こんにちは侍ままんです。





そう言えば、先週は緊急地震速報の誤報がありましたよね?



私はその時、地下鉄に乗っていて駅で停車中でした。珍しく椅子に座れたので、スマホでブログを書いていた。
突如、乗客全員分のスマホからアラーム音が鳴り響く注意注意注意ハッ一斉に。

あれ、スゴいね。

一瞬、誰もが「何??誰???!ポーン」って顔をするんだけど、全員該当者っていうね。



「日本人には感情がない」とか言われることがありますが、あれ、あながち大袈裟でもないよ。あれだけの音量でアラームが鳴り響く中、乗客の様子といったら、まさに【微動だにしない】という言葉そのもの。

「ただちに安全な場所に避難して下さい」
って言われても、こちとら地下何十メートル地点にいるわけですから、どうしようもない。


とは言え、顔色一つ変えず、周りの人に話しかけるでもなく、冷静を保つ日本人の「国民性」が垣間見えた気がしました。



結果として、誤報だったということで何事もなくて良かったわけなんですが、ほんとさあ〜地下で災害に遭ったらマジでどうすんの??ってかどうしようもないよね??って事実を知りながら、地下に依存せざるを得ない大都会東京。
少しでも危機感が「ちゃんとしている」人ならば、まず地下には近寄らないと思います。(ダジャレじゃないよぶー



で、その日の様子を子どもたちに聞いてみたら、高校生はもちろんほとんどの人がスマホを持っているというので、教室では電車と同じようにアラーム音の大合唱。
電車と違うのは、ちゃんと机の下に隠れたそうです。


意外と真面目だな高校生真顔


でも実は、長女さんの高校の生徒たちが地震を恐れるには事情があります。
現在校舎の建物は、建て替え工事のため「仮校舎」なのです。分かります?良く工事現場に建ってる灰色のプレハブ。あれの3階建てで毎日授業をしています。そう、卒業までずっと。
外では毎日建設工事をしているので、時には先生の声が聞こえないほどに「ゴゴゴ、、、」「ガガガ、、、」「キュイーーーン!!!」とからしいショック

東京都、、、、もう少し都立高校の教育環境を考えてくれアセアセ

それで、その「仮校舎」に使われている建材というのが、何回か組み立て&解体を繰り返してリユースが出来るものだというのですが、、、実は今回が最後のお務めで、これが終わったら廃棄されるんですって。


つまりは【ラスト1回】ってこと。


何回中のラストなのかは分かりませんが、ホントに大丈夫なのっっっ???!滝汗
生徒たちは疑っているのです。
安全性が守られてるなんて言うけれど、大人は平気で嘘をつくんだ!!!



実際に豪雨が降ると、隙間から浸水して来るという。ホントにこの校舎大丈夫なのっっっ???ガーン


ってことで、みんな地震にはかなり警戒してるんだって。


あとはプレハブなもんで、火災報知器の誤報(誤鳴っていうの?)がやたら多くて、まるでオオカミ少年のようなのだとか。
あんまりしょっちゅう鳴るもんだから、近頃先生は気にも留めないそう。でも実は仮校舎、階段がなが〜〜〜〜い廊下の端と端の2ヶ所にしかない。
万が一の時には絶対に逃げ遅れる!!びっくりと、うちの長女はかなりビビっております。


ねえ、東京都。
これ大丈夫????滝汗



やたらと災害にビビっている都立高校生と、緊急地震速報に微動だにしない大人たち。実に対照的だなあと思いました。


いざという時に助かるのはどちらでしょうかね。




そんなことを考えた緊急地震速報でした。





おしまい