こんにちは侍ままんです。
昨年から東京都は、都立高校の英語の入試問題でスピーキングテストなるものを実施しています。これが継続となれば、2年後にはうちの三女も、このテストを受けることになるわけですが、、、
日本で生まれ育った中学3年生の、英語を話す能力を測ったところで、一体何が分かるっていうの???
公立高校の入試に、こんな項目をぶっ込んでくること自体に、疑問を感じます。
だって親として、これに何か対策をさせようと思ったら
①幼少期から英会話の塾に通わせる
②幼少期から短期留学などに行かせる
③幼少期から頻繁に海外旅行に連れて行く
などなど、、、
それって全部【親の努力】じゃん!!!
もっというと【親の経済力の差】でしかないですよね。
子どもが持つ元々の「能力」とか「意志」とか「努力」とか「意欲」とかと、全く関係なくないですか???
何が知りたいんだよ!!
東京都!!!
親の収入が知りたいのなら、調査書に書かせたらいいさ!!!
もはや、英会話塾と癒着してるんじゃないかと疑うしかないです。
だって!!
中学3年生の段階で、英語を話す能力が高いから、低いからってそれがなんだって言うんですか???
そんなに必要だと思うなら
高校で教えてやれよ!!!
入試対策のために、英会話塾とかに通わせるのも馬鹿馬鹿しく感じるほど、私はこの制度には反対です。
そもそも、英語で話す能力を測るより、日本語で話す能力を測る方が先じゃない???
言語っていうのは何語とか関係なくて、上手い人は上手いし、下手な人は下手なんだと思う。
私なんかこの前、携帯に間違い電話が掛かってきて
「○○工業様の携帯でしょうか?」
咄嗟に出てきた言葉が
「違うです。」
何??違うですって、、、
自分でもびっくりしたよね。
日本語検定受けたら、何級なんだろうって心配になりました。
日本語って難しいよ〜
日本語を自在に使いこなす人ならば、英語なんか余裕で使えるんだって。
いくら国際化社会だからって、日本人ならまずは日本語よ!!間違いない!!!
英語なんか、所詮は第二言語なんだから。
さて今後、東京都が本当にスピーキングテストを継続していく気なのか、知る由もありませんが。。。
少なくとも、これ以上中学生とその保護者の、精神的、経済的な負担を増やすのはやめていただきたい。
お金がないから狭き門なのを承知で、わざわざ都立高校を選んでるって現実を、文科省の方々はご存知ないのでしょうか???
もし継続するのであれば、子ども手当てどころじゃなくて、生まれたときからスピーキングテスト手当てを設けてもらいたいです。それが公平ってもんでしょう?
異次元の少子化対策って、一体、何次元に出現させる予定なんですかね?
次元が異なりすぎて「見えないもの」にならないよう、良く考えて頂きたいと、切に願うばかりです。