東京の端っこ在住。
20才のフリーター長女を筆頭に、高2、中2(2023年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???
お暇なときにちらりと覗き見下さいませ。
こんにちは侍ままんです。
現在、池袋のハンバーガーショップでアルバイトをしている我が家の高校生次女。
近ごろは帰宅するなり、職場への不満が止まりません。
『なんで世の中にはあんなに仕事ができない人がいるのっっっ』
仕事の優先順位を考えないとか、何回言っても覚えないとか、そんなんばかりですがね、、、
年齢的には、高校生である自分が一番年下で未熟な存在であるはずなのに、自分以上に仕事ができない人が多すぎると憤慨しております。(困ったことに問題なのは日本人らしいよ
ネパール人とかベトナム人はめっちゃ仕事できるって言ってるもの、、、
)
『店長が変な人ばかりを好き好んで入れているとしか思えない』
と言いますが、そんなわけはないじゃんこの深刻な人手不足のご時世に、アルバイトを選り好んでいる余裕なんてあるはずもなく、来るものを拒まず採用した結果がそれなんだって。
要するに、社会というのは『出来る人ばかりじゃない』っていう、それだけの話よ。
小中学校のクラスを思い出せば分かるじゃない
その中で野心があって『もっと上に行ってやる』っていう強い意志がある人たちが、受験やオーディションなどの【選抜】を経て【厳選されたグループ】に属するようになっていくわけさ。
でもね、うちの子どもたちはなぜかこの【選抜】ってのが嫌いでして、自分から上っていこうとしないんですね。
私から見ても決して出来ない子たちじゃないし、何なら出来る子になるように育てたつもり。やる気さえあればどこへでも行けそうな気もするんだけど、どういうわけか行こうとしないんだよね。
さながら、なかなか海に飛び込まない臆病なペンギンたち。
ファーストペンギンをリスペクトする私としては『はよ行けやっっっ』後ろから蹴り飛ばしたくなるんだよね。
彼女たちに言わせると「良いよ別に闘わなくて私は一般で十分。」ってことなのですが、前述の通り【一般】に属することが楽と思うなかれ。
【一般】にはあらゆる人がいるわけさ。その中に紛れて生きて行く。それは、彼女たちが思うほど【楽】な選択ではないと、私は思う。
子育て経験のある人ならば大いに賛同してもらえると思うのですが、出来ない人に足を引っ張られながら生きるのって本当に大変なのよ。
弱き者を支えながら生きる、というのは実に美しき表現ですが、戦場においては「オレに構わず、お前だけでも先に行けっっっ」ってのが絶対に合理的なわけです。
だから人生においても、面倒な人たちに煩わされることなく自分の道を先に進みたいと思うのであれば【棲み分け】という考え方が、普通にあって良いと思うのです。それは差別ではなく『選択』と言えるでしょう。
みんな違ってみんな良い
とは言いますが、違う人が同じ場所にいることで生じる不都合ってのもあるわけで、何も皆んなで足並みを揃える必要はないと思います。
一段高みにあがって上から引っ張り上げる、そういう助け方もあるでしょう。
分かれることで得られるメリットもあるということです。
底辺でうごめいているよりも、上の段にあがったほうが絶対に楽なんだって。
上に行きたいと思うことは全然悪いことではないし、卑しい考えでもないし、下を見下しているわけでもない。
どこで生きたいかを選んでいる行為に過ぎません。
大人から見たら、行けるものなら上に行ったほうが絶対に良いと思うんだけどね。
そういうことが分かる日が、娘たちに来るのか来ないのか。
【抜きん出た人になりたい】
アイドルとかスポーツ選手だってそうじゃない
至極尊敬に値する欲望だと思うのですが、そう思わない人もいるってことなんですね。思わないものを「思え」と言っても仕方がないわけですから、娘たちにも強く言うつもりはありません。
ただ、少なくともやりたいことをやるためには、それ相応の収入がないといけないわけで、将来自分が楽しく生きていけるだけの収入を得られるよう、今のうちから良く考えたほうが良いよ、とは言っています。
今のうちに社会構造を見て、世の中にはどういうポジションがあるのかを知っておくことは良い経験ですので、しばらくはバイト先で苦労してみたら良いんじゃないかしら
先に職場で問題児の扱いに苦戦している長女に言わせれば『何で出来ないんだ』なんてのは不毛な嘆きだと言います。
考えたところで出来ないものはどこまで行っても出来ないのだから『どうやったら出来るのか。』それだけを考えろ。
出来ないやつを切るのは簡単だが、それでは人員が一人減ってしまう。出来ないやつをいかに有効に動かすのか、それを考えるのが我々の使命である
とにかくそれをやらないと、自分たちが苦労するだけなんだよ〜
彼女たちの真夜中の作戦会議は、意外と真面目だったりするのです。
ご苦労さまです
現実社会はなかなかに厳しいみたい(笑)いいよね。若いうちの苦労は買ってでもしたほうが良いんだから。
それでいつか、必要を感じたときに
青年たちが
大志を抱いてくれたら
それでいいと思う。
それがいつになるのか、、、
それが問題だ。



※めっちゃ余談ですが、、、
韓国語で『ファイティン』とは頑張れ!!の意味。主に友だちなどの親しい間柄で交わされる言葉。上司など目上の人に使う場合には『ファイティンハセヨ』が適切です。
上司に使うの???
それってマジっすか!??
みたいな感じでなんちゃって敬語なんじゃあないの???
本当に正しい使い方なの???
信じて大丈夫???
マジっすか
現場からは以上です(笑)