関根麻里「笑ってコラえての海外支局を作ろうinローマ!今新支局長がいます。新支局長の三林新支局長!」
三林「Buonasera.三林で~す。今週は現地支局員のミケ―ラと一緒にお送りしたいと思います。」
ミケ―ラ「チャオ~!」
三林「今回私達はイタリアにあるとある場所を取材して来ました。それではVTRスタート。」
【笑ってコラえて!ローマ支局】4/25
真地勇志ナレーター;三林第2代ローマ支局長、最初の支局会議が開かれました。
ジェンナーロ「ところで三林さん、イタリアには2つの独立国があるのを知りますか?」
三林「えっ知らない!ヴァチカンは分かるんだけれど、もうひとつあるの?」
ジェンナーロ「もうひとつはサンマリノ共和国という国です。」
三林「どういうところ?」
ジェンナーロ「スゲ~ちっちゃい!」
真地ナレーター;イタリア半島の中部に位置するサンマリノは、東京世田谷区ほどの広さしかない世界で
5番目に小さい国。
しかし、
1700年もの間
ほぼずっと独立を守り続けている世界で
1番古い共和国だという。
回りを取り囲むイタリアは建国わずか151年、何故ちっちゃなサンマリノは
歴史に踏みつぶされずに、
生き残ってこられたのだろうか?
その謎を解き明かすために同行するのは
現地支局員第7号ミケ―ラだ。
グーグル地図より
三林「サンマリノ共和国って行ったことあるの?」
ミケ―ラ「あの~子供の頃、何回も行ってます。すっごいいいところですよ。」
三林「いいところなんだ。」
ミケ―ラ「ハ~イ。」
真地ナレーター;ローマから列車を乗り継いで、およそ4時間で最寄駅であるリミニに到着。
ここから更に車で20分移動すると、
ミケ―ラ「ちょっと見てみて下さい。サンマリノの入り口ですよ。」
三林「あれ!?」
ミケ―ラ「Benvenuti nell'antica terra della liberta.『古くからの自由な国へようこそ』って書いてありますよ。」
真地ナレーター;せっかくなので歩いて国境を越える。
イタリアとサンマリノの国境では入国審査は行われていないようだ。
世田谷区程の国といっても、新市街と旧市街に分かれておりサンマリノに入ってしばらくは新市街だ。
だが国のほぼ中央までくると、
ミケ―ラ「みて、みて」
ウィキより
真地ナレーター;そこには巨人を意味するティターノ山がそそり立ち、
その上に3つの建物が見える。
ふたりは建物の下にある駐車場まで車で移動し、更に急な階段で上を目指した。
20分後ようやく頂上まで登りきると、そこは中世ヨーロッパの面影を残す旧市街だった。
そして三林支局長はサンマリノ観光協会を訪ねた。
小国が独立を保てた謎について質問すると、
サンマリノ観光協会のフランチェスコさんは3つの建物のうち真ん中の建物に向かって歩き始めました。
そして山の尾根に沿って進んで行くと、
三林「これはもう崖になっているよ~超怖い!」
真地ナレーター;下を覗きこむと断崖絶壁!そして1番標高の高いチェスタという建物に着いた。
フランチェスコ「ここから見ると中世では、山は生きる為に使われたことが分かります。
ほらねこれが高い所にいる利点です。ここから攻めてくる隊列を見たらすぐに攻撃出来ますよね。」
真地ナレーター;サンマリノ共和国の紀元は4世紀
チィターノの山頂に聖マリアが弟子達と共同体を作ったのが始まりとされる。
更に10世紀頃、住民達は城壁を造り始め街を完全に囲い要塞化した。
だからサンマリノの国土面積が世田谷区程であっても国家機能の中枢は壁に囲まれていた。
狭い地域に集中している。
天然の地の利、強固な城壁そして機能の集中化、サンマリノは小さいのに独立を守ってこられたのではなく、
小さいからこそ独立を守って来られたのだ。
その象徴である3つの砦はサンマリノの国旗の中で
LIBERTA(自由)という言葉の上に描かれている。
だがもうひとつ謙虚さも国を守って来た。19世紀初頃、
小国の自尊心と自由を守る国民の気風に敬服した
ナポレオン・ボナパルトは、
『サンマリノとアドリア海を隔てている土地を国土として献上しよう』と持ちかけてきた。するとサンマリノ人はこう答えた。
「ナポレオン将軍様、あなたの友情は誇りに思いますが、
