近隣の小学校にブレックスの選手がやってきました。


「ブレックスキャラバン」と称しまして、チームのコーチ陣と選手が
子供達にバスケットを教えに来てくれる、というもの。
栃木銀行プレゼンツ!!みたいです。


今回はコーチお二人と#13渡邉選手、#6小林選手。
メインメンバーですよ。なかなかのゴールデンチョイス
いや~イケメンでしたね。
ありがたや~ありがたや・・・。
とげぬき地蔵尊のばあさまと同じレベルで有り難がってしまいましたね(笑)


去年もこのイベントを見学させてもらったんですが、
いやはや、プロと言われる人たちは、こう『活気』が違いますよね。
『熱』と言いましょうか、「オーラ」なんかもこの部類なんだとは思いますが。
そばにいるだけで、元気になる気がします。



なので、子供達もですね、いつも自分達の学校の体育館で練習しているときはやりたくてやってるんだか、やらされて仕方なくやっているんだか・・・
非常にだらだらやっているように見えるんですが。
プロ様が来ますとね、そんなヤツらでさえ、「やる気」があるように見えてしまうんですから、不思議。
『活気』は移るんですね。
空間に放出されるんじゃないですか。


ま、同じく『やる気のなさ』も空間に放出されるような気はしますけれどね。
「やる気のないヤツは出て行け~~!!
良く聞かれるフレーズですものね。
全員に移る前にいなくなってくれ、ということですよ。


しかしながら、プロ様の『活気』は我がチームの『やる気のなさ』を
打ち破るには余りあるパワーを持っていたようです。
「なんだ、君たちやれば出来るんだねΣ(゚д゚;)」
率直な感想です。
やはり、児童教育で問題なのはいかにして「やる気」を引き出すのか、と言うことに尽きます。
やる気を引き出すのは、やはり「やらせる側」に責任がある、ということなんですね。
ブレックスのコーチ陣はそのへん非常に良く心得ていらっしゃいます。


まず、話が面白い。
分かりやすい。聞き取りやすい。決して感情的にならない。
あくまで友好的姿勢を崩しません。そして馬鹿にもしない。
必ず相手を尊重しますよね。
説明がうまい。
なぜこの練習をやるのか。やるとどうなるのか。
やらないとどうなるのか。
実際に目の前で優秀な選手にデモンストレーションさせることで
非常に説得力のある解説が成り立っています。
すばらしい!!!
子供達が確実に『やりたくなる』ように導いていきます。


うちのチームの子供達「そんなのできない」とすぐに弱音を吐くんですが、ブレックスの練習内容だと「これなら自分にも出来そうだ」と必ず思えるんですよね。
あえて、そこに持って行く技術が本当にスバラシイ。


「そんなのプロだも~ん!
出来て当たり前じゃん~~(◎`ε´◎ )」

って気にならないんですよね。



プロがやってるこのワザ。
あなたにも出来ちゃうんですよ~~。どうですか奥さん。

それが分割12回払い。月々たったの1500円!!
旦那さんに内緒で買えちゃいますよ~


ちょっと「ジャパネットたかた」を彷彿とさせるような
プレゼン内容ですよね(笑)


近頃、知性は『話術』だな、と思うようになりました。
特に子供の教育を考えたとき、『話術』は決して無視できません。
大学教授みたいに「着いてこられるヤツだけ着いてこい」みたいなスタンスならば口下手な秀才でも構わないのかも知れませんけれど、
子供の何かを引きだそうと思ったら『話術』は絶対必要ですよね。


詐欺商法とか、誘拐犯なんかも「言葉巧みに」なんて表現されますが子供は言葉次第でどうにだって動くのです。
子供だけじゃないですけれどね・・・。


自分の経験からも、たったひとりの大人との出会いで
その後の一生が変わってしまうような『衝撃』を受けることがあります。


子供達には出来るだけ、いろいろな大人に会わせるようにしています。
我が家にはテレビもゲームもありませんが、人に会うためには
少々お金がかかっても会いに行かせるようにしています。
大人になるまでに出会った人たち、
きっとその人達の『活気』を吸収して
子供たちは何かに気づいていくんだと思うのです。
さて、この夏子供達はどんな『活気』を感じてくれることでしょうね。



楽しみ楽しみ。
人生と夏休みはまだ、始まったばかり