こんにちは、侍ままんです。




今朝はこんな記事を読みました。




アスペルガー41歳男性が「就労不可」の理由(東洋経済オンライン) - Y!ニュース 




ままんが思ったこと。
『え?なんで就労出来ないの?(・_・;)』
ご本人に就労する気がないならいざ知らず
アスペルガーの方
(及びアスペルガーに限らず
普通の範疇からはみ出した多くの方)
が、就労出来ない理由なんて、どこにも
ないと思ったよ。




だって、うちの旦那様なんか
絶対に普通じゃないけど、
いままでちゃんと働けてるよ。
しかも結構な大企業だ。(*・ω・)ノ
コメント欄にもあったように
まさに!!
ザ・研究職というやつです。




つうか、逆に!!!
大手企業のやり手の人間に
“普通”の人なんて
いるの???(;´Д`)
むしろ、そう思う。




実際に、ままんの大学時代の
友達なんて全員普通じゃなかったよ。
(*・ω・)ノ
それぞれが色んな方向に
普通じゃなかった。(笑)
だけど、今じゃ本当にそれぞれ
最先端で頑張ってるもの。
就労不可なんて、絶対ウソだよ。




それで、うちの旦那様の
《普通じゃない
エピソード》なんかを
ご紹介しようと思ったら、辞書並みの
厚さの本になると思われますけれど、
一例を挙げてみることにしましょう。




まず、ここにも
何度か書いたと思いますが
うちの旦那様はとにかく
探し物が苦手です。
(というか、出来ない(;´Д`))
本質を辿れば、視覚に依存する
記憶力が著しく低いッッッ!!!
(つまり見た目でものが覚えられない)




《探し物》と言うほどではなくて
10組ほどの箸の中から、5人家族
それぞれの箸をペアで
探すことが出来ません。
『ご飯できたから、お箸並べて』
と頼むと、まずは、
箸の入っている引き出しを開ける。
・・・眺める。
・・・箸がいっぱい。
・・・考える。
誰が何色とか、全く分からない。
結局いつも、全ての箸を引っ付かんで
テーブルにぶちまける。



これが、オレのお手伝い。(*・ω・)ノ



おい!!
ふざけてんの???(゚Д゚;)



しかも、家族はみな旦那様が
ぶちまけた“そこ”から各々
自分の箸を“選んで”使うのですが
旦那様のみ、色も長さも全く違う二本を
選んで?(いるのか??)
平然と食事をなさっているのです。
『え??お父さん
それ、箸違うよ(゚Д゚;)』
小さい頃は、子どもらも親切丁寧に(笑)
突っ込んでおりましたが
『別にいーじゃねーか( -.-)』
本人的には良いらしいので、
近頃は家族全員で
見て見ぬ振りをしております。


だけど、普通のみんなは
心の中で思っている。
『この人、大丈夫っ
っ???(゚Д゚;)』


要するに、マジで二本の箸が
揃えられないのです。(-_-;)
または、揃える必要性が見い出せない。


これで、よく三歳児検診とか
就学時検診とかに引っかからなかった
よね、不思議でならねえ・・・(-_-;)
(いや、私が知らされていないだけかも
しれないよっっっ(゚Д゚;))



でさ、そんなことされたらね
およそ普通の人は
『馬鹿にしてんの?
??(゚Д゚)』
って腹を立てるでしょう?
普通に考えたら《性格が悪い》んだと
思うんです。
実際にそんなことが離婚の原因だったり
するのよ、世の中。

『こんな人だと、思わなかった!!
(*`Д´*)』

だってね
もし、《ワザと》《当て付け》で
やっていたとしたら《嫌がらせ》も
良いとこですもの。

普通なら
そこにはモラハラとかいう
名前が付くんですよ。

でもね、世の中には
マジでそれしか出来ない人もいるんです。
《当て付け》なんて
高等な思考回路経て
出てくる代物なんかではなくて、
《純粋に》それしか出来ない人もいるの
です。



はい、侍ままん
それに気付いたのが結婚15年目
ですよ。(-.-)y-~~


長かった。。゚(゚´Д`゚)゚。


お米を炊いて、と言えば
『この計量カップは玄米用だから
出来ない。(・ω・)』
とか言うんですよ。
『そんなことないよ。(゚Д゚;)』
ってよく見ると、計量カップに
《玄米用》って書いてあって、擦り切り
一杯が玄米の1カップになっていて
擦り切りの《ちょっと下》に
白米の1カップを示すラインがあるのです。
いつも私はそのラインでお米を計って
ご飯を炊いていたのですが、
『こんな中途半端なところにある線では
正確に計れないから米は炊けない。
(・ω・)』
とか、真顔で言うのよ。
『いやいや、私、毎日そのカップで
計って炊いてるからね。(゚Д゚;)』
それでも
『まずは正しいカップを買って来ないと
米は炊けない。(*`Д´*)』
と強く主張。


