♪「トゥーランドット」(4) | 長靴の国へ向かって!

長靴の国へ向かって!

昆虫とイタリア、映画見聞録などですが、
最近は日々の出来事を気ままに綴ります。
yahooブログからの引っ越し組です。

異国の名前の分からぬ王子カラフ(ダッタン国の元王子)は、
私の名前を知る者は誰もいないだろう、
私の名前は私の中に閉まってあるのだから。

しかし、
カラフ王子の名前を知っている者が二人いました。
カラフ王子の父親で元ダッタン国王であったティムール。
戦争で国を滅ぼされて、目も見えず放浪していた所を、
偶然にも息子カラフと北京で再会したのであった。
そしてもうひとり、
このティムールに付き添っているダッタン国の召使いリューであった。
密かに王子カラフを愛していた。

(召使的な存在であったリューにとっては、
たった一つのかすかな生き甲斐だったかも知れません。)

この偶然の再会を多くの民衆に目撃されていた為に、
あの王子の名前を知っているのではないかと、
ふたりは役人に捕えられ、トゥーランドット姫君の前に突き出されてしまいます。
強引に自白をさせられるリューは耐え切れず、
自ら進んでトゥーランドット姫君の前に出ます。

異国の人の名前は、

リュー?b>Principessa,l'amore!
    「姫君様、それは愛です。」

姫君:L’amore?
    「愛だと?」

リューは自分の身を捨て、姫君にその訳を愛と自信に満ちた言葉で、
力強く語るのである。
tanto amore:たくさんの愛.
「私の心の中に秘められたままで、 誰にも打ち明けてはいない沢山の愛。それはあまりにも大きくて、この拷問でさえ私には喜びに感じるほどです。

なぜならば、私は彼に愛の贈り物をするのですから。このまま沈黙を続ければ、姫君様は彼の名前を明日朝までに知る事は出来ないのですから。

そうすれば私は彼に貴女を差し上げる事が出来る!
私は彼に貴女を差し上げます。姫君様よ、そして私のこの身を引き換えに。」

〔彼と一緒になる。〕
それはもともと不可能な事だったとは言え、
リューにとってはその微かな希望さえも失う事になります。

そしてリューは自ら進んで、

「お前たち、私を縛って苦しめよ!私に拷問と苦痛を与えよ!」
Ah! come offerta suprema del mio amore!
あゝ!、私の愛のこの上ない捧げものとして!

彼の名が「愛」。
その訳がトゥーランドット姫君には理解出来ませんでした。

そして、業を煮やしたトゥーランドット姫君は
「その女から心に秘めた物を引き出せ」と命令するのであった。
 
それを受けて王子カラフを慕うリューは、

・・・

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記事を書きながら物語に入り込んじゃいました。
涙腺が弱くなり目にウルッと来るものがありましたので、
今日はこの辺で幕を下ろします。
4/6記事完了。
それじゃまたね!Ciao!