とにかくぬこは怒った。
怒り狂って語尾に“にゃ”を付け忘れる程だった。
爪で引っ掻かれそうになったが、俺にはマッチョな男が十人もいる。この壁を突破されることはあり得ないだろう。
「それで?これからどうすんだ?」
「はぁはぁ、ここはまだ現世と混沌の海の狭間。はぁはぁ、現世に向って移動するにゃ」
程なくして、俺達一行は歩き出した。
ここは本当に謎だらけの空間である。
投影と呼ばれる人形の敵や、災厄と呼ばれる敵が俺達の邪魔をしてくるのだ。
その敵をどうしたのかって?
そりゃあ俺もビビったよ。なんせ地球にいた頃は、命の危険に晒された事なんてなかったからさ。
それに弱すぎる俺は仲間に頼るしかない。まさに神頼み(ねこ頼み)で祈ったよ。
ここで仲間達が死んだら詰んでしまうからね。
結論から言うと、マグナスの叔父貴がクソ強かった。
口癖は「叩き潰してやる」
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向かってきた敵をぺったんぺったん。
敵を軽々しくぺっちゃんこにする様は、正に鬼神!(奇人かもしれない……)
そんな歴戦の猛者である叔父貴が居たからこそ、道中楽なもんだった。
しかしそんな叔父貴にも欠点はある。
それは……物忘れが激しかったのだ。
(画像)
だが今は我々の生命線!
しっかりサポートするからな叔父貴!