故に、その日の結論は
『オレ、
米炊けない。(・ω・)』


『米の計量なんか、
適当でええやろぅ!!!(゚Д゚;)』


つーか、ラインに合わせろや。



はい、お分かりね。
普通じゃない人の最大の特徴。
オレの辞書に
『だいたい』とか
『適当に』という文字は
ない!!!
玄米用の計量カップで白米は
計れねえッッッッ!!!(*`Д´*)


何かに合わせる気は毛頭ない。
世界は『オレに合わせるもんだ。(・ω・)』



さらに
『上履きを洗っておいてよ。』
と頼めば、
『上履きはどこにあるの?(・ω・)』
から始まります。

その辺探せや!!(゚Д゚;)

『どこで洗うの??
何で洗うの??
何付けて洗うの???(・ω・)』

普通!!!
だいたいっっっ!!
だいたい分かりそうなもの
じゃないですかっっっ??!!!
だって、私、かれこれ長女さんが
幼稚園に入ってからというもの
12、3年もの間、毎週末上履きを
洗い続けていたわけです。


ご存知ない???(ノД`)
ご覧になったことない???
その間、君、何してたの???


はい、普通じゃない人の二番目の特徴。
見て覚える、とかは
絶対にない。
平気で『教わったことねえ。(・ω・)』
とか言います。

私だって上履きの洗い方なんか
教わったことねえよッッッッ!!!
でもさ、だいたい!!だいたい
分かりそうなもんでしょう???
親が洗ってるのとか
見たことねえの????(;´Д`)




片や私、完全に職人気質なんです。
見て覚える派。
マニュアル読むのとか大嫌い。
自分が知りたいことも
人がやっているのを見て覚えるし、
人に教えるときも、四の五の言わずに
見て覚えて欲しいタイプ。
いちいち『なんで、そうやるの?』
とか聞かれると『黙って見とけっっ!!
あと15年したら理由なんか自然と
分かるようになるんだよっっっ!!』
って言いたくなります。

理屈じゃなくて、
師匠がやるこたあ全部やる。

そういうの大好き。(*´∀`)
(私は私で生きづらい時代なんですがね。)



ですから、、、
分かるでしょう???
旦那様と私の噛み合わなさすぎる
夫婦生活がッッッッ!!!
互いに『お前は普通じゃない!!!』
いがみ合っております。(笑)



旦那様に言わせると私は
『説明がなさすぎる。』
だって、職人だもん。
ベラベラしゃべってたまるもんか。

私に言わせれば旦那様は
『何でも聞いて、教わるのが
当たり前と思い過ぎてる。』
少しは自分で察しろや。
教わってねえ、とか理由にならねえ。
別に私は旦那様の
教育係じゃねえ。(-.-)y-~~



人生は目で盗め。



そう言うわけですから、
まあ、家庭の中には旦那様に出来ることは
何一つないんです。
つまり、役に立たない。( -.-)
そんな旦那様でも、どういうわけか
会社では特に問題なく?ご活躍されて
いるみたい。(ま、私が知らないだけで
しょうけれども・・・(-_-;))



だからね、数年前に旦那様が
『社長賞』なる素晴らしいものを
持って帰ってきた時には家族一同、
心の底から驚いた。
『お父さん!!
仕事してたんだ。(゚Д゚;)』
(出来てたんだッッッッ!!!)



それで、良いんですよ。
適材適所。
家庭生活の出来ない方は
サラリーをもらってくれば良いわけです。


夫が家事や子育てをやらないからって
離婚する必要はありません。




オマケに、こういう人には
長所もある。
以前、旦那様と同じ会社で
働いている方の奥様に聞いた話だと、
『ほら、あの会社って
人間関係大変だって旦那さん
言ってない?
プレッシャーとかもスゴいでしょう?
うちの旦那はメンタル弱いから
毎日胃薬飲んで、仕事行ってるのよ。
(;´Д`)



ああ、うちそういうの
絶対に関係ないです。(*・ω・)ノ
一回も聞いたことないし。



なぜならば
プレッシャーとか軋轢とかって
主観的に『感じるもの』
じゃないですか?
幸いうちの旦那様、そういう
“普通”を感じ取るセンシティブな
アンテナが元から備わってないんで。
(*・ω・)ノ
全く辛そうじゃない。


むしろ、絶対なんかやらかしてる側だと
思う・・・(-_-;)。



プレッシャーを感じない男。(笑)



ほらね、カーレーサーとかも普通に
恐怖心のある人じゃ、務まらないじゃ
ない??



世の中、
普通じゃない人も大事。



みんな違ってみんな良い。



はい、奥さん。
お宅の旦那様も悪いのは『性格』じゃ
ないのかも知れませんよ。(*・ω・)ノ



ま、どっちにしろ
それが受け入れられない、というのなら
仕方のない話なのですが。(^。^;)




と言うわけで
普通じゃないみなさん、
それでも『出来る何か』があれば
大丈夫だと思います。(*・ω・)ノ




社会の普通のみなさまも
普通じゃない人に優しくしてあげて
下さいね。(*・ω・)ノ