いよいよ寒さが増して参りました。
秋本番。
ままんは荒れた子供たちの
心のリハビリラブラブに励んでおります。



●カルテNo1 長女さん
彼女には、とにかく自分が
《旅立ちのとき》であることを
自覚してもらうしかない。
自らにイマイチ自信を持つことが
できないために、いつまでも
親のすねにしがみついているという
精神疾患?の診断。


自らを《砂漠に咲く花》と比喩
する彼女には、咲いてる場所が
決して砂漠ではないことを分からせ
なければならない。(-_-;)


昔から、自立できない様を
《おんぶに抱っこ》
というでしょう?
というわけで、精神的におんぶに抱っこ
がやめられないというのなら
物理的に分からせてやろう!
という作戦を考えました。
母が長女さんを突き放すのは
決して愛がないからではなく、
その時が来たからなのだ
ということを思い知らせたい!
真顔真顔真顔



題して
『母はもうあなたを
持てません作戦』
説明しよう!
とりあえず、学校から帰ってきた
長女さんをとっ捕まえます。
そして強制的に抱っこしようとする。
ポイントは不意を突くこと。



「ちょ、ちょっと何してんの?」
(◎-◎;)


相手をビビらせます。



セリフは
『長女ちゃん~おかえり~
今日も頑張って来たのかな~(*^▽^*)』
できる限り気持ち悪く甘い口調で
語りかけます。


そして無理矢理持ち上げようとする。
が、当然抱っこなんかできっこない。
長女さん、中1にしてはやせていると
言われるらしいが、39.5キロ。
かたやガリガリ成人女性ままん、40キロ。


持ち上がったって1センチが良いとこ。
「危ない危な~い!おーっ!アセアセ
ってなる。
しめしめ・・・ニヤリ
こうなったら作戦成功。
仕上げに
「あ~もうお母さんには
長女さんは持ち上げられないよ~ショックタラー
「当たり前でしょうっっ
(`Д´)/」



・・・以上。
そう、もう親なんか当てにできないのは
《当たり前》なのだよ、
ワトソンくん。ニヤリ


ままんが言いたいのは。
精神的依存度というのは
物理的体重とは反比例するもので
なければならない、ということ。


つまりデカい図体でいつまでも
甘えてるんじゃない!真顔と言いたい。


母親に甘えて良いのは、
親が抱っこしてあげられる、20キロ
未満くらいまで。


そこから先は、文字通り
《自らの足で
歩かなければならない》



実際そうだと思うんですよ。
幼稚園児のうちは、まあ何となく
甘えれば抱っこしてもらえちゃったり
しますよ。
でもさすがに、小学校にあがる頃には
親の手には負えない重さに
なってますからね。


下手したら、両足骨折したとしても
無理!無理!無理!ガーン
ってなりますよ。


まさに自立の時。



神様はちゃんとそのへんまで考えて
作ってくれてるわけです。
親が持ち運びできなくなる
重さになる頃には、自分で歩いて
なお且つ他人に預けられる
くらいの発達を終えてるように
出来てるんですね。


それで晴れての小学校入学ランドセル
なわけですよ。


と、すれば。
中学1年生ともなればですよ、
親が四六時中注目していなくても
ご自由に人生を謳歌して頂きたい
ところなんですよね、ホントなら。
(-_-;)



お母さんが見てないから
勉強の手を抜くとか、ゲームに
夢中になっちゃうとか・・・。
もってのほか (`ε´)/
見てないようで、
見られてるのがまるで分かって
いらっしゃらないガーン
甘えてんじゃ、ねえ!!(`ε´)



そう。
やつら、厄介なのが私ら母
ちゃんと見てるのに
「見てくれない」チーン
ってゴネやがる(゚Д゚;)
ひどいと、
ときにはグレやがる!!!(ノД`)
 


公園で遊んでる2歳児。
ずーっと、
「みて!みて!みてて!
ねーみてる?み~ぃて、て!!」おーっ!
って言ってるでしょう?
あのノリでずっと行かれたら
母は疲労困憊ですからねゲロー



いまだって、超!!!
見てますからね。
視界の端っこで。
幼少期と違うのは、ど真ん中で
見てないってことだけ。
見てないようで見てる!!(笑)
こっちだってワザを駆使してるんですよ。
ど真ん中で見てたら、見るな!って
反抗するでしょ?
または実際問題、視界のど真ん中では
自分の仕事なんかを見てなきゃならない。
でも、端っこではちゃんと
捕らえてるんですよ。
トンボといっしょ!
どこ見てるか良く分かんなくても
ホントは見てるの!!!目
私ら大変なの!!!(`Д´)



しかしながらの
親の心子知らず
子の心親知らず
ですからね。



長女さんなんか、まさに
砂漠に咲く花ハイビスカス
とか言っちゃってるし(ノД`)


あなた!!
せめてサバンナくらいですよ。
ハイエナとハゲタカくらいは
「キレイな花だね~ラブ
って思ってるからね~(ノ^^)ノ
自信をもて!!!



そんな、見てないようで
実はちゃんと見ている親心を
やさぐれ思春期野郎たちに伝える
有効な手段というのが、やはり
《食事》おにぎりサラダホットケーキ
いちいち口うるさく言わないけれど、
お腹が空いた頃にタイミング良く
美味しいものが出てくる。
帰宅したとき、家には誰もいないけど
テーブルの上には手作りのおにぎりが。
(≧▽≦)

お腹もいっぱい心もいっぱいチュー


こういう気配りが
単純なようで大事らしいですよ。



デートでもよく言うでしょう?
美味しいものを食べて、満足すると
目の前の人のおかげで、
幸せなんだな~っラブラブラブ
て気分になる。
でもこれ、本当は錯覚。
実はこの時得られる幸福感は
満腹から来ているだけだった・・・。
ってやつ。ニヤリニヤリニヤリ



人間なんて、所詮は野生動物。
そんなもんなんですよ。
でも、野生動物にとってはお腹を
満たしてくれるってことは
何ものにも代え難い幸福ですからね。
納得!!びっくり



と、まあそんなわけで
物理的に自らの成長を確認させつつ
スキンシップを取りつつ、腹を満たす!


ままんクリニックでは只今
こういう治療をしているところです。


先日、水族館でイルカショーイルカ
見ました。
可愛いイルカたち。
「は~違う種の生き物に
良くあんなに言うこと聞かせるように
出来るよな~(゚Д゚;)」
感心していたら。


芸の前には、鼻先をタッチ。
芸を終えたらエサうお座


スキンシップと満腹感。
せ、先輩!!!(ノД`)アセアセ



な~るほどびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり



果たしてままんの
子育てショー
上手く行くのでしょうか・・・滝汗



ぜひPTA研修旅行には
イルカの調教を見に行きたいと
思ったままんです(-_-;)