こんにちは侍ままんです。




秋ですね。
《スポーツの秋》ということで
我が家は近頃、家族でバドミントンに
勤しんでおります。
というのも、栃木にいたころは
目いっぱいに子ども達のスケジュールが
詰まっていたので、家族でのんびり
何かをする時間などほとんどありません
でした。


これね、現代の子育ての特徴で
だいたいのご家庭がそうなんだと思う。
何より子どもが忙しくて、その
フォローをしようと思えば
大人が休んだり遊んだり
してる暇なんかないんです。



ところが、我が家は引っ越しを機に
すべての習い事を清算?してきました。
当初はこちらでまた始めれば良い、と
思っておりましたが
引っ越しと同時に長女の受験に突入し
こともあり、とてもそんな余裕はありま
せんでした。



何よりね、新しいことを始める時って
膨大なエネルギー
必要とするわけで、
我々にとってはこの一年、それぞれが
新しい環境に慣れることが急務であり
習い事なんてのは二の次だったのです。




そうこうするうちに
習い事を探すのもなんだか面倒に
なって来ました。
次女はあと半年で中学生だし
部活に入れば習い事なんかやっている
ヒマはなくなるでしょう。
さすれば今から必死になって
習い事を探すよりも、今は
家族でのんびりと
休日を過ごすことの方が、
大切なように思えてきたわけです。



と言うわけで、めっきり涼しくなった
昨今は、近所にある緑豊かな公園で
みんなでバドミントンを楽しむことに
しています。(長女は常に部活で不在
ですけれどね。もう全員が揃う休日は
ほとんどありませんよ。(^。^;))

・・・ところが・・・

そういえば我が子たち。
まともにバドミントン
なんかやったことが
なかった、って気が付いた。(゚Д゚;)


ゆえに
めちゃめちゃ下手なの。(-_-;)


え???


小学生ってバドミントン
こんなに出来ないの????
可哀想なくらい、お出来にならない。



驚いた。(゚Д゚)




まずさ、スポーツの基本て
あるじゃない??
どんなスポーツでも同じですよ。
打ちたい方に体を向ける、とか
腰は低く構える、とか
最後まで対象物から目を離さない、とか。
そういう“当たり前”のことが
まあああああああああ、
出来ないの。(;´Д`)



おバカ???(・ω・)




って思えるほどに
運動音痴な我が子ども。



それに引き換え、
温泉宿での卓球にせよ、バドミントンに
せよ、なぜか父と母はなかなかに上手い。
なぜ???
ま、卓球に関してはお互い密かに?
卓球部だった過去があるので(笑)
なんとなく分かるのですが。
なぜか、バドミントンもなかなかに
上手い。が、よく考えてみても別に
私ら、若い頃にデートで
猛烈にバドミントンをやっていた
記憶もございません。
なぜ出来るのか分からないけれども
普通に出来る。



大人だから??(゚Д゚;)



大人ってみんなバドミントンくらい
出来るんじゃないの??



そもそも
小学生がこんなにバドミントンが
出来ないってことの方がおかしくないの
???(;´Д`)
って思っちゃう。



親が教えないと
やったこともないのか!!(゚Д゚)
と、驚く。
でも、それもそうなのよ。
今は子どもだけで遊ぶとき、スポーツ
なんかすることないです。
まず、やる場所がないからね。(-_-;)




これは、ジェネレーション
ギャップと言えるのでしょうか??
だってさ~
私たちが子どもの頃って
今ほど、みんながみんな習い事を
していたわけではなかったし、
道路はもう少し
《子供の遊び場》感
漂う場所だったじゃないですか?
だから、バドミントンとか縄跳びとか
一輪車とか、なにもお金を払って習いに
行かなくたって、放課後の
《自学自習》そこそこ
出来ちゃっていたような気がするんです。




そこには《上達》を目的と
しない《楽しむ》スポーツが溢れて
いたのかもしれない。
暇だからやるっていうね。(*・ω・)ノ



そう考えると・・・
今の子たちって、、、
選手を目指すような英才教育
昔よりもずっと充実したんだとは思うの
ですが、《暇つぶしのスポーツ》を
する機会って本当に少ないんだと思います。



テキトーにやろうぜ(*・ω・)ノ
ってノリの。



そもそも、やる場所がないから
キチンと整備されたところで
やるしかない。そうすると、
どうしてもお金がかかるわけ。
お金を払うと《楽しむ》だけでは
納得が行かなくなります。

誰が??

親が、です。


そうすると
『お前!!やる気あんのか!!(*`Д´*)』
みたいなことになって・・・
子どもとしては『こんなはずでは
なかった・・・。゚(゚´Д`゚)゚。』
ってなるのよね。
スポーツは《楽しいだけのもの》
ではなくなってしまうのですよ。




その上、うちの子などは
遊びでスポーツをしたことがないので
『出来ない』って状態を笑い飛ばす
ことが出来ません。(゚Д゚)
ちょっと出来ないと
『もう、やりたくない(-_-;)』
いじけます。



おい、
太陽に吠えろや。(・ω・)



私がお子様のときなどは
友だちと2人で下手くそだったら
『超~下手なんだけど~(≧∀≦)』
オシッコちびるほどに(笑)
ゲラゲラ笑いながらも、辺りが真っ暗に
なるまで特訓したものですよ。
そんなんもう!!
2カ月は毎日
バドミントンですよね。
雪が降ってもバドミントンですよ。
当たり前でしょう!!!(*`Д´*)
だって!!
暇なんだからッッ
ッッ!!!!(ノД`)




そういうね・・・
無限の時間が・・・
今の子には、ないよね、って
思い出しました。(-_-;)




子どもなんか、
場所と友だちと時間があれば
いつまでだって遊んでいられたものです。




そこに大人が介入するものだから
今の子どもの社会はややこしくなっている
んだよね。



スポーツで世界レベルを目指すのも
立派なことですが、、、。


ただ、暇つぶしの
ために体を動かす。


そういう機会が子どもの心身の発達には
必要なんですよね。
コミュニケーションを育むにも
集団での遊びは貴重な体験なのにね。
いちいち先生とかコーチとかが
いたらネバーランドが成立しなくなって
しまうんですよ。(;´Д`)




でも、現実には手放しで子どもを
遊ばせておける場所などそうそうないし、
今は、子どもだけで遊ばせて
『何かあったら』とか言うのもあるし、
そのすべてを見守れるほど
大人は暇じゃないし・・・。




結局、いまのままん家に出来ることは
せいぜい休日に、一緒に下手くそ
バドミントンに付き合ってあげること
くらいなのです。




いままでは、それすら
出来なかったので、進歩では
あるとは思うのですが・・・




本当は、こういうことを
子ども同士でやってほしいな~。
と思わずにはいられません。




だって、子ども同士なら
遊んで帰っても夕ご飯は出来ていた
でしょう??
でも、私が一緒に遊んじゃったら、
誰もご飯作ってないんだって~~。
(;´Д`)




嗚呼・・・
どこかに《無限遊び子どもの国》
あったら良いのにね~。(*・ω・)ノ