こんにちは侍ままんです。
韓国映画
そろそろ運動もしたいなあ〜



と思いつつ、週末はつい映画を見てしまいました。

【JSA】(2000年)
【高地戦】(2011年)
時代は違えど、両方とも北朝鮮と韓国が対立しているが故に起こった、悲劇を描いたものです。これらを見終わって思うのは、、、
北と南ってなんで対立してるの???

ごめんなさい。
この辺の詳しい理屈は、まだ勉強不足のために理解できておりません。
主義が違うだけで、コミュニケーションすら取ってはいけない、というのはどういう状態???
北と南が分断(正しくは停戦中)しているのは、だれ得なの???
全く分からない。
そして、どの戦争映画を見ても思うのですが、戦争をすることによって得られるものって何なの???

しかしながら、世界にはオリンピックをすることによって、べらぼうに儲かる人がいるみたいなので、きっと戦争もそういう人たちのために“開催”されるのでしょうが、、、。
ホント不条理の塊。

【事件は会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!!】
って有名なフレーズがありますが、考えようによってはそうじゃあない。
戦争ってのは、現場の人は誰もがみんな【早く家に帰りたい】んです。でも【会議室が戦争中】だから帰れないんです。
とんでもない不条理だと思いませんか?
現場では敵でも味方でも、そこにいるのは『人間』です。人間には『心』があります。よって戦場にも『心』があるんです。
でも会議室の人たちが見ているのは人間ではありません。見据えているのは恐らく何かしらの【利益】です。そこには『心』はありません。だから会議室には『心』がない。
それによって生まれる戦争の悲劇。
【高地戦】なんか理屈がホントに馬鹿馬鹿しい。北と南の境目にあるよく分からんハゲ山を取り合う2年にも及ぶ闘い。取っては奪われ取っては奪われ、繰り返すこと30回以上。「そこから先は数えてねえよ
」ってレベル。

この間に投入された兵士の数50万人(韓国側の人数だと思われる)。
それなのに、停戦協定が有効になる直前になると、米軍機がぷらっと飛んできて北も南もあったもんじゃない、無差別爆撃。
え?いままでの50万の歩兵って何だったの???それで、ここまでの過程は完全に無視なわけ???

戦争にルールってないの?
もうね、やるせないだけ。
【JSA】は2000年の公開ということで、ちょうど日本にUSJが出来るタイミングで公開されたはずで、当時「紛らわしいなっっっ
」って思った記憶があります。

でも見たような見なかったような、、、少なくともその時に38度線の意味なんて大して分かっていなかったのは確かです。
驚くべきは2000年って20年も前なの??

ってことよ。若い人は「当たり前だろう!」と思うかも知れないけれど、アラフォーの我々にしてみれば「青春は永遠なり」ってことで、つい昨日のことのようなのに
。

どうりで「え?これ、イ・ビョンホン??でもやたら若くね??まさか息子??」
おかしな錯覚に陥りました。

でもそれには理由があって、【JSA】という作品、公開されたのは2000年ですが、内容的には今年公開と言われても全く違和感のないものになっております。
なぜならば、つい最近も南北の国境付近で人が射殺される事件がありましたよね。もちろん詳しいことは誰にも明かされることはない。
要するに両国の関係は【JSA】が描こうとした時代から、1ミリ足りとも動いていないということです。
イ・ビョンホンも私も、たっぷり年を取ったというのに。

イケメンに心ときめくのも良いのですが、やはりある程度歳を重ねて【自分のこと】が分かるようになったら、今度は【他人のこと】を知ってあげるべきなんだなあ、という気がしています。
「ドラマ」を見るっていう作業も、若い頃には自分と重ねてみたり、将来の参考にしてみたり、憧れを抱いて見るものだった気がしますが、近頃は『他人の人生を覗き見て』自分とは違う生き方を知る、という意味あいが強くなってきたように思います。
それでNHKの朝ドラはああいう作風なんですね。

歳を重ねて、知ること多し!!

あれほど苦手な世界史でしたが、これからは世界の歴史も知ったほうが良さそうですね。