ねこは、名前などどうでもいいと言わんばかりに、大きな欠伸をしながら、俺の怒り感情もろとも外へ放り捨てた。


「お前は弱そうだから仲間が必要だにゃ」


 え、それってもしや……


 ねこは躊躇う事もなく、10連召喚ガチャアイテムを俺に手渡す。


 きた!遂に俺の時代がやってきた!

 誰もがご存知の、異世界転生するやつは大抵チート理論。


 ここで俺は神引きを起こし、SSR美女を仲間に加える。完璧なテンプレだ。

 これこそがザ・異世界ライフ!


 ぐふふっ、おっとよだれが。


 さぁ!いでよ!俺に従える女性達よ!


 俺の呼び声に呼応して周囲が暗転、そして無数の流れ星が降り注ぐ。


 おぉすげー、滅茶苦茶かっけー。


 大きな音共に地面に降り立った流れ星は、発光しながら人の姿を型取り始める。


 高鳴る鼓動。握り締める拳は期待の証。


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 おまっ!?お前ふざけんな!ぬこは!?ぬこはどこに行った!!!


 しかしそこに、一際輝く大きな流れ星が視界に飛び込んだ。


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 先程までの雑多とは全く異なるエフェクト。

 あまりにも神秘的な光景に、俺の心は奪われ、瞬きすら忘れてしまっていた。


 光が織り成し、一つの芸術が生まれようとしている。


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 マグナスの叔父貴!!