いつもの悪い癖でついつい怠けていると更新は遅れる。

その合間に梅雨になったら天気悪かろう、今のうちにと出かけては後でため息とともに削除は必死の画像を量産。

気が付けばブログはまだ5月。そろそろ真面目に・・・まあ何年たっても変わらんわな。

という事で(何が・・・)軽井沢に出かけた後に懲りずにいつものお山に。

予報だと好天だと、水場に行っても晴れていれば何か見れるだろうと安直に。

 

お決まりのように始発のバスで出かける。バス停から見渡す空はすっきりと快晴、だったのだが車窓から見ていると行く手のお山の上にはすっぽりと帽子のように雲を被っている。

果たしてバスを降りお山の上を見上げると雲か霧か白くなっているところが。。。

なんでこうピンポイントのようなお天気???

 

①この日の成果によってはブログのタイトルは「晴れ晴れ詐欺」の愚痴だったかも。

 

とりあえず入口から坂を上っていくとさほど歩かぬうちに、ひょいと行く手を横切り柵の上に鳥がとまったよう。

林の中の薄暗い場所で一瞬でもあり写りは証拠の塗り絵くんだがクロツグミ。

軽井沢で見れなくても県内で見れる。幸先はいいのか?

 

②柵の上で様子を窺うクロツグミ。意外だがずいぶん低いところで今年も子育てするのがいるようだ。

 

その後は警戒する鳴き声の先のキビタキ。こちらも暗くて写りはともかく証拠を残してそそくさと先に。

 

③甲高い鳴き声の先には虫を咥えた子育て中?のキビタキ様。

 

5月も末、恋の季節もほぼ終了と鳴き声は時折聞こえるもののやや控えめ。

沢のあたりでこの日ははっきりとサンコウチョウの声。

繰り返し聞こえるホイホイホイの声はその方向に近づいたと思う頃聞こえなくなる。

今年は林道沿いにお姿を拝むのは難しそうか。

 

結局他にめぼしいものは何も見れず、登っていくとますますどんよりとした天気に。

振り返り遠い地表を眺めるとお日様がまぶしいばかりに明るそう。

行き先、間違えたか。。。。。

 

とりあえず頼りの水場に着く。

他に相席の方はおられないがこの天気。日の差し込まぬ茂みの下は暗い。

眺め始めてじきにオオルリの雄が来てくれたが・・・最初の予定ではちょうど日の当たる場所にとまっているのに・・・と微妙にテンションが上がらない。

 

 

 

④せっかく見始めて間もなくオオルリが来たのに期待していたよりはるかに薄暗くテンションも今一つ。

 

その後は周囲からにぎやかな声が聞こえてくると茂みから下りてきたのはエナガ。

複数のエナガが目まぐるしく周囲を飛び回り下へ降りては水浴び。

中には今年巣立った幼鳥も混じっているよう。

目移りしているうちに取り損ない。

だいたいにぎやかなエナガに目を奪われている間にいつの間にかメジロ、ヒガラが混じっていたり。まったく油断にならない。

 

 

⑤エナガが群れで来るときににぎやかさはひときわ。色のアクセントの淡いのは幼鳥か。

 

繁盛とは言わないがぼちぼち、ただ天気の薄暗さが恨めしいといった調子でいると水場に相席のお客様。GWにここで見ている自分たちを見つけて参加された方のよう。

ご自分の一人用カモフラージュ用テントをご用意した模様。

組み立てて準備OKとなるとじきに再び鳥が水場にやってくる。

 

ヒガラ、メジロといった常連。

オオルリ(お嬢)、にキビタキの夏鳥。

 

 

 

⑥ヒガラ、メジロがコンスタントに来るときはだいたい順調。見る方もまたかと思いながらもついつい写す。

 

 

⑦キビタキにオオルリ。ルリ嬢の時はちょうど一時的に日が差してこの写り具合。

本当にお天気が恨めしい。

 

まあ天気は恨めしいがそうは言ってもぼちぼち見れればありがたいところ。

クロツグミもそろそろと姿を見せるものの、やはり背後の不審な人物を警戒して(だったらすみません)か水浴びせずにUターン。

 

 

⑧クロツグミの水浴びは見れなかったがタッチアンドゴーにならず写せただけ良しとすべきなんだろう。

 

そしてひときわにぎやかな声でやってきたのはヤマガラ。それも幼鳥。

色が親の成鳥とは違い淡くほんわか。珍しくはないけれどかわいい。

 

 

⑨色形、動きもみな「ほんわか」なヤマガラの幼鳥。これから他の鳥も子育て後が楽しみ。

 

これから真夏にかけてお山でも巣立った幼鳥、若鳥がいろいろ見れればうれしいがさてどうだろう。

一通り見たころにはぼちぼちお昼前という事で撤退。

 

⑩山を下りる途中、道の脇のにぎやかな木々を除くとそこにも幼鳥。カラ類は早めに小鳥の巣立ちの時期のよう。

 

⑪出遅れか、はたまたセカンドラブか見晴らしの良いところでホオジロ熱唱中。

 

見れればうれしい、見れなければ(この日のお題は「お天気詐欺」になっていても)それなりにまた次に、というそれがご近所のありがたみかも。