コロナのせいかはたまたなまけ癖のせいか、画像の整理も更新もさっぱりはかどらない。ここのところ用事が入ったりほとんどまともに出かけてないし天気が悪いと家にいたりと時間もあるはずなんだが。

もともとこのブログは見れない、撮れない鳥見の腕の悪さを棚に上げ、愚痴って紛らわすが目的だったので、更新意欲が低下したのはそういう俗っぽい欲からついに悟りの境地に近づいた・・・訳はないわな。ただの怠慢。

という事で適当、手っ取り早く在庫の消化。いつもの通り掛け声だけだが。。。

 

葛西臨海公園、そして三番瀬にカラシラサギが来たというのをネットで見かけた。

カラシラサギはだいたいが短期間の立ち寄りで自分が行ける時にはすれ違いというのが多い、数年前には微妙に色薄のコサギの若鳥かなにかに引っかかって同じ干潟のどこかにいたはずのカラシラサギを見そびれるという間抜けな事もしたり、どうもいままで見れていない相性の悪い鳥。

 

三番瀬に来てからすでに数日はたっているので今回もどうだろうと思いつつダメ元で出かけてみることに。

朝8時半ごろに現地に到着すると満潮直後の海には干潟はほとんどない。

時刻が早いのか鳥見の方もほとんどいない。

その場におられた方の話ではカラシラサギは東側から飛んできて昼前にはいなくなるという事らしいが。はてどうなんだろう。

 

①人もいないし鳥もいない。オフシーズンの海水浴場的な光景。

 

とりあえず東側の突堤に行き周囲を眺めてみる。

干潟の外側はすっきり、冬にカモが浮かんでいたのが嘘のよう。

柵や突堤の先端に数羽白い鳥がいるがダイサギにコサギのよう。

というかどうながめても、コサギだろうこれは。

 

 

②干潟を端から端まで歩いて眺めるが見えるのはダイサギ、コサギ。

 

 

③突堤の先にいたのはウミネコにダイサギ。少し離れたところにいたアオサギは飛んでいなくなる。閑散。

 

沖を数羽サギが飛ぶのを見て今度は干潟に戻り西側を見ている。

少しずつ水は引いているようだがシギの姿はなく波打ち際あたりでコチドリの若鳥2羽がいただけ。寂しい。

 

④波打ち際で見かけたのはコチドリの若鳥が2羽。なんか閑散すぎてもうダメ感が膨らむ。

 

干潟の西の端、突堤周辺ではダイサギが数羽。こちらにもお目当てはいないよう。

ぼちぼちとやはりカラシラサギ目当ての方が来られるがやはり見つからなさそうで手持無沙汰状態。

干潟の中央にサギがとまったのを見ればやはりコサギ。

目の前を東から西の突堤方面に飛んだのを追って再び西側に行ったが飛んで行ったサギは突堤を越えてさらに西側に飛んで行ったのか行方不明。

どうもダメそう。頭の中ではこの日のブログのタイトルは「カラ振り、シラサギ」に決まりだなどとどうでもいい事だけがリピートしている。なんだかなあ。

 

⑤干潟の西の端には次第にサギが集まりだすが見たところ普通のコサギ、ダイサギばかりらしい。

 

⑥東の方から干潟を横切り西の突堤を越えたサギ。突堤から周囲を見渡したが見つからない。後から見てみると写りが悲惨だがこの鳥がカラシラサギだったらしい。

 

どうもダメそうぼちぼち撤退と思っていると浅瀬にウミネコ、そして30羽余りのミヤコドリが飛んできて着地。しばらく休んでいたミヤコドリは周囲を歩き回っての食べ物探し。

 

 

 

⑦潮が引いた浅瀬にまずウミネコ、そして(どこにいたのやら)ミヤコドリが降りてきてごく局地的ににぎやかに。

 

寂しい干潟での貴重な鳥とばかり写していると突堤の方に行っていた方たちがサギの方に熱心にカメラを向けている。

そちらの方に行って見ると西側からカラシラサギが飛んできたという。

カラシラサギはコサギ、ダイサギに混じり歩いていく。

大きさはコサギほどで見かけはダイサギっぽいというが結構目つきが厳しい。

カラシラサギは飛び出して干潟の中央に着地。しきりに水際で小魚か何かをあさっている。

周囲にいた方たちもカラシラサギに気が付き集まってくるが次第にカラシラサギは沖に広がる干潟の方に離れていった。

 

 

 

⑧何度目かの挑戦でようやく見れたカラシラサギ。小さいダイサギと書かれた方のブログだったかを目にしたが自分の印象は「くちばし黄色くて目つきの悪いコサギ」。

 

何度目の挑戦だか、とりあえず見れたのでやれやれというところでバスの時間も近くなったので撤退。

バスに乗り今度は京葉線で東京駅。同じ駅とは思えない距離を歩いて京浜東北線で浮間船渡まで。

駅を出ると目の前が次の目的地の浮間公園。

ミゾゴイを見に行った時には見そびれたササゴイが今度のお目当て。

池沿いを歩いていると浮きの上で休んでいる成鳥が一羽。

カラシラサギとうってかわってあっさりと見れた。

 

⑨田んぼのサギが不調の穴埋めではないがこの日はサギ三昧。

 

⑩池の中央部のフロートでまずお目当てを見つけて空振り回避。

 

池の中の小島の水際では巣立った若鳥が茂みから出入りをしたり、狩りを覚えようとする様子が見れてにぎやか。

数名の鳥見の方もだいたいこの辺りにカメラを向けていた。

 

 

 

 

⑪池の中の小島ではササゴイの成鳥、若鳥が入れ代わり立ち代わりお出まし。

時にはバンもお出ましに、そして上では水浴び後らしいオナガが一休みとご盛況。

 

 

⑫池の奥のフロートにも数羽。若鳥が結構な数。魚を狙ったりまったりしたりとしぐさを眺めるのも面白い。

 

池の奥の木々のあたりはすでに子育てが終わっているからかまったく気配はなく周囲にはカワセミが飛び回りアオサギがぼーーとたたずむくらい。

 

⑬人の往来が途絶えるとカワセミがすぐ近くにとまる。

 

⑭できればゴイサギも見て文字通りのサギ三昧と行きたかったがまあ無事にお目当てが見れてとあって欲張りすぎないのが華か。

 

ササゴイは時々飛び出すが明暗の調整は間違うわ、相変わらず同じカメラなのにピントがどうも思うように合わないわで微妙なのばかり。という事で、パス。

 

まあこういう鳥でそうそう変化のある様子が見られるわけでもないので一通りみて昼過ぎも少し立ったあたりで撤退。

ここのところ田んぼで不調なサギのかわりのサギ尽し。

いややはり田んぼは田んぼでサギを見たいがどうなるか。