こんにちは侍ままんです。
仕事が終わって会社を出たら、外はかなりの強風でした


。




駅前に、強い風が吹くとチェーンが張られて、通行禁止になってしまうほどのビル風の通り道的な大階段があるのですが、先程そこで実に楽しそうな男子高校生?を発見しました
。

「くそうっっっ!!!
」

と、つぶやきながら風に逆らって大階段を登ったり、または大袈裟に煽られながら駆け降りたりしている。
シャツのすそが半分はみ出していて、やけに臨場感に溢れていました。
だがしかし。
キミ、何してんの???

うん、何か楽しそうなのは分かる。
出来れば私も鳥居みゆきのテンションで、一緒に参加してあげたいところなんだけど。
ほら、夕方はさ。
主婦は忙しいから。
急いで帰って早く夕ご飯を作らないと、子どもたちが腹いっぱいポテトチップスを食べちゃうから。食われる前に夕食を出さないといけないんだよ。
本当は、君と一緒に中2病ごっこに参加してあげたいんだけど、今日のところは帰ることにするね。

心の中で、彼に別れを告げました。
こうして今日も、私は夕刻の下り電車に吸い込まれ“つまらない大人”としての1日を終えることになるのです。
黄昏時には、色んなものが見えるっていうからね。
気になって仕方がないよ。
【誰そ彼】
君は一体何者だったんだ。


