東京の端っこ在住。
20才のフリーター長女を筆頭に、高2、中2(2023年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???
お暇なときにちらりと覗き見下さいませ。
こんにちは侍ままんです。
先日我が家の次女が人生初の整形手術、埋没二重整形をしました。
https://ameblo.jp/inside-field-soulfull/entry-12841377970.html
https://ameblo.jp/inside-field-soulfull/entry-12846231686.html
今日で5日目。
当日は術後すぐからとにかく麻酔にやられて、1日中『気持ち悪い〜』と寝たきりで過ごしていました。おまけに麻酔が切れてきたら目が痛え〜と唸るばかり。
うん、まあ予想はしてたけど
はたから見て、結構悲惨な感じでしたね(見た目含めて)
だがしかし、次女だってそれくらいは覚悟していたはずです。数あるYouTube動画を見て整形についての予習をし、そのメリットとデメリットを考慮した上で自分もやると決意をしたのです。
それでもクラムボンは言ったよ。
『これからはどんなに不細工でも、自分の顔を好きになろうと思う。』ってね。
深いね〜。
あんなに日々『お母さんが不細工だから私はこんなに苦しんでいるんだ』
母親である私を散々に罵倒しながら(笑)、整形美人になる日を夢見ていたのに、埋没二重手術を済ませたところで『やっぱり鼻整形とかアゴ削るとか、私には絶対に無理です』と敗北宣言をしていました。
私に言わせれば『だろ』ってくらいなもんです。
私は今まで45年の人生の中で、3回の出産を経験し、健康診断でもバリウム飲んだり、マンモグラフィーやったり、胃カメラ飲んだり、MRIまで撮ったし、同年代の人と比べても様々な医療行為を経験してきました。
それはやっぱり性格上、心配して鬱々とするくらいなら白黒はっきりさせたいという思いが強かったのと、持ち前の冒険心から『1回くらいやってみても良いかな??』という思いがあったからです。
それで色々やった結果私が得た教訓は『やらんで良いことはやらんで良い』これに尽きます。
『やらなくても良いけどやっといてもいいと思うよ』医者がこういう言い方をした時は絶対にやらない、と今は強く心に決めています。
医療行為といえども、結局はどれもが自然に抗う行為です。体に負担がないわけがない。
それでも生命に影響がある病気が疑われる時には、やらざるを得ない時もあるでしょう。だけどそうじゃないなら余計なことはやらない、それが今の私の揺るぎない信念です。
ですから整形手術なんてのは、私にとってはやらんで良いことの第1位と言えるほどに必要を感じないことなのよ。
顔なんか良くなくたって
死ぬわけじゃない
相当真面目にそう思っています。
そして何より、直さなきゃいけない顔じゃねえし、私。
娘たちが何をもって私の遺伝子にケチを付けているのか、全く意味不明なくらい(笑)別に『普通』です。
明らかに石原さとみではないし、銀座の街で働ける顔ではないけれど、働く予定もありません。
生きて行くには何の支障もない
そんなことよりも、朝起きられないとか、新しいことが覚えられないとか、駅の階段が上れないとか、そっちをどうにかしたいよね
どんなに美しい入れ物でも
中身が腐ったら元も子もない
わっかるっかな〜
だけれども中身が腐る恐怖のない若者に、いくらそんなことを言っても、心に響かないということは良く分かっています。
そこで私が得た結論は
【やりたいことは全部やっちゃえよ】
もう人生はこれが全てです。
やってないことについて色々考えたところで時間のムダです。
桃太郎が鬼ヶ島に行くことを止めた人がいたでしょうか。
行きたいなら行けよ。
おばあさんに出来ることといえば、旅のお供にきび団子を持たせてやることくらいです。
それでとりあえず鬼ヶ島に行って帰ってきた桃太郎は『もうこれ以上は良いかな』そう言いました。
顔が良いか悪いかという問題は
自分が納得するかどうか、それだけの話だったことに気付いたのでしょう。
次女曰く。
整形によって得られた一番の効能とは、施術によって『顔が良くなった』ということよりも、あれに耐えられたのだから他のことも頑張れるはずだ、そういう自信が付いたことだと言います。
ここまでやったのに
人生駄目にしてたまるか
そういう決意を得るためにやるのかもしれない、そう思ったそうです。
これは実は子育ての感覚にも似ている気がします。
我々だってしない選択がある中、子を産み育てることを選びました。それによって失った時間もあるし、叶わなかった夢もあるかもしれません。
でもそれをやったからこそ、これから起こるであろう大体のことには耐えられそうな気がするのです。
そして失ったものがあるからこそ、これから挽回してやるぞというエネルギーが生まれている気もします。
つまり人生とは
【どの道を通ってもどうにかなるさ】
びっくりするほどふざけた結論に見えますけれども、、、
要するに、整形してもしなくてもどっちでも良いんですよ。するなとは言いません。しろとも言いません。
自分がやりたいようにやったら良いさ
やれば何かしら思うことがありますので、それを経験値として更にまた考えて前に進んで行ったら良いんですよ。
その代わり
【自分のことは自分で決めろ】
これが我が家の唯一の家訓です。
なぜならば面倒臭いじゃん、人のこと考えるのって。勝手にやってよ。
次女の目はだいぶ腫れが引いてきましたが、まだまだ顔面パンチを食らったみたいな、ヘビーメタルみたいな色をしています。あるいは今ならお化け屋敷で働けそうです。
それでもこの陽気ですので。
大阪のおばちゃんメイクだと思えば良いや、と言って昨日から外出し始めたようです。
次女の挑戦が、整形をしようかお悩みの方の参考になれば幸いです。
痛みを知っている人にしか
分からないことがある
そういうことかもしれないですね。
以上
二重埋没手術の経過報告でした。