明けましておめでとうございます。
皆様
2022年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年末は、結構真面目に大掃除をしました。
というのも、私がフルタイムで働き始めて以来、絶好調に家が散らかっていたものですから、、、。
子どもたちもいよいよ危機感を抱いたようで(笑)、真面目に手伝ってくれまして、かなり良いコンディションで新年を迎えることが出来ました。
やっぱり家がキレイだと良いよね
これがあと何日続くのか、、、。
大晦日は、子どもたちそれぞれが友だちと【グループ通話】をしながら年越しする、という新しい行事の形を目にしました。
同じ部屋にいるのに、3人3様で違う人たちと会話しているという、ちょっと近未来的な空気感でしたねえ。
私は年をまたいで、韓国ドラマ『地獄が呼んでいる』を見ておりました。
子どもたちには『年越しなんだからもっと夢のあるドラマにすれば??』とツッコまれましたが、いや〜スゴいねあれ。
ただのホラー映画なのかと思ったら、描きたいのは人間の集団心理とか、倫理観とか、正義って何?、公共性とかプライバシーって何?っていう、かなり現実的なテーマなんですね。
ああいう、ちょっと目に見えにくいメッセージを【超常現象】を介して説明しちゃおう
うって発想が、昨今の韓国作品の凄味ですねえ。
【闇】の描き方が秀逸。
でもただ絶望的なだけじゃなくて、見てる側に問題提起をして、それぞれに考えさせる作りになっているのがスゴイと思います。
かなり具体的な暴力シーンが出て来るので、お子様向けとは言い難いのですが、個人的には、【言葉の暴力】やネット上での悪意ある書き込みというのも、ある意味【視覚的】にあらわすならば『これと同等の行為だよ』ということを教えるためには、目を逸らさずに見せることも必要なのかもしれないと思いました。
【きれい事】を並べて育てた子が、美しい心に育つとは限らないと思いますので。
近年コロナも相まって、【無菌状態】を過剰に求める社会に、少し違和感がありました。
『ドリフ』のドラマを見ましたが、懐かしかったですね、あの『昭和のバカバカしさ』が。
ひたすら牛乳を飲む、とか文章で書いたらなんのこっちゃですが、今見たら逆に新鮮でめちゃめちゃ面白かった。
いまはテレビ番組も、胡散臭い【道徳】ばかりを振りかざしているようで、『遊び心』がない気がします。
なんだか、みんなで【ウソついてる】みたいな社会になってると思いませんか?
子どもに社会の真実を隠して、あたかも【楽園】であるかのような印象を植え付ける。
世の中の【実体】は、今も昔も何一つ変わっていないのに、【教育】だけをそんなに変えてどうするの?
何も知らされずに育つ子どもたちが、不憫でなりません。
私の持論としては、人間がまっすぐ育つには『ボットン便所の恐怖』と『ゴキ○リへの畏れ』が必要だと思ってます。
恐れるものがない世界で、ただただ正しく生きようなんて思う人間がいるでしょうか??
ボットン便所が地獄につながっていると思うから、人は正しく生きようとするんです。
今の子どもたちに、あの恐怖を教える方法を私はまだ知らない。
そういう意味で『地獄が呼んでいる』オススメです。
年明け早々支離滅裂になりましたが
今年もやっぱりこんな感じで(笑)
宜しくお付き合いください。