとても多いと感じています。
葬儀のお仕事とは、そんなお仕事です。