GWあけの週末、最初は日月の一泊で富士山の登山道を見に行く予定にしていた。

しかし月曜の天気が思わしくない。

昨年もこの登山道の途中の水場あたりで雨に降られたが最初から雨の確率が高いと分かっていてわざわざ泊まってまで林道を歩くのも悲惨なので宿をキャンセル。

かわりに天気のよい土曜日に日帰りで出かける事に。

 

朝いちばんに地元を出て、八王子から高尾で乗り換えの大月行。

富士急行に乗り換えて富士山駅へ。

すっきりと快晴で途中車窓からの富士山もきれいに見える。

 

①車窓からも富士山駅のホームからもすっきりとした青空に富士山がきれいだ。

 

7時過ぎに富士山駅に着くと無精してタクシーで少し上って林道の途中まで。

目的地は去年も行った川の流れ跡の水場。

最近ここで写したらしい鳥の画像があちこちでアップされているので多くの方でにぎわっている可能性は強い。その時は周囲の登山道あたりをうろついて鳥を探そうかというつもり。

車を降り少し歩いて遊歩道沿いの水場に到着。

予想通り水場にはすでに6,7人の方がおられる。

ただまだ隙間があるので後ろから立って眺めるには問題なさそう。

 

とりあえず暗い水たまりを見下ろし鳥のお出ましを待つ。

周囲の木の葉っぱにはカワラヒワがとりついて揺れているのが見える。

 

②周囲を見渡すと水場の上方の木にはあちこちでカワラヒワ。

 

自分が見始めてまずお出ましなのもカワラヒワ。

そしてやたらお風呂好きなのか繰り返しやってくるのがメジロ。

 

 

③メジロが繰り返しのお出ましで水浴び。

 

キビタキはすでにカップル成立か雄雌一緒でお出まし。

 

 

④一緒にでてきたキビタキ。水浴びをするキビ嬢のエスコート?

 

そしてこの日の一番のお目当てコルリが。

まだ一部茶色の部分が残る若鳥のようだが水浴びをせずに水際を移動する様子を見ることができた。

 

 

⑤水場に3回ほどのお出ましのコルリ。お目当てが見れたのは良かったが遠いし暗い。茂みで鳴いているのを何とか見つけたかったが。。。。

 

⑥一瞬だけ姿を見せたのは微妙に青いコルリのお嬢さん?若兄さん?

 

さらにセンダイムシクイ、そしてヤブサメなども姿を見せる。

いちどキクイタダキも姿を見れたがすぐに飛び上がり水場の上を横切って飛んで行ってしまった。

 

 

⑦センダイムシクイはこの2羽一緒の時以外は一瞬お出ましの後すぐに消えと忙しかった。ヤブサメは周囲の茂みを見え隠れで全身見れたのはほんの短時間のみ。

 

またこれも久しぶりだがソウシチョウが二羽お出ましになったりと結構にぎやか。

 

 

 

⑧ソウシチョウ、ちょくちょく見てはいる気はするが必ずここなら見れる場所を自分は知らない。という事で見れれば(外来種だけど)うれしかったり。

 

2時間ほど見ていると先に来ていた方が水場を去られたので前列に移動。

すっきり目の前が見渡せるようになる。

するとなんでだかそのあたりからパタッと鳥のお出ましが。早くも昼休みなんだか。

とにかく鳥のお出ましをひたすら待っているとようやくヒガラ、メジロあたりが姿を見せるように。

さらに待っているとまたコルリが、と思っていたらいつの間にかゴジュウカラに。

なんだか化かされたような早変わり。

 

⑨手前にコルリと思ったらいつの間にかゴジュウカラに。いつ入れ替わったのかわからぬ早業?

 

ふたたび出が悪くなった11時頃、新しく水場を覗きに来られた方がぱらぱら来るようになったのを頃合いに水場から周囲を見て歩くことに。

 

しかし鳥の声はするものの、姿は厳しい。

他の水場の奥の茂みからはしきりにコルリの声はするものの見通せない。

エナガが飛び回るが薄暗い。

キビタキは見かけたとたんに飛ばれてとまったくさえない。

 

遊歩道脇の木に数羽とまっている鳥を見かけたが葉っぱ被り。

アオジっぽいと思って写したが被ってピンボケ。

画像を見たらこの日のもう一つのお目当てのノジコらしい。

今年もどうも相性が良くないのか・・・・・。

 

 

⑩青葉の茂る木にアオジのような鳥と写せば「カオナシ」、もう一度写せば今度はピンボケの「カオダケ」、なんでこう相性が悪いのか。昨年からの不調継続中のノジコ。

 

うろついているうちにお昼時となりそろそろと登山道を降りていくことに。

あちこちでまたコルリの声が聞こえる。

・・・・見えない。

あちこちでキビタキの声がする。

・・・・まともに撮れない。

周囲の木をひたすら眺めまわすがゴジュウカラの声も姿も。

おまけにここなら見れるだろうと思ったコガラにも見放されと絶不調。

 

 

 

⑪昼に歩き出しに時間あまりの登山道。見れない撮れない。ゴジュウカラ、コガラも見れずただ石混じりの道で足が痛い。

 

登山道をほとんど下りきったあたりでようやくオオルリ、クロツグミの声を聞くが当然姿はどこといった調子。

微妙なキビタキを撮った以外はさっぱり、だらだら二時間以上歩いてこの成果。

結局水場以外ではまともに見れない写せない。

今年もやっぱりストレス、溜まりそう。

 

⑫昨年同じ道を降りてきた時はこの辺りで雷雨。この日は一日変わらずの快晴。本当に天気だけは良かった。天気だけは・・・・。