こんにちは侍ままんです。
この令和の時代において、我が家にはテレビがありません。
別に、もの凄く強烈な主義があって、テレビを排除しているわけではなくて、地デジに移行したときに買い替えそびれ、もう今さら買うのが面倒くせえ!って程度の、大変しょぼい理由からです。
その代わり、アマゾンプライム、NHKオンデマンド、Netflixを駆使して、エンタメをカバーしております。
それで一昨年から、紅白歌合戦は年が明けてからNHKオンデマンドで見るってのが、我が家流に。
でも今年(もう昨年ですが)は、次女さんが推している韓国ガールズグループが出演するということで「リアタイで見たいからテレビ買ってよ〜
」という、小競り合いがあったのですが、蓋を開けてみれば、紅白の放送時間には、友だちと出掛けていて、次女さんは家にいませんでした。
ということで、おそらく今年もテレビは買わないと思います。
そんなわけで、家族揃って元旦から2日にかけて紅白歌合戦を見たのですが、率直な感想を言っても良いですか??
諸行無常の響きあり
ふだんテレビを見ていないからでしょうか。知っているはずの出演者の皆さんが、ずいぶんと年を取られたように見えて、結構なショックを受けてしまいました。
これ、何でしょう??
私が年を取ったせいなの???
元々、紅白っておじいちゃんとかおばあちゃんとかの目には、こういう風に映っていた番組だったのでしょうか。
それとも、昨年の紅白の構成がたまたま〈そういう演出〉だったのか。
番組を見ながら〈時の流れ〉と〈人生の移り変わり〉人生を全うしようとする〈人の心の強さ〉が感じられて、思いの外感動してしまいました。
まず、篠原涼子さんが28年ぶりの出場ですって!!?
イヤイヤ、、、その曲流行ってたの、ついこの間やん!!っていう驚き。
そして、小室哲哉さんの存在感。
色々あったけど、、、結局そこに座ってる、その姿が「我らの知ってる小室哲哉」よ。ずいぶんと年を重ねたけど、やっぱり我らの青春は小室哲哉で出来てるんだよ〜!!!
蘇る青春。
崩れ行くジャニーズ神話の中、久々に見たKinKi Kids。そうだったね、剛くんは難聴を患っていても、頑張って歌い続けているんだね。私もしばらく前から右耳が聴こえにくい。単純に泣けた。負けるなツヨシ!!
そして、メンバーの脱退が決まっているキンプリ。初めてちゃんと見たら、めっちゃダンスが上手くて驚いた。知らなかったよ。
「そうか。頑張って世界目指せよ。」気分は親戚のオバちゃん。
そして大御所の勇姿。
加山雄三さんとか、85歳でオンステージってスゴすぎる。普通なら身なりを整えて、人前に出るのも困難なお年だと思う。
そしてそこにコメントする黒柳徹子さんも、何歳なの???いつまでお仕事されるんでしょうか???
(羽生くんのお隣羨ましいです)
もはや尊敬しかない。
安全地帯の玉置浩二さんは、見た目は変われど声が全く変わらずで、歌手の底力を見た気がしました。バケモノや!!プロってこういうことなんや!!!
メンバーみんなで、並んでギターを弾いてる姿が絵になりすぎて、眩しかった。
そしてとにかく、大トリ福山雅治さんの不変の格好良さよ。
なあんじゃこりゃあ〜!!
一発ノックアウトよ!!!
特にファンてわけでもないけれど〈フクヤマ〉はいつまで経っても〈フクヤマ〉であることを再確認!!!
ところが、私がここに挙げた人たちは、子どもたちに言わせると、ほぼ全員【知らないおじさん】らしく、、、。
そ、そうだよね。
私が子どものときも、確かに紅白歌合戦って【知らないおじさんとおばさん】が出てる、面白くない番組だった気がするよ。
大人は、出場歌手を通して、人生の悲喜こもごもと時の流れを痛感し、子どもたちはその年に流行った、真新しい輝きだけを待ち望む。
これこそが!!
紅白歌合戦の【真の姿】だったのか。
そんな事実にも驚く。
やっぱり、私が年を取ったということなのでしょうか。
私にとっても、去年までは紅白歌合戦って、特に面白くもない番組だったはずなのに、急に内容の奥深さに気付いて、感動してしまいました。
ついに私も、諸行無常が分かるレベルに解脱した、ということなのでせうか。
2023年
新年の新しい発見です。
感動した!!!
ありがとう!!!
NHKオンデマンド!!!
でもテレビがないから
受信料は払ってないよ
御免