この日は雑用を片付けて買い物ついでに近場の公園をのぞきに行って見る。
園内に入り木道を歩く。気配が・・・薄い。
①園内には珍しく八重のヤマブキが咲いていた。
メジロにカラ類などの声はするものの近くに見えるものはなし。
池にはたくさんいたマガモの姿はなくわずかにコガモが泳いでいるだけと寂しい限り。
②冬の賑わいがうそのような池にはコガモがまだいる。
木道を歩いて園内をほぼ一周する間に見たのは斜面をひょいと飛び上がるシロハラ。
(まだいた。)
③シロハラが通路脇で。いつもでこれもいる事やら。
池を見下ろす木道を歩いていると聞き覚えのある声。
ようやく聞くことのできたキビタキ。
周囲を見渡すと少し離れた枝にとまっているのを見つけたがカメラを向けるまもなく飛ばれる。
声をたよりに探していると太い木の枝の重なるあたりに黄色い点のように姿を見つけたが遠いし暗いしと心霊写真。
まあ季節の初見、本番はお山の上でという事か。
④とほほの初見。これからお山で見えればいいか。
木の裏にまわり姿を消したキビタキを探していると頭上がにぎやかに。
何羽かの鳥が移動しているようだが、そのうちキーコローと聞こえるさえずりが。
夏山ではおなじみのイカルの声だ。
冬には何度もこの公園で見たものだがまだいたとはびっくり。
⑤新緑を背景に見るイカルは同じ公園でも冬に見たのとはずいぶん違う印象。
しかし葉っぱが茂りほとんど全身が見れない。
新緑はきれいだが生えてきた葉っぱに鳥の姿は見え隠れと手ごわい。
すっきりと写せないうちにイカルは一斉に飛び出していった。
頭上のイカルがいなくなり周囲が再び静かになったところで撤退。
冬鳥がいなくなりすっかり寂しい公園にも夏鳥の気配が。
週末あたりにはぼちぼち林道でもキビタキが見れそうだ。