東京の端っこ在住。
20才のフリーター長女を筆頭に、高2、中2(2023年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???
お暇なときにちらりと覗き見下さいませ。
こんにちは侍ままんです。
元日に、東京に来て以来初めて明治神宮へ初詣に行ってきました。
数年前に一度だけ、大晦日だったか元日だったかに家族で明治神宮へ行ってみたことがあるのですが、想像を絶する人の多さを目の当たりにして『東京怖っ
』逃げ帰ってきた覚えがあります。

それ以来、明治神宮とはお正月に近付いてはいけない『禁忌の場所』というイメージが私の中に染み付いておりました。
ところが今年は次女が『元旦にオープンからバイトをやらされて悔しいから、バイトが終わったら一緒に初詣に行こう。
』という提案をしてきました。

どうして元旦にシフトに入れられた悔しさを、私が一緒になって晴らさないといけないのかが分からないうえに、その方法が初詣である理由も全く分からなかったのですが
(笑)暇だったので行ってみることにしました。




これね実は、我々がこの数年で東京での生活に物凄く順応したことを示すエピソードでもあるのです。
というのも、東京に来たばかりの頃。
とにかく1日外出したら翌日は疲労で寝込んでいたのよ、マジで。

なぜならば、東京ってとにかくめちゃくちゃ歩くんです。地形的に坂道が多いうえに駅といえば階段だらけ。
さらにはただ歩くだけでも疲れるのに、無秩序に歩く大量の人々の波を避けながら歩かなくちゃぁいけません。おまけに土地勘がないのでどこへ行っても地図に首っ引きで、目は疲れるわ脳は痺れるわで吐き気がしてくるほどでした。

よって土曜に出掛けたら日曜は廃人
というのがしばらくパターン化していたのです。

そんなだもの、1日のうちであっち行ってこっち行ってというハシゴ的なことなど到底考えられないことでした。
それがよ。
6年経った2024年の元旦には、早朝から働いたのち午後から激混みの明治神宮で初詣をして、そのあと新大久保にてサムギョプサルを食べて帰宅する、そこまでの進化を遂げたわけです。その順応性の凄まじさたるやご理解頂けるかと思います。
それで次女は翌日またオープンから出勤でしたからね。頑張れ勤労少女
(ちなみに私は元日2日共にのんびりお休みでした
)



これを順応と呼ぶのか、はたまたかつてはストレスに感じて排除していたことに盲目になって、寿命を縮めることになっているのか真相は分かりませんが、東京で生きるとは、結局そういうことなんだと思います。

それでね、とにかく人生で初めてかの有名な明治神宮に行ってきたわけよ。
まあ
スゴい人だったよ。


元日とは言え、午後3時頃だったにも関わらず幅30メートルはあろうかという参道(?)にびっしり人が詰まった状態で、100メートルを超えるような渋滞が発生しておりました。(もちろん年越しを挟む時間帯には、人の数は数十倍に及んだはずです
)

警察官の皆様も大型護送車数台分ほど動員されていて、もはや初詣とは有り難い行事なのか迷惑な行事なのか、、、解釈に苦しむところです。

それで30分ほどの渋滞を耐えた後に、いよいよ参拝の順番が回ってくるわけですが、とにかく大勢の参拝客を一気にさばくため、賽銭箱的なスペースは『フットサルコート1面分』くらいありました。
衝い立ての『向こう側』に白いシートが敷いてあってそこが賽銭箱ということになっており、そこに向かってお賽銭を全力でぶん投げるのですが、肝心の本堂はそのフットサルコートのさらに奥にあるわけで、もはや何に向かってどういう意味でお金を投げているのかすら良くわからない状況でしたね。

だがしかし、結局のところ信仰とは【自己満足
】ですから。

自分が満足すれば結果オーライということですよ。
つまりは正月に明治神宮の人混みに耐えることが出来たのだから、オレはこの1年大抵のことは耐えられるはずだ





そういう自信を付けに来るのが、東京の初詣だと思っておくことにしましょう。(どうせならもっと別のことに時間と体力を使えよ、という気がしなくもないですが、、、
)

皆さまお務めお疲れ様でした。
その後次女が『せっかくだから新年の決意を絵馬にしたためる
』と言い出し、今度は物販コーナー(?)に並ぶことになったのですが、このときに地震速報が来ました。震度7とありましたが、このときはまだ誰も事の真相を知りませんでしたね。


それで絵馬を書いて飾ったのですが、ここで気付いた現代絵馬事情。

書いているときから聞こえてくるのは『やっべぇ漢字分かんねえわ〜
』の声。


それで周りを見渡すと大体の人がスマホを机の上に置いて、画面を見ながら字を書いていました。
うちの子も例外ではない。
「令和」が書けずに「命和」になっていました。

ぶら下がっている絵馬を見ても、願い事の内容から推測して若い人ほど漢字の間違いが多い。必ず一個は間違えてるくらいの頻度よ、マジで。
『国家試験に合格しますように』という彼も合格の『合』の横棒が足りませんでした。
大丈夫かっっっ
国家試験っっっ




ホントに今の人って漢字を書かないんですね。学生もタイピングがメインなのでしょうか。
我々の感覚ですと、絵馬なんか1年の始まりに自分の決意を書き記すわけですから、絶対にミスがあってはならないと、それこそ死ぬ気で挑んだものですよ。
今はそうじゃあないのね。
人生はいくらでもやり直せば良いじゃないですか〜
チョチョっとDeleteしてパパっと直せば全っ然オッケーすよね〜





絵馬ぐらい全集中で書けやっっっ





ってのはもう古いのね、、、

もう一つ気付いたのが、自分の願いというよりは「推しの応援」がめっちゃ多いってこと。(活動休止中の)◯◯くんが復帰できますように
、◯◯ちゃん
チュッチュッ愛してる
、などなど。



絵馬ってこんなんで良いの







皆さん、絵馬も多様性の時代です。

私も『テギョン君
チュッチュッ愛してる
』って書いてやろうかと思いましたが、、、ちょっと違うんだよねえ。




神様も「だから何だよっ
」って思ってるに違いない。



もちろん外国語もいっぱいあったし、人の願いというものも時代とともに大きく変化しているようです。
個人的に一番ウケたのが
【そろそろ結婚したい
】

以上。
う〜ん、どうだろうねえ(笑)

色々言いたいことはあるけれども、とりあえずガンバ





皆さまの今年の抱負は何でしょうか

私の抱負は
【やりたいことは全部やる
】

このあたりかな



最近ねラジオ体操の歌が心にしみるんです。今年のテーマソングにいかがでしょうか

以上、元旦の報告でした。
今年も宜しくお願い致します


