こんにちは侍ままんです。
さて、前回次女さんが
東京のお友だちSちゃんを連れて
栃木県の過疎ってる町ままん市へ
女ふたり電車の旅をしたよ~
と書きました。
これね、実はただ小学生が
“遊びに行った”という以上に
意味があることだと
個人的には思っているんです。
というのも、、、
過疎ってる町ままん市の課題と言えば
この先消滅へ向かうであろうこの町へ
どうにかして
人を呼ばねばならぬ。
と、これに尽きるわけ。
ところが、実際にはそれに対する
答えを提示出来る市民などいるはずもなく
人々はただいつか、誰かがこの町を救って
くれるのではないかまたは
消滅したとしても仕方がないと
ただ漠然と考えながら日々を過ごして
いるのです。
つまり、積極的に
『人を呼ぼう(*・ω・)ノ』という
発想が全くありません(-_-;)
そんな町へ。
この春小学6年生になろうかという
次女さんが東京生まれ東京育ちの
Sちゃんを連れて出掛けて行った。
たったひとりの努力でたったひとりの
東京都民ですが、それは間違いなく
ひとりの『観光客』を
ままん市へ連れて行ったということ
ですよね。
これはままん市の中でくすぶっている
だけの人間には出来なかったことだと
私は思っています。
私自身も、ままん市で様々なことに
関わらせていただきましたが
『町を盛り上げよう。町に人を呼ぼう。』
というのは考える以上に大変なことだと
実感していました。
ただ困窮する町の真ん中で
『みんな来てね(*゚▽゚)ノ』
呼びかけるだけで人が来てくれるのならば
世の中誰も苦労なんかしてない。

それが今回、次女さんは
あまりにも簡単に東京からひとりの
観光客をままん市に呼ぶことに
成功したのです。
なぜ???
その理由はこういうことだと
思っています。
いくら呼んでも人は動かず。
だが、手を取れば
人は必ず動く。
ままん市で子育て支援活動を
メインとしたNPO法人の代表をしている
ボスがいつも言っている言葉です。
支援を必要としている子どもや
家族に手を差し伸べるとき闇雲に
アドバイスをしたり励ますだけでは
思うような効果は得られない。
最も大切なのは
《伴走すること》。
東京の大きな公園に遊びに行くと
目の不自由な人が蛍光色の『伴走中』の
ビブスをつけた人と共にマラソンの練習を
している姿を見かけます。
それはそれはものすごい速さで
走っている。(゚Д゚;)
あの人たちはもしかしたら
パラリンピックの選手を目指す人なのかも
知れません。
ひとりでは走れなくても『伴走者』が
いるだけで、あんなにも
速く走れるものか
と度肝を

抜かれたものです。
何事もそう言うことです。
待つの



時には待っているだけでは
ダメなこともあるでしょう。
観光などは特にそうなのかも知れません。
《寄り添って連れてくる》
そういう発想がなければ過疎ってる町に
遊びに来てくれる人など誰もいないのかも
知れない。
次女さんが今回連れて来た
《観光客》は
たったひとりかも知れませんが
他の人では到底東京から
誰かひとりを連れてくることなど
叶わなかったはずです。
そう。
たったひとりの観光客ですが
ままん市にとっては大きな大きな一歩です。
Sちゃんは間違いなく東京から
日帰りでままん市を訪れた史上一人目の
観光客
であり、その名を駅前の石碑に

刻んでも良いくらいに(笑)
ありがたい存在なのですよ。



今回の旅は
ままんツーリズム
東京支店添乗員次女さんと
本社ままん市現地スタッフAちゃんと
ママ&ご家族様の見事な連携により
大成功
に終わりました。

記念すべきお客様第一号のSちゃんは
『次もまた参加します
』

早くもリピーター宣言(笑)

この《ひとり》がいつか
5人になり20人となりいつか100人と
なるのか、ならないのか・・・
それはままん市の皆さまの
頑張りにかかっているとしか
言いようがありません。

ですが、確実に一歩目が
動き出したのはまごうことなき事実。
この大切な一歩を企画実行したのが
小学6年生であったことを
ままん市の皆さまには忘れないで欲しいと
思います。
余談ですが、、、
次女さんは多忙なSちゃんのご両親から
旅の了承を得るために
緻密な計画書を作成して
提出しました。
自分で時刻表を調べて
何時何分の電車に乗るのかを書き記し
全行程にかかる金額を計算しました。
これらのことは
自分ひとりで行くときももちろん
調べたことですが、まさか書面には
しませんでした。
私は今回この旅が実行出来て、
大成功に終わったのには
この初めの計画書の存在が
非常に大きな役割を果たした
と思っています。
あの計画書がキチンと出来ていたからこそ
Sちゃんのご両親は安心して
大切なひとりっ子であるSちゃんを
送り出してくれたのだと思うのです。
そしてふたりはまさに
計画書通りに行動し寸分の狂いもなく(笑)
帰宅しました。
これには我々も驚かされました。(゚Д゚;)
やるなっっっ!!!

大人の仕事なんか
ほとんどこういうことでしょう?
企画書を作って上司の許可を得て
お客様に喜んでもらう。
次女さんはこの春
とても大きな仕事を成し遂げたと
思っています。(*´∀`)
この旅がいつかままん市に
大勢の観光客を呼び込む
ような流れの始まりになりますことを
願って、旅の報告とさせて頂きたいと
思います。
ご静聴ありがとうございました

次女さん、Sちゃん
協力してくれた皆さまお疲れ様でした。
そしていつもありがとう








