来週からお仕事へ行くことが決まった
私、侍ままん。


仕事を探しているときに
すごく悩んだことがあります。
東京には仕事はいくらでもあるのですが
やはり、気になるのは子どものこと。
子育てと家庭と仕事、すべてを
成立させる働き方とは??
子持ちである限り《なりふり構わず働く》
なんてことは到底出来ないものです。

さて、困ったぞ。

子どもたち
とにかく元気なときは良いけれど
病気になったとき、お世話をするのは
私しかいない。
まさか、具合の悪い子どもを
家に置いて働きに行くわけにもいくまい。

特に我が家の場合、三女さんは
食物アレルギーで喘息持ちという
一度具合が悪くなれば《生死をさまよう》
レベルのお方なので、学校を休ませて
《放置》という選択肢は絶対にあり得ません。
だけど、、、
子どもを持つ方ならば皆さん
そこを《どうにかして》働いて
いらっしゃる。
どうにか、ってどうするんだろう?
(゚Д゚;)
しかしながら、
子どもの具合が悪いときなんて
年に数回あるかないかの出来事。
それを常々心配していたら
働きに出る最初の一歩など
いつになっても踏み出せるわけがない。
ですから今回は
働く友達に色々と意見を伺った結果
『その時が来たら
その時方法を考える』
という強行突破で“とりあえず
働きに出てみる”方法を取って
みました。
だって厄介なのは
子どもの体調不良なんて
いつ来るのか分からない。
突発的に起こるものに対して
常々スタンバっている、というのは
実に無駄の多い話なわけでして。
そういう理由から働く力があるのに、
不測の事態に備えるが為に
働けないでいる主婦って多いんだな~
と、今回自分で仕事を探すことになって
痛烈に実感いたしました。
そういう主婦の
《働ける力》を万が一のため
だけに家庭内で腐らせて行くのは
実にもったいない話です。
いまね、巷で話題の
『コウノドリ』。
次女さんが担任の先生から
「感動するから見て

」



て言われてたまにインターネットで拝見
してるんですが・・・。
ここでも、妊娠出産を経た“女医さん”の
働きにくさを訴えるシーンが出てきます。
お医者さんだってそうなんですよ。
医者になるのなんか誰にでも出来ること
ではありませんよね。
親の立場から言わせてもらうと医学部に
入るまでにいくらかかってるの??(゚Д゚;)
ていうのが最も気になることですし
さらには医学部に入ってからも
学業第一ですから、バイトなんか出来るはず
もなく親の金銭負担額は《医学部》が
ダントツ1位でハンパねえ~~





って聞いた事があります。
まさに、金持ちの子どもじゃないと
金銭的に支えられないのが医学部。
よって自然と世襲制になり、
《医者の子は医者》みたいな構図に
なるようです。
で、ですよ。
それだけお金をかけて努力をして
ようやく医者になったとしても、女性である
と言う理由から、子どもを持ったその時点で
それまでの努力が《無》になってしまう
かの如く働けなくなってしまうのだとしたら
・・・本当に気の毒な話です。(;´Д`)
医者になるのなんかホント、
血を吐く努力だと思うんだよ。
一生もんの資格のはずなのに。

お医者さん1人が一生満足に働いたとして
助けてあげられる人間てのは一体何人くらい
なのでしょうか?
もし女医さんの場合、自分の育児によって
その人数が激減するのだとしたら、それは
子育てがいかに《尊い作業》で
あるのかの証明であると言わざるを得ない
ですよね。
患者さん100人を救う労力で
自分の子ども数人を育てているのと
同じなんですから。
働きたくても働けない。
そんな主婦に対して社会は未だに
《暇だ》とか
《何もしていない》という
評価しか持ち合わせていないことも
実に残念なことです。(-_-;)
現代社会はあまりにも《個人主義化》
し過ぎてしまったと思うのです。
すべてが『選択制』のように
思われていて、例え困っている人がいても
『自分で選んだ道なんだから(-.-)y-~~』
と冷ややかな眼差しを向けるばかり。
でもね、仮に
自分で選んだ道だったとしても
誰だってその先がどうなっているかって
ことを100%分かった上で
その道に足を踏み入れているわけでは
ないんです。
きっとこれからの社会に必要なことは
『その先の苦労』を知っている人が
今まさに苦労しようとしている人を
サポートしてあげることなんだと思うの。
少し先を知る人が
『この先には
つまずきやすい石があるからね
』

そう言ってくれるだけで
その石につまずかないで済む人が大勢
生まれるってことなんだと思う。
求む!山岳ガイド(*・ω・)ノ
いまはさぁ。
まったくガイドさんがいない状態で
みんなが手探りで山に入って行っちゃうから
遭難救助要請ばかりが鳴り響いて
助ける方もアップアップ(;´Д`)に
なっちゃってるんだよ。
一番大切なのは
山全体を知っている人が
登山者1人1人に山のことを教えてあげる
ことだよね。
あとは山の要所要所で
登山客を励ましてくれる山小屋の主人が
いれば、山登りは快適に楽しめるはずなん
ですよ。
突然の悪天候でも避難場所さえあれば
命を落とさずに済むことは多いのです。
そういう社会の枠組みを作っていくのは
やはり主婦の役目なのかな。
だって主婦の悩みは主婦にしか分からない
わけで・・・。
主婦である我々が事を起こさなければ
今後も何も変わっていかないのかもしれませ
ん。
《主婦の主婦による
主婦のための社会作り》
皆さま
何か良いアイデアありませんか??