私達は世界中に友達がいる。今の小さい国が好きなのです。」この返事は結果的にサンマリノを救うことになりました。
何故なら国が海に面してたら直ぐに戦争に巻き込まれたでしょう。
真地ナレーター;サンマリノはこうして世界に中立の意思を示し、2度の世界大戦中も独立を守った。
サンマリノの秘密に1歩近付いたふたりが更に街を探索していると、
三林「スゴイよ!何あれ!?何かやっている!」
ミケ―ラ「わぁ~スゴーイ!」
真地ナレーター;衣装を着けた人達が左右に揺れながら坂を上って行くのが見える。
そこで行列の前に回り込む作戦にでました。
ようやく謎の集団に追い付いたのは街の中心りベルタ広場だった。
そして演奏が始まった。
ミケ―ラ「こちらで何をやっているのですか?」
男性「執政官の交代式典があるんですよ。」
真地ナレーター;なんとふたりはサンマリノの国家元首に当たる執政官の交代式を目撃していたのだ。
サンマリノ共和国は立法行政司法機関として、5年ごとの直接選挙で選ばれる60人の大評議会を有している。
そしてその60人の中から2人が毎年4/1,10/1の年2回議員相互の推薦で執政官に選ばれる。
しょうどこの日は4/1,新旧元首が入れ替わる日だったのだ。
執政官は半年の任期後、3年は再び執政官にはなれない。
更にその母体である大評議員になる条件にひとつが、自分の親も子も「大評議員」でないことなので、
親子2代続けて執政官にはなれない。そして2名同時に選び執政官同士お互いに拒否権を与えている。
これらすべての規則は独裁政治を防ぐ為、
共和国サンマリノは外に対してだけでなく内なる独立と自由を守る伝統をも兼ね備えている。
同席している男性に聞くミケ―ラ「Scusi…」
男性「こちらは前執政官のお父さんですよ。」
男性の息子「息子は大変でしたよ。執政官になるという事はサンマリノ人にとって、
魂の奥に訴えるような意味深いことなんです。」
真地ナレーター;するとその男性の息子さんが誰かに「Ciao!」と挨拶すると、その先には「元執政官ですよ。」
三林「えー!元執政官だったんですか?」
元執政官「57年前の事です。1955年の事だよ。とても良かった。とても良い経験でした。
今じゃ92歳だよ。ハハハハ」
三林「92歳!?」
元執政官「たくさん女性を愛してきたよ。アハハハハ」
真地ナレーター;国家元首がゴロゴロ街を歩いているサンマリノ共和国、
それもそのはずで全人口36000人のうち約半数が外国に住み、旧市街住む人に限ればわずか4500人ほど、
全員が顔見知りであると言っても過言ではない。
続いて2人はサンマリノの特産品が見られるという場所へ向かった。
ミケ―ラ「Buongiorno.」
男性「ようこそ!私はゴッビ・レンシーノです。ここのワイン組合の醸造責任者です。」
真地ナレーター;こちらはサンマリノ国営のワイン工場。実はサンマリノではワインが名産で、
その生産量は年間約100万本にもおよぶ。標高が高く冷涼な気候はぶどう作りに適しており、
国が誕生する以前およそ2000年前からワイン作りが行われて来た。味にも定評があり、
なかでもこのモスカートスプマンテサンマリノは、
昨年世界40ヶ国以上が参加したブリュッセル国際ワインコンクール2011で、
7400種類の銘柄の中から見事金賞を受賞しました。せっかくなので世界一のワインを試飲させてもらう。
さっそく頂く三林支局長、「何これ、発砲ワインってこと?」
真地ナレーター;マスカットから作られるスパークリングワインだ。
三林「う~ん、シュワシュワする!めっちゃくちゃおいしい!」
真地ナレーター;更にレンシーノさんの後をついていくと、
レンシーノ「ここはお店です。」
真地ナレーター;するとレンシーノさんはホースのような物を手にとり、
ミケ―ラ「スゴ~い!ワインが出てくる!」
三林「ガソリンスタンドみたい!」
ミケ―ラ「ガソリンスタンドじゃないですか!」
真地ナレーター;実はこれワインの販売機。1ℓ単位の量り売りで購入出来る。
灯油用ポリタンクみたいなものでワインを入れている人に支局長が聞きます、
「お父さんこれワイン買ったんですか?」
お父さん「そうだよ!」
こんなのに入れちゃうの?
