こんにちは侍ままんです。
この度、旦那様の弟が結婚することになり
コロナ禍ではありますが結婚式&披露宴に招待されて行ってまいりました。
その場所がなんと
【ザ・リッツカールトン東京】
なんで???
親族一同びっくり。
義弟はキチンとした職業に就いていて、お嫁さんも同年代ということなので、きっとお金はそれなりにあるんだろうと思われるのですが、それにしてもリッツカールトンとは!!
もはや、我々など行こうと思ったことすらないザ・高級ホテルですよ。名前は聞いたことがあるものの、もはや何がどう凄いのかも良く分からない【秘境】の地、リッツカールトン。
今回はそんなリッツカールトンへの
潜入ルポです。
コロナ禍ということで、本当に結婚式なんかやるの?と直前まで疑心暗鬼でしたが、
当人にしてみれば一生に一度のことですし(たぶん)、3人きょうだいの中でもラストを飾る『満を持して』の結婚でしたので、ご両親としてもキチンと形にしてあげたかったのでしょう。
出来るだけ少人数でということで、夫婦二人での参加でした。
まず、リッツカールトンの正面玄関に着くと
目に飛び込んで来たのは【高級外車】の数々。
まるで、ドラマみたいでしたよ。
『花男』のオープニングで英徳高校に高級車が次々とやって来るシーンを思い出しました。(むしろそれくらいしか知らない)
ベンツ、ベンツ、フェラーリ、ベンツ、ランボルギーニ、ベンツ、、、それも見たこともないような艶消しガンメタリックカラーだったりして。
一体、誰が来てるの???
しかもほとんどが品川ナンバーなので、所有者は都内在住と思われます。リッツカールトンに高級外車で乗り付けて、目的はランチ??商談??パティー???まさか都内に住んでてわざわざ宿泊すんの???
玄関前に立っただけで、湧き上がってくる数々の疑問。
世の中には、本当にこういう【富豪】って存在しているんですね。
【知らない】って恐ろしい。
入り口からそんなですから、ド庶民である我々夫婦はもうビビりまくりでした。
ビル・ゲイツとかいたらどうしよう!!?
(金持ちと言えばそれしか知らないお馬鹿ですみません)
そしたら意外にも、高級ホテルって受付が45階とかなんですか?
比較的庶民が利用する、ブライダルサロンが入り口入ってすぐのところにあり、2階が披露宴会場になっていたので、庶民と富裕層とが遭遇することはないみたいです。
良かったよ〜。
いきなり叶姉妹みたいなセレブに遭遇したら、ビビッて発狂しちゃうかもしれないよ〜
それでようやく親族控室に到着したのですが、この日集まったのはご両親、長男夫婦(我々)、姉夫婦、以上。
親族控室とは名ばかりで、雰囲気はただの『実家』(笑)。
結婚式って新婦はおめかし&撮影で忙しいけれど、新郎って意外とやることなくてヒマなんですよね。
子どもたちもいないので、特にこれといった話題もなく(笑)、新郎も交えながらみんなでリモートワークについてとか、老眼で目が見えないとか、しょーもない話で盛り上がってました。
そう、リッツカールトンで世間話。
なんて贅沢。
親戚もいないし、会社関係の人も友だちすらいない。だから全く気取る必要もなく、豪華な調度品に囲まれての談笑。
実は、この日の結婚式は義弟夫婦たった1組。
参列者は新郎方6名。新婦方9名。新郎新婦を含めてもわずか17名。
披露宴のテーブルはたったの3卓でした。
そこにどういうわけか、参列者と同じくらいの人数のスタッフが従事してくれて、ものすごい手厚いサービスでもてなしていただきました。
ある意味待遇だけは【超VIP】。
これもコロナのおかげと言いますか、
現在ブライダル業界は、コロナの影響を直に受けて需要激減で大変なはずです。
どんなに1流のスタッフでも需要がなければ仕事はありません。
そんな中、義弟たちのように細々とでも、なんとか結婚式を挙げたいというニーズに、1流の人たちが全力で応えてくれたからこそ、贅沢なおもてなしが生まれました。
挙式では17人の参列者に対して、オルガン奏者1名、バイオリン奏者1名、ハープ奏者1名、聖歌隊2名の、もったいないほどの布陣で【聖歌隊コンサート】のようでした。
披露宴では余興を一切やらず、まさに【フリースタイル】で食事を楽しむだけだったので、飲み物を注ぎに来た若いお兄さんと談笑するもよし(からんでないよ)、美味しいパンの説明を聞くもよし、充実したひと時でした。
スタッフの方も「仕事中」というよりは「参列者の1人」として我々に接していただいて、ちょっとお友だちになれたよね(笑)。
後半は暇になったので、カメラマンの方が「もっとカジュアルに写真を取りましょう!!」と言って、我々にモデルのようなポーズをつけて独創的な?写真をたくさん撮ってくれました。
『アメリカのホームドラマみたいな家族写真』と銘打ったショットでは、長男夫婦である我々が、新郎新婦の座った長ソファの肘掛けに偉そうに腰掛ける、というコンセプトで撮影。
すげえ注文が細かいんだよっ!!!(笑)
出来上がりが楽しみです。
やることがない披露宴ってのも、結構良いもんですお酒が出ないから酔っ払いもいなくて、落ち着いて過ごせたのも良かった。
今思うと、何で結婚披露宴に会社の上司なんか呼んでいたんでしょう?
全然必要ないですよね
ちょっと不安はありましたが、
とっても良い結婚式でした。
きっとコロナがなかったら
同じようには出来なかったでしょうね。
新郎新婦はその晩はリッツカールトンのスイートルームにお泊まりだったそうです!!
い、いくらすんの???
子どもがいないって羨ましいよ
以上、二度と行くことはないであろう
庶民の憧れ【ザ・リッツカールトン】
でした!!!
新郎新婦!!
いつまでもお幸せに