こんにちは侍ままんです。
この春高校2年生になった次女。
気難しい性格で、普通の人が気にも留めない些細なことに心を砕き、人間恐怖症に近いくらい他人と交わることが苦手です。
だけど昔からチャレンジ精神が旺盛で、手先が器用なこともあり、新しいことに頭から突っ込んでいく勇気を持ち合わせたタイプでもあります。
そんな彼女が、もうひとつ新しくバイトを始めるという。
今は自宅からほど近いスーパーで、レジ打ちのバイトをしています。それに加えてのWワーク。
なんでも
「結局レジ打ちのバイトは
つまらない。
」

らしい。
家から近くて、一緒に働いている人も良い人だから、小遣い稼ぎには持って来いなんだけど、究極「これって私じゃなくても良くね?」って気付いてしまったんだとか。
もはや時代は、絶賛セルフレジへ移行中だし、世の中には「もっと私らしい仕事があるんじゃあないか!!!
」と、そこまで思ったかどうかは分りませんが、だいたいそういうことみたいです。

それでいまのレジ打ちを基盤にして、新しい仕事に挑戦してみて、もしもそっちでやっていけそうだったら乗り換える、という作戦にしているようです。
それでついに、長女に続いて次女も池袋に上陸です。
やっぱり東京に住んでいても、山手線沿線及びその内側っていうのは「別格」ですから。そこに進出していくのは、中々に勇気がいるものですよ。
でも同時に憧れでもある。

地元のレジ打ちで自信をつけて、いよいよ池袋に出陣する準備が整ったということでしょうか。
新しいバイト先はハンバーガーショップ。最大手M社ではないけれど、3番手4番手くらいのチェーン店です。
単純に、
ハンバーガー作るのって楽しそう
ということみたいですよ。



スゴイのが、求人サイトに応募してから折返しの電話が掛かってくるまでの所要時間、たったの15分。
しかも夜の9時過ぎのこと。
手ぐすね引いて待ってます

とは、まさにこのことよ。
心配になりません?
どんだけ人いないの
ってね。


しかも電話の主は外国人。
「メンセツにキテね
」

「すげえ軽いノリだった
」

初めての池袋進出で、さぞお堅いオジサマから電話が掛かってくるだろうと身構えていたのに、結果は陽気な外国人。
ちょっと意外だったみたい。
そして今日の明日で、早速翌日面接に行った次女さん。
店舗に行くと、出迎えてくれたのは副店長のホンさん(仮名)ベトナム人。面接中に出社してきて、ロッカールームでしゃべっていたのが若い韓国人2人。店長は日本人のようだけど、何店舗かを掛け持ちしているため、その日は不在。
店頭に立っていたのが、おそらくベテランであろう、この日唯一の日本人のお兄さん。
「以上!国際色豊かなこのメンバーでお送りします
」


私も日ごろから常々思っているんです。
いま、東京のコンビニ及び飲食店って、マジで外国人だらけなの。

駅前のコンビニなぞ、日本人が一人もいないって店舗もザラ。
どこ行っちゃったの日本人???



若い子、バイトしないの?
不思議で仕方がありません。
ということで、これから次女はベトナム人副店長の元、ハンバーガーを売ることになりました。
田舎で生まれ育ったことを考えれば、ものすごい勇気とチャレンジ精神だと思います。

君もついに東京の子になってきたんだねえ、母さん感慨深いよ。

だがしかし、ちょうど韓国語も勉強中だし、頑張って韓国人の子と友だちになれば、バイトついでに韓国語も学べちゃいそうじゃない?

何より、人見知りが激しくて細かいことを気にしがちな次女ですが
「ここまで違う人たちだと、どうでも良くなってきた
」

人見知り克服の良いチャンスです。
いいね



若者よ
鎖国はとっくに終わったのだ


小さな国の旧式文化に振り回されることなく、自由な発想で人生を楽しむが良い

とりあえず、ベトナム人と韓国人と力を合わせて、池袋の人にハンバーガーを売りやがれっっっ





それが次女のミッションです。
若者たちよ

人生は思ったよりも長い。
迷って悩んで、やりたいことは何でもやったらいいさ

君に幸あれ




