東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは侍ままんです。
先日は我が家の三女の誕生日
でした。3人姉妹の末っ子に生まれし三女。
祖父母とは遠く離れた地に暮らす、核家族の末っ子。
GWの初日に生まれてくれたために、旦那様が会社を休んでいる連休中に産院を退院することが出来ました。
なんてっっっ親孝行
私が入院している間、上の子たちをどうしたら良いんだっっっそれだけが気掛かりだった三女の出産。
パターンA、パターンB、色々作戦を練って準備をしましたが、最終的に我々家族の窮地を救ったのは、他ならぬ三女本人でした。めちゃくちゃ日を選んでこの世に生まれ落ちるという、ウルトラCを披露してくれたよね。
だからGWが来るたびに思い出す。
君はGWの初日に生まれた子だったね
あれから15年。
究極の家族思いだった三女は、家族の誰も手を付けられない【お馬鹿キャラ】に成長しましたとさ(笑)。
お前どうしたっっっ
痛感するのは【育ち方】で、人って変わるんだってことよ。
東京に来たとき、長女は中3、次女は小5でした。きっと人格形成の基礎は出来上がっていたんだと思います。
今でもこちらのお二人は、年齢のわりには落ち着いている方だと思います。
当時小2だった三女。
あんなに聡明で真面目だった彼女はいま、家族で唯一フワちゃんさながら(笑)、ヤッピーうれピー
おっぱっぴー
な女に変貌を遂げました。
人格形成期に、東京で育った女。
頭の中は万年お花畑です。
環境が与える影響ってスゴイですね。
旦那様んとこのお義母さんなど、会うたびにビックリしてますから。
『三女ちゃん真冬なのに肩なんか出してっっっ風邪ひきますよっっっ
』
そういうわけで三女の誕生日は、毎年必ず休日です。今年は進級祝と誕生日プレゼントを併せた名目で、春休みにNIKEの高っけえスニーカーを買わされたので
プレゼントは購入済み
プレゼントを買いに行く楽しみを失った三女は『みんなで美味しいものを食べに行こう』と言い出しました。
だがしかし。
三女は家族で唯一の食物アレルギー持ちなので(乳製品・卵・落花生)、外で美味しいものを食べると言ったって寿司かうどんくらいしか食べられるものはないんです。
それゆえ我が家は、お祝いと言ったら必ず寿司屋。実は4月の頭に長女の入学祝とその他の進級祝ということで、寿司屋には行ったばかりだったのです。
とにかく店を選ぶのが面倒なので、三女のお祝いごとのときには、私が家でローストビーフとか【ちょっと良いもの】を作って食べるというのが我が家の慣例でした。
それを外で何か食べるって
言うは易し
現実には結構面倒なのよ〜
それで家族に意見を募ったところ、焼き肉かしゃぶしゃぶはどうだろうという意見が出ました。
良いんだけどね、焼き肉って実は結構【乳成分】が含まれてるってご存知ですか???
『ただ肉焼いて食ってるだけやんっっっ』って思うでしょう
ところがよ、焼肉屋さんのお肉って柔らかくするためなのか何なのか、詳しいことは良く分からないんですけど『加工肉』が多いんですよ。そこに添加物として乳成分が含まれてることがあるんです。
それをいちいち確認しなくちゃならないし、店自体が良く分かっていない場合もあるので、焼き肉って意外とリスキー。
しゃぶしゃぶも良いんだけど、しゃぶしゃぶなら良い肉買って家で食べた方が絶対安上がりだと思う〜〜。
このように食物アレルギーがいると、結局は自分で作って食べる、ってのが一番楽なんですよね。使ってる材料はもちろん全部把握してるわけですから。人に頼むといちいちの確認が面倒過ぎるんです。
そんなとき、次女が最近『ハンバーガー屋にはビーフもポークもチキンもフィッシュもあります。なんでだと思う答えは、宗教によって食べられる肉が違うからです
』という話をしていたのを思い出しました。
それで、東京だったらそういう多様性に考慮したヴィーガンのレストランがあるんじゃないかと思ったの。
今まで気付かなかったけど、、、
調べた結果、出てきたのがココ
今まで和食か中華しか食べたことがない三女にとって、ここには夢のようなビジュアルが広がっていたのです
写真を見た瞬間、三女は
『ここが良いです』
秒で決定しました。
結論からいうと、このお店サイコーでした。
まず池袋にあるにもかかわらず、店内がめっちゃ広いんです。駅からちょっと離れるのですが、トイレに行くのもままならないような激狭の居酒屋なんかに比べたら、広いってだけですごくリラックスできました〜
そして印象的だったのが、お客さんの半分以上が外国人だったことです。うちの場合は体質ですが、欧米には主義でヴィーガンの方がいらっしゃるんですよね。
日本にはヴィーガンのお店ってそうそうありませんから、一生懸命に調べて来てるんだと思いました。
それで生まれて初めてヴィーガン料理を食べた感想ですが、驚いたことがあるんです。それは満腹に食べても気持ち悪くならないってこと。
私、おそらく体質的に胃腸が弱いんですよ。おまけに数年前に検査した結果では、肝機能も良くない。
そういうわけでとにかく小さい頃から食事をするのが嫌いでした。『食べたくないなら食べなくて良い』とかいう言葉は、私にとっては懲罰ではなく、小躍りするほどに嬉しい言葉だったくらいなのです。
それで今でも食事をしているとね〜、途中でイライラしてくるんです(笑)。たぶんね消化が追いつかないのよ。体が食べ物を拒否してるの。
だけれども今は大人ですから、食べる意味とかを考えたときに、どんなに嫌でも一応食べた方が良いだろうと思って、理屈として頑張って食べているような感じです。
それが、ヴィーガン料理の場合は半分食べた頃にやってくるであろうイライラが、全く起こりませんでした。
最後まできれいに平らげても『も〜食えねえ』って風にはならなかったよね。
量は十分にあったし、何より見た目が美味しそうだったので、皆んなで完食できるか心配なほどにたくさん注文したのです。
それなのにデザートまですべて食べ切っても『食いすぎて気持ち悪い〜』って感覚はありませんでした。
実に清々しい満腹感
不思議
今までは、満腹になったら気持ち悪くなるってことに対して、何の疑問も持ちませんでした。そういうもんだろうとさえ思っていました。だけれども、世の中にはたらふく食べても気持ち悪くならない食べ物があったんです。
だったらやっぱり、食べて気持ち悪くなる食べ物っておかしくね
基本的にうちの子たち、しょっちゅう食後にお腹を壊していたのですが、それもなかったと言います。
これってもしかして動物性食品の食べ過ぎだったんじゃないの我々の祖先は生粋の草食動物だったのではないかしら
もしも同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃれば、一度ヴィーガンレストランに行ってみることをオススメします。食事には味以外にも大事なことがある気がしました。ただこちらは、味もとっても美味しかったですよ
こういう風に、三女と生きているといつも色んな発見があるのです。
三女さん今となってはちょっとパリピな君だけど(笑)いつも家族を新しい世界に導いてくれてありがとう。
これからも美味しいものを食べながら、人生を謳歌しておくれ
お誕生日おめでとう
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240501/17/inside-field-soulfull/f8/2f/j/o0900027715432970859.jpg?caw=800)