GW前半の3連休、28、29日はそれぞれ予定が決まっているので初日は雑用の片付けの後ちょっと出かける事に。
親切な鳥友さんにもらった情報で浮間公園へ。
どうやらこの公園の池の裏にミゾゴイがいるという。
ミゾゴイは某水元公園にずいぶん長いこといたので見に行こうかどうしようかと思っていたが茂みの中で見えにくいとか今一つ好みではなさそう(失礼な)なので今まで行かずにいた鳥。
事情があって近くで見れるというので見に行こうかと。ついでにそろそろ来ているだろうこの公園の名物ササゴイも見れれば一石二鳥だが。さて。。。
①町中の公園だが大きな池には時々珍しい鳥が来る。ただ見かけはいたって普通。
浮間船渡駅を出ると目の前は公園。
いかにも町中の公園だが、とりあえず池に沿って公園の奥に。
池のほとりには釣り人だけ。
ササゴイ目当ての鳥見の方はいないよう。
さらに奥に。ここは池のほとりの木々の部分が柵に囲われているあたり。
数人鳥見の方が柵の中をのぞき込んでいる。
近づいてみると柵から数メートルの茂みの中で茶色い鳥が。これがミゾゴイか。
あっけなく見れたが手前の草を被ってなかなか全身が見れない。
さらになかなか動かない。
辛抱強く待つしかないがとにかく少し移動するのもやっと動いたか、といった調子。
こりゃ我慢大会かと思っていたらようやく動き出し手前の方に出て来た。
②あまり動かないので銅像の観察気分。時間がたつのもやたら遅く感じる。
日によっては手を伸ばせば届くほどの接近だったらしいがこの日はそれほどでもないが2メートルくらいか。それでも近い。
柵があるからかミゾゴイはこちらを気にする様子もなくのっそり動いている。
右足をけがしていたがだいぶ良くなっていた様子らしい。
人の手で介抱されていたので人慣れしているのではと言っておられる方もいたがどうだろう。
じっとしているミゾゴイは時々急にすばやく動くと枯葉の積もる地面にくちばしを突っ込みミミズを引っ張り出している。
何度も咥えなおした後飲み込む時は意外なほど敏捷。
③あっけないくらい目の前で無警戒の様子。みみずを捕まえる時だけは意外に早かった。
その時以外はしかしミゾゴイの様子と言えばほとんどお地蔵さん。
距離も距離だけにどうも野鳥を見ている気がしない。
気分は動物園の檻の前。なんかみょうな感じ。
④手前に来るとついついやってしまう。日陰だからうつりは微妙だが。
時々池の方を眺めに行くが戻ってきてもほとんど変わらず。
しかしだいぶたってからゆっくりと奥の茂みの陰あたりに移動したところで撤退。
ササゴイの方は一羽林の方から突然飛び出し荒川の方に飛んだのを見送った後は全く見かける事はなく、そう安直には一石二鳥とはいかなかった。
まあお目当てが見れたからいいか。
⑤ササゴイ、ゴイサギともに撮れずサギ3種まとめてとはいかなかった。池にはカイツブリ、そしてバン(カメ)。
しかしなんだろう。見れてうれしいがどうも野鳥観察というには違和感が。
のほほんとした感じのミゾゴイだったがその後いなくなったという。
無事に本来のお山の方へたどり着いていてほしいものだ。