永井支局員「日本ではこれ石油入れるのに使うやつです。」
お父さん「ここでもそうだよ!でもvino(ワイン)って書いてあるだろ!ワイン専用だから大丈夫さ!」
真地ナレーター;更に調査は続く
三林・ミケ―ラ「Buongiorno.」
女性「Buongiorno.あなた達はとっても良い所に来たわ!甘い1日を過ごせるピッタリの場所がありますよ!」
甘い1日と言う言葉に誘われ後をついて行くと、案内されたのはとある建物。
女性「ここではサンマリノの歴史あるお菓子を作ってます。昔から全て職人の手作りでやっているんです。」
真地ナレーター;工場の中を特別に見せてもらった。
作っていたのはこの会社一番の売れ筋商品、水/小麦粉/キャラメルを混ぜたキジをウス焼きにし、
まずはウエハースを作る。
そこへビターチョコレートをたっぷり塗り、更に上からウエハースを載せる。そして更にチョコレート、
これを5回繰り返し今度はその縁を更にチョコレートでコーティングすれば、
サンマリノみやげの定番Tre Montiの完成だ。
トレモンティとは「三つの山」という意味、パッケージにはサンマリノの象徴である、
あの三つの砦が描かれており1942年の創業以来70年間国民に愛され続けている変わらぬ味で、
サンマリノ国民に愛され続けている。
会社の人「特別に出来たてを食べさせましょう。チョコレートフォンデュにして食べてごらん。」
真地ナレーター;甘いものには目が無い三林支局長、たっぷりのチョコレートをコーティング。
三林「いただきま~す。ん~。」
ミケ―ラ「どうですか?」
三林「めちゃくちゃおいしい!」
真地ナレーター;すると御主人からとっておきのプレゼントがあるという。
主人「私たちのお菓子です。」
三林・ミケ―ラ「あ~!!オ~!!」
三林「サンマリノの国旗と日本の国旗」
ミケ―ラ「あなたが作ってくれたの?」
従業員「そうだよ。簡単に出来ますからたいしたことではありません。」
三林「ありがとう。これなんて書いてあるの?ari…ありがとうって書いてあるんだ!」
ミケ―ラ「ありがとうってグラッツェだよ!」
三林「なるほど、よく〈ありがとう〉って知ってましたね。」
従業員「通訳さんに教えてもらったんだ。アハハハ」
ここから東京スタジオです。
所「いいねサンマリノ。知らなかったねサンマリノっていう国があるのが。」
小栗「今観ててサンマリノ行ってみたいなぁ思いました。」
関根「三林支局長!」
三林「はいはーい!」
所「お前評判悪いよ!」
三林「すいませんでした本当。」
所「今サンマリノにいるってこと?」
三林「はい!というわけで今私達はサンマリノ共和国に来ています。
後、このキレイなパノラマ観えますでしょうか?物凄くキレイで!」
所「随分高い所にいるんだね!?」
三林「それでは皆さんも、みな…す、魅力たっぷりのサンマリリョ…サンマリノ共和国に
是非一度訪れてみて下さい!」
最後またカミましたね。
FINE
サンマリノはF1グランプリが開催されるので知っていました。
ここのグランプリでアイルトン・セナが事故死で亡くなったのでした。