こんにちは侍ままんです。




夏休み前に子どもたちが学校から
もらってきたチラシを見て
申し込んでいた、子供向けのコンサートに
昨日行って参りました。



実は詳しい内容は
良く分かっていなかった。(^。^;)
チラシを見る限り、動物の着ぐるみの頭を
かぶった人たち(?)がタキシードを着て
管楽器を携えている。
そして彼らの表情は一様に無表情。
黒目がちな目は
《据わっていて》
ちと怖い(゚Д゚;)



な、何これ???
ミッキーもさ、踊ったりはするけど
楽器は吹かないよね??
確かドラムを叩いているのは見たこと
あるけども・・・。




この人(?)たち本当にこれで
演奏するのかな??
ってか出来るの???
(゚Д゚;)




数々の疑問を抱えつつも
中学生時代の青春を吹奏楽部に捧げた
私としてはやはり、
生の演奏を聴ける機会は逃したくないもの。
子どもらがこの手のものにあまり
興味がないのを知りつつも、いつも
強引に申し込んでやるのであります。(笑)



いいから聴いとけっっ
っ!!!(*`Д´*)



でね、お値段も『子ども500円』
なんていう破格値だったものですから
そこまで期待しないでお手軽感覚で
行ってみたわけですよ。




そしたらね・・・
スゴかった(゚Д゚)
衝撃だったよ
ズーラシアンブラス!!!!




なに・・・!!?
この人たち(;´Д`)




見た目は完全にコメディなのに
その演奏は・・・
いまだかつて聴いたこともないような
スーパーハイクオリティだったの。



というのも、よく考えたら私
お金払ってクラシック音楽とかちゃんと
聴いたことないかも。(・ω・)
せいぜい栃木県警察音楽隊とか
上手な高校生の演奏とか・・・
そのくらいのものを聴いて
『いやはや、すげえなぁ(´д`)』
そう思っていたくらい。
それで、一流を知った
つもりでいたのかも
しれません。



そんな私が昨日
自宅から徒歩数分の小さなホールで
目にしたものは間違いなく
『本物のプロ』の演奏でした
自分では、中学校時代に
トランペットを吹いておりましたが、、、
いやもう!!
あるレベルより上手くなれる気が
全くしなかったよね。(-_-;)
なんか・・・最後の方は
もうただゝ辛かったもん。(ノД`)



それがさ、、、
昨日インドライオン
吹いていたトランペットは
テレビとかCDとかでも聴いたことが
ないような・・・
トランペットってこんな音が出せる楽器
だったのか(゚Д゚;)
私のトランペットに対する考えが540度
ほど変わってしまうようなそんな演奏
だったわけです。



そこで気付いた。
『私!!本物の何たるかを
今まで全く知らなかったのね(ノД`)アセアセ



それで休憩時間にソッコー調べ
ましたよ。
《ズーラシアンブラス》
そしたらね、やっぱり動物さんたちの
『中身』(?)は日本のトップクラスの
楽団に所属するようなすげえ人ばかり。
出身校『東京芸術大学』とか。
もはや神レベル。(*・ω・)ノ




だよね~~!!!(゚Д゚)
なのにこのお値段でこの小ホールで
観客も満員てわけでもなくて・・・
だ、大丈夫なの????(ノД`)アセアセ



急に大人の事情が気になり始めたよ。



たぶんね、被り物脱いで名前出したら
この値段ではやれない人ばっかり
だと思うんですよ・・・。
それを自ら被り物を被ることで
敷居を下げてるって
なんか・・・とてつもなく
斬新な発想である気が
してきたのです。(´д`)




言うなれば、『嵐』が
被り物を被って地方営業してる、、、
みたいなもんで。
バレないから成立してるだけっていう。
ホントならもっとデッカいホールで
山ほど稼げるだろうに(・_・;)



どうしたの???(゚Д゚;)



でね、そもそもこのコンサート
『音楽の絵本
~親子のためのクラシックコンサート~』
という名前がついていて
クラシック音楽における絵本のような
役割ができれば・・・
という思いから誕生したのだという。

つまり、、、
ピカソが子ども向けに絵本を描いてみた。

ってな発想で
見た目とは裏腹に中身はハイクオリティ
なんです。




それにしても演奏が超一流なのは
納得が行くとして、、、
あの絶妙な笑いのセンス
どこから来たものなのでしょう。
ただの音大出身の演奏家にしては
小芝居が上手すぎる。
(゚Д゚;)



それぞれの動物さんたちに
キャラクターがあるんだけど、
目の据わったなんとも言えない無表情に、
多少の毒気を織り交ぜ
絶妙な世界観を作り上げておりました。



ビジュアル的にはお子様が
泣き出したとしてもおかしくなさそうな
怖さがあるのですが、子どもたちは
ゲラゲラと大笑い。
演奏後の撮影会でもかなり強面の
インドライオンに
小さな子が抱き抱えられて
笑顔で写真を撮っているのには
違和感を覚えたほどです。
『ふつう泣くよね。
あのビジュアルだったら。(゚Д゚)』



そんな風に一見強面なのに
コミカルな小芝居と超絶演奏テクニックで
子どもも大人も一瞬にして虜にして
しまったユーラシアンブラス。



こいつは久々に
『ドえらい人に出会ってしまった感』
ありありでした。
そう、それは栃木で田臥様に出会って
しまったあの衝撃にも似ている。



そしてその感動を胸に
もちろん出演者さまと撮影を
させていただいたままんなのですが、
ステージ上ですんばらしいサックスを
奏でていらっしゃったキツネ様に
撮影の際にはかなり情熱的に
肩をホールドしていただきまして・・・



密着度スゴくないっっっ???!!
(゚Д゚)

※ちなみにままんの手はキツネやってます(笑)



キャッラブラブラブラブラブラブ


うん十年ぶりに
恋に落ちたよね( ̄∇ ̄)

マジで(・ω・)

なんか、このままキツネ様と
結婚しちゃおうかな(笑)
淡い錯覚に陥りましたとさ。



だって中身はきっと
ステキなイケメンサックス奏者
なのよ!!!(≧∀≦)ラブラブラブラブラブラブ
(きっとね 笑)



そんなまるで生きる世界が違う
イケメン(仮)にドキドキできるのも
すべては被り物のおかげ。
生身では抵抗のあるハグ(?)も
間に『キツネの皮』
一枚あるだけでまったく違和感が
なくなるのですからあら不思議。
(・ω・)



いままでの人生で『音楽家』なんて
お方と出会う機会など皆無だった私。
天才的なプロテクニックを
あまりの至近距離で目の当たりにして
『やべえ。
音楽家とのランデブーラブラブ
全然ありだな。( ̄∇ ̄)』
絶対に有り得ないシチュエーションに
ムダにドキドキしてしまった
恋多きおばはん、侍ままんです。




だって!!みんな!!
一流って!!!
惚れてまうよねぇぇぇぇ
ラブラブラブラブ