アメリカ赴任。期間は大体3年程度。赴任期間中は日本の証券口座は非居住者ということで、売買取引ができない状態。保有銘柄を売ることはできるようでしたが、通常の取引ができない。海外赴任期間中は赴任手当、内地給与、様々な手当で、結構な収入に。自然と手元にお金が残るし、毎月の生活費も心配がない。(会社によるので、あくまでも私がいた会社の場合です)

 

赴任前はマンションでしたが持ち家でしたが、赴任目前で売却しました(別記事参照)。タイミングもよく、6百万円くらいはプラスで売れました。次を買おうか考えている時の赴任命令でしたので、現金として残していました。マンション売却代金が入ってすぐ、銀行の方から連絡があり、会社の近くの支店長が会いたいとのこと。売却代金のその後の運用についてどう考えているか色々と聞かれました。何か提案してきましたが、銀行が勧めてくるものなんて銀行が儲かるものだけなので、丁重にお断りしました。ひとまず現金で保有するのみ。。。

 

赴任して感じたのは、シリコンバレーの賃貸の高い事。。。当時、2Bed Roomのアパートが$3,200。その頃、私が保有していた日本のマンション、3 Bed Roomが賃貸に出すとしたら18万円くらいでした。床面積でいったら、2Bed Roomの部屋の方が広かったですが。大体にしてキッチンとバスルーム、各部屋の作りが日本より大きいので、広々はしています。それにしても、やはり家賃は高い。一年契約になりますが、契約更新の際の提示額が10%増額、金額的に約$300/月の上昇。

 

個人のオーナーなら多少の交渉余地はありますが、リースオフィスが絡んでいると強気一点張り。とにかく、値上げをのめなければ、他にテナント入るから出ていけ的な流れです。

 

そういう体験をしながら、不動産を眺める日々。家賃が高いと言うことは、オーナーだったら儲かるのではないか?とは言えベイエリアはそもそも家が高いので買えない。っていうか赴任期間中に家なんて買えるのか?ローン組めるのか?帰国後はどう管理したらいいのか?

 

とにかくマーケットリサーチだ。日本での不動産売買経験はある。アメリカだってさほど変わらないだろう。こんなに家賃が高いのであれば儲かるだろう。そうしてアメリカ不動産投資を検討するのであった。 つづく。。。