東京の端っこ在住。
20才のフリーター長女を筆頭に、高2、中2(2023年現在)3人の娘を育てるアラフォー女子。
娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???
お暇なときにちらりと覗き見下さいませ。
こんにちは侍ままんです。
以前、我が家の次女(高2)がハンバーガーショップでアルバイトをしている話をしました。その続編です。
そう。
副店長は陽気なネパール人のホンさん(仮)でした。
実は彼、もの凄いやり手だったらしく、業績の悪い(?)埼玉の店舗を建て直すべく、池袋の店舗から異動になったというのです。
二つ返事で次女さんを採用してくれたホンさん。ぶっつけ本番のスパルタ方式で、仕事を無理クリ教えてくれたホンさん。LINEのプロフィールのひと言メッセージには「クラブ行こうよ♪」と記してある、とにかくパリピなネパール人ホンさん。
我が家に強烈な印象を残して、あっけなくいなくなってしまったように思われました。
ところがある日
「ホンさんの店舗に、あまりに人がいないっていうから、私ヘルプで行くことにした。」と次女が言い出しました。
聞けば移動時間は片道1時間。
移動中に時給が稼げるやんけ
東京大好き二度と田舎には戻らないと断言するほど、すっかり都会っ子と化した次女が、ワザワザ埼玉へ下っていく理由が、正直良く分かりませんでした。
だけどね、気付いちゃったのよ私しゃあ。
埼玉のヘルプから帰ってきた次女が、なんて言ったか分かりますか???
開口一番。
「ホンさん、マジで良い人。
ホンさんと結婚したいわ〜」
恋しとるがねっっっっっ
初恋はネパール人かよっっっ
(年は29才らしい)
いや、これね実はスゴイことなんですよ。
うちの次女ときたら、ものすごい過激思想の持ち主で、つい最近まで「この世の男は全員死ねば良いと思う」「私は何があっても絶対に結婚なんかしない
」「もし誰かと付き合うことがあるならば絶対に女と付き合いたい」と宣言するほど、なぜか一方的に男性に強い憎しみを抱いていました。
それが、青天の霹靂。
初めて恋したお相手は、まさかのネパール人だってばよっっっ。
いや、でもちょっと納得したかもです。
確かに次女は男性そのものではなくて、日本的な男性が嫌いだったのかもしれない。もっというと、たぶん中学時代にクラスの男子の愚行によって、男性恐怖症のトラウマを植え付けられたんですよ。
それで、日本の教育を受けていない、別のルートから来た、異次元の(?)男性と出会ったとき、衝撃を受けてしまったのかもしれません。
次女曰く。
ホンさんは、雑務全般を手際良く何でもこなしてくれるので、従業員からの信頼は絶大。一方で電子決済にもたついているご老人が去った後には「時代遅れのクソじじいめっっっ」流暢な日本語で毒を吐く。(笑)
サービス業において、建て前と愛想笑いで神経を擦り減らす日本人上司を見てきた彼女の目には、客に対して過度な神対応を取らず自由に働くホンさんの姿が、理想の働き方として映ったのかもしれません。
元々次女は、とりあえず上の人の言うことを聞く、辛くてもつまらなくても根性で頑張る、というような日本の風潮に腹を立てていました。
おまけにクラスの男子はクソだった。
私は将来、社畜にもならねえし結婚もしねえ
彼女の絶望の未来に光を差したのは、まさかの外国人でしたね。
現在お気に入りなのは、ネパール人ホンさんとベトナム人チャンさん(仮)らしい。チャンさんは、いつも会ったら開口一番「今日はとってもカワイイね」って言ってくれるんだって。
もう、それだけ。
日本男子、良く覚えておけ。
それだけで良いみたいだぞ。
毎回毎回それの積み重ねなだけで「ベトナム語も今から勉強しておこうかな〜」って気持ちになるらしいぞっっっ!!!
女ってヤツああああ。
若いってメチャクチャ臨機応変よ。
もはや私、孫は望めないかもとあきらめておりましたが、イヤイヤあきらめるのはまだ早い。
あきらめたら試合終了だからね。
お目めクリックリのアジアンBabyが抱けるかもしれなくてよ。
ま、いずれにせよ価値観を広げるって大事です。たまたま隣の席に座ったクソ男子のせいで恋を諦めるなんて、実にナンセンス。
これからの時代は、もっとグローバルに物事を見ていかないといけないですよね。
人生は一度きり。
やらないよりは何でもやればいいと思うのです。
もう、なに人でもいいからとりあえず付き合っちゃえよっていうのは時期尚早なのでしょうか???(笑)