昨日小学2年生の三女さんが
東京に来てから初めて
我が家にお友だちを連れてきました。
三日も前から
『掃除しておいてくれた?
(゚Д゚)』
おもてなしに余念がない。
というのも、先週
たまたまそのクーちゃん(仮名)のお家に
上がらせてもらうことがあったようで
『クーちゃんちはね、東京の
一軒家なのに四階建てで、
中が超おしゃれ
だから、絶対に

お金持ちだと思う。
』

カルチャーショック



そんなお金持ちを我が家に呼ぶ。
粗相があってはならぬ、ということで
三女さんの意気込みは尋常ではありません
でした。
とはいえ、どんなに頑張っても
我が家のダイニングテーブルはいまだに
運動会でご飯を食べるような
アウトドアテーブル
でしてね、、、( -.-)
唯一の椅子もアウトドアチェア。
ある意味
『お父さんの職業は映画監督なの?』
みたいなインテリアなんですよ。(^。^;)
外側は駅前のオシャレなマンションなのに
中身は完全に中禅寺湖でキャンプして
いる人たちな我々・・・(*・ω・)ノ
なんかさ。
もはや仕舞うところがないほどに
父さんのキャンプグッズが大量で。
新しく家具を買うお金もないので
いつの間にか生活のテーマが
《マンションで
グランピング生活
始めました
》みたいになってます。

まあ、やはり
大地を忘れられないんでしょうね。
(・ω・)
そんなわけで、
東京のお金持ちのお嬢さん・・・
こんな家で大丈夫かな~(゚Д゚;)
一抹の不安あり(笑)

で、いよいよやってきました
三女さんの東京でのお友だち第1号
クーちゃんです。
第一印象、聡明で礼儀正しい女の子。
いやいや実に都会的な感じですよ。
で、2人は遊び始めたわけですがそれは
《平和そのもの》( ̄∇ ̄)
これ、姉妹ならばものの五分で
喧嘩になりますからね。
まあね、まだ互いに
日の浅いお友だちですし
何よりよく分からないおばさん(私)が
いるわけで、お互い猫を被っているのは
確かでしょうが。
確実に思い当たるのが
《小学2年生くらい
までが純粋だよね~
》

ってことですよ。
次女さんみたいな小5女子なんてのは
3人集まれば誰かの悪口しか言わないよう
なお年頃ですからね。

ま、そうやって仲間意識を高めていく
発達段階だと分かっているつもりですが、
それを端から聞いているのはあまり愉快な
ものではないですよね。
ですから、彼女たちには親から少し
離れたところで遊んで頂くようにしています。
当然、まず彼女たちの方から
親には近付いてこないわけですが

その点、小学2年生。
微笑ましいったらありゃしない。
三女さんが
『あたし、小さいころに
アトピーだったからまゆ毛が
ないんだよね。
』

カミングアウト(笑)
そう、三女さん幼稚園のころお友だちに
『なんでまゆ毛そってんの??
』

と言われたことがあるくらい
今もまゆ毛がありません。(゚Д゚;)
ま、それがチャームポイントでも
あるんだけどね。
そしたらクーちゃん
『そんなこと気にしちゃだめだよ。
クーちゃんがまゆ毛あるっていって
あげる。
』

優しい~

おまけに『大人になるまでに
生えてくれば問題ないって。
』

なんか意見が大人~

すこぶるおっしゃる通りです。
で、そんな感じで極めて平和に
キーボードを弾いて遊んだり
おやつをつまんだり、プラレールをつない
だりして過ごしておりました。
でその間、早めに帰宅した長女さんやら
次女さんがその辺をウロウロしていた
わけですが、、、
クーちゃんおもむろに
『三女ちゃんて
幸せだねえ
』

『なんで?』と三女さん。
『こういうお家で過ごせて
』

一同驚愕。(゚Д゚;)
こんないつまでもグランピングな
インテリアで、常々姉妹喧嘩が絶えること
のない罵詈雑言の飛び交う我が家が



(クーちゃんは知る由もないことですが
)

幸せそうに見えるとっっっ

『クーちゃんちの方が
お金持ちだし絶対に幸せだよ(*・ω・)ノ』
三女さん本音を言う。
『でも三女ちゃんも幸せだよ。(*´∀`)』
我が家の面々。
カルチャーショックです

『あたしたち
幸せだったんだ。(゚Д゚)』
そう。
人には他人に言われて初めて気付く
ことがある。
むしろ、他人に言われないと気付けない
ことがある。
都会の喧騒の中で我々が忘れていたもの。
《私たち幸せだったんだ。
》

グランピングなインテリアでも
私たち幸せだったんだ。

受験生長女さんが
例えどんなに勉強しなくても
私たち幸せだったんだ。

小5の次女さんが常々憎まれ口を叩いても
私たち幸せだったんだ。

私たち
初めて気付いたよ
(;´Д`)
クーちゃんありがとう。
小学2年生の純粋なお言葉に
我々一同(父を除く)は
心が洗われた
思いです。

いやはやしかし。
よその家に遊びに行って
《幸せを説法》してくる
小学2年生とは。
さすがに東京のお子様は
ひと味もふた味も違うものですなあ。(゚Д゚;)