こんにちは侍ままんです。
突然ですが、
うちの末っ子三女(中1)が『腐女子』になりました。
『腐女子』とはBL(ボーイズラブ)という、イケメン同士の恋愛を描いた漫画、及びその世界観を好む女子のことです。
小学校の高学年くらいになると、お友だちの間で漫画の貸し借りってするじゃない?
そこにBL漫画が混じるようになって、徐々に開眼して(?)「そっちの世界に」傾倒していった、という経緯みたいです。
だって二人の姉たちの時代には、まだそんなものはメジャーではありませんでしたから、腐女子になるチャンスすらなく、三女は末っ子にして『我が家初』の腐女子なんですよ。
今となってはその類の作品を、足繁くアニメイトで買い集めて、勉強机の周りにコミックを大量に並べる、ポスターを貼る、アクリルスタンドを飾る、キャラクターのぬいぐるみにお手製の衣装を着せる&一緒に出掛ける、写真に撮ってインスタにあげる、、、など、かなりプロの領域に達していると思われます。
でね、BL漫画って要するに、ただの【エロ漫画】なんですよ。ものによっては過激な性描写を含むものもあるらしい。
よって、表紙絵とかタイトルとかが【エロス満開】
。
それが本棚にズラリ。
良いんです。
エロ漫画自体は別に良いんです。
生物学的、成長度合いから見ても、エロスに興味が出てくるのはごく自然なことですから。
中学生がエロ漫画を読むことに、反対はしません。
たださあ〜
あまりにも公開し過ぎじゃね?
って思うわけですよ。
こういうのって、私の認識では、親に隠れて読むものだと思ってる。
その昔、うちの兄ちゃんも必死になって部屋にエロ本を隠してましたよ。しかしながら女にとって、男が隠したものを探すのって、どうしてああもたやすいものなんでしょうか?
しょっちゅう、ナイショで拝見させて頂いてました。
とにかく、親にも妹にも全然バレバレなんだけど、一応兄ちゃんは隠す努力はしてたわけよ。
だってエロ本なんだから。
エロ本は、隠されるべきものなのよ。
昭和の価値観としては、エロスというのはベッドの下とか、辞典の裏とかに隠されていて欲しいんです。
ところがよ。
現代のテーマは『ありのままで』じゃないですか!!
現代の若者にとって、人生で最も大切なことは己の『承認欲求』を満たすこと。
己の嗜好を包み隠すことなく、あえて白日のもとに晒すことで、本当の自分を開放し、それを誰かと分かち合うことで、生きている喜びをを噛みしめたい、そういう傾向にあるんだと思うのよ。
だからって、家族に己の【性癖を公開する】ってどうよ、奥さん!!!
親はどうすりゃあ良いんですか???
現代の母は、我が子と肩を並べて
『あの作品良かったね』
一緒に共有したほうが良いのでしょうか。
いまのところは、とりあえず
敬意を込めて、三女のことを
『エロ漫画研究家』
と呼ばせていただいております。
追伸:
困ったことに、現在はテスト前ということで、大量のエロ漫画たちがリビングに疎開して来ております。せっかく勉強をしようとしているのに、むげに返すわけにも行かず、母は、あと2週間は、紙袋に入ったエロ漫画様たちをお世話しなければなりません。
嗚呼、思春期万歳