今年はまだ本格的なが降っておりません、栃木県。
近所からから望める山も、それほど白くなっていないです。




毎年、2、3回は雪で登校時間が遅くなる、なんてことに
なりますが、今年は晴天続きですね。




雪が降りますと、我が家は面白いことになります。
犬派、猫派に分かれる。




♪い~ぬは喜び庭駆け回り、
ね~こはこたつで丸くなる♪





長女、三女、母・・・・犬派
次女、父・・・・猫派




3匹の子ぶた。
だいたい揃って
「わ~~~い!!雪だああああ!!!」
飛び出していきますが、小一時間もすると次女さん帰還。
「手袋がびちょびちょになった」
「背中に雪が入った」
それ以前にも、15分おきに手袋を交換してみたり、ジャンパーの雪を
払ってみたり、髪の毛を気にしてみたり・・・
とにかくこの人神経質。
こまけえの(-""-;)


雪遊びに夢中だったらさあ、
前髪が2本出てきたとか、普通気にならなくねえのΣ(゚д゚;)???



なのでたいてい一番に屋内に帰還し、あとはストーブの前で
丸まっているのが次女。




縄文から来た現代人長女。
この人雪なんか見たら、絶対に家を作る。
【かまくら】ね。
縄文人、とにかく居住を確保したいんですよ(笑)
生命確保の本能ですから。
そんで、いつもはぼんやりしてますが、突然リーダーシップを
発揮し出すの。
「では、諸君!!いまからかまくらを作る!!手順を説明する!!」
「スコップ用意!!手押し車用意!!開始!!」
みたいな(笑)
で、三女は従順なのですげえまじめに言うこと聞いて、
すんごい働くの。
見てて笑っちゃう(≧▽≦)
北風吹きすさんで、若干遭難っぽくなってても
必死でかまくら作ってます。その執念たるや。
長女と三女の根性は見上げたものです(笑)




そんで、そのうち三女が顔面蒼白になって帰ってくる。
「もう寒くて死にそうだ~~(。>0<。)」
そんなになるまで遊ばんでいいから・・・(^▽^;)



温暖な神奈川育ちの旦那様は、そんな様子を
部屋の中から爆笑しつつ、ビデオに収めてる。
「長女さん、すげえがんばってる」
とか言いながら。
絶対に自分は参加しません。
「だってさみいじゃん



そして辺りも薄暗くなった頃、長女さんの渾身の作
【かまくら】が完成します。
まあ、軽く2時間は作業してますよ。
長所、根気強い。
短所、執念深い。
ですから(笑)




そんで発泡トレーに自分の名前を書いて、かまくらに表札を掲げる。
そのあと、懐中電灯、温かいあまざけ、みかん、読みかけの本
などを持ち込み、30分ほど厳寒のかまくらで過ごします。
そして軽く横になり
「・・・あれ・・・生きてんの???(@Д@;」
若干みんなに心配されたのち、大満足の表情で帰還。
「あ~~~今年も楽しい雪だった!!(‐^▽^‐)」
サバイバル少女、長女さん。




そのうち「雪山でコーヒー飲んでくる」
消息を絶たないと良いんですがね・・・( ̄_ ̄ i)




そのあと雪が止んで、天気が回復。太陽が出てくる。
すると毎日毎日夕方に、愛しのかまくらに水をかけては
雪が解けないように氷を張ります。
朝、学校に行く前にはブルーシートなどかけ、傘などかぶせ
「今日も解けないで頑張るんだよ!!」
日に日に小さくなるかまくらを毎日眺めては、
「君のことは忘れないよ・・・(iДi)
つぶやいています。
長所、根気強い。
短所、執念深い。
これが我が家の長女さん。





今年も雪が降らないか、子供たちは首を長~~くして待っています。
こんな雪女長女さんのために、雪を降らしておくれよ。
お願いします