葛西で公園内の冬鳥に干潟の海鳥もみてさてあとの見納めというところで前回いろいろ空振りの遊水地が気になるので出かけてみることに。
①草が刈られた遊水地。木には新緑、下草も伸びて緑がきれいな季節に。
湘南台から歩いてぼちぼちと遊水地へ。
橋の上からすっきりと刈り取られて開けた流れを見下ろすが何かいるようにも見えず。はたしてまだ何かいるのやら。
真ん中の遊水地わきの通路を歩いて眺める。
新緑の枝に休んでいるのかホオジロがとまって動かない。
②緑がきれいになった木にホオジロが休んでいるのかぼーっと動かない。
他は特に・・・と思って歩くと斜面にツグミ。
写してよく見ると一緒に写っているのはツクシ。春らしいといえばそんな感じ。
③冬鳥を写してみれば周囲はすでに春だった。ツグミにツクシ、語呂はいいが。
次に南の遊水地に向かう。橋の方では鳥見の方が数名。
何を待っているのやら。はてまだタマシギがいるのかヒクイナか。
周囲を眺めても足の切り株に新芽が伸びてきたあたりを見てもさっぱり。
周囲ではしきりにカワセミが飛び回る。
水辺の低木にはどういうわけかバンが木登り。新芽を食べている?
④カワセミは活発にあちこちを飛び回る。こちらも緑背景にきれいだ。
⑤木の芽を食べていたのかなぜか木登りのバン。足を滑らせてバタバタしていた。
頭上を飛ぶ鳥を見つけると高圧線の鉄橋にとまったのはチョウゲンボウ。
2羽、そして3羽が追っかけあうように絡み合うと2羽鉄塔の上に。春到来?
⑥頭上ではチョウゲンボウ。追っかけあったり二羽鉄塔にとまったりとにぎやか。
他にめぼしいものも見れないので折り返し。
中の遊水地では今度は新緑にカワラヒワ。
ホオジロは園路の柵のロープの上。
周囲からキジの声がするが姿を見るには遠そう。
アオジが出てきてようやく冬鳥。
寂しいなあと思い橋を渡る。
⑦遊歩道を歩いていると行く手にホオジロ。見下ろせば湿地にアオジ。寂しいなりに鳥はいるにはいるが。
⑧アオサギを撮ったら写り具合はともかくアップしないといけないような気が。どうも感化されすぎかも。ダイサギは羽毛がきれいになってきてこれも春。
下をのぞき込んだらあら、今度は動くものが。あれれクイナ。
こんな開けて丸見えの場所だけどまだいた。
クイナは食べ物探しに没頭中か上のギャラリーには全く無頓着。
ようやくこの冬の初見となんとか間に合ってやれやれだ。
⑨すっきりし過ぎていないだろうと思っていたがクイナがお出まし。上から丸見えだが大丈夫なんだか。まあ見れればこちらはありがたいが。
クイナも旅立ち前の栄養補給かずっと歩き回っている。キリがないのでこんどは北の遊水地へ。
遊歩道から見下ろすと中洲の芦はすべて刈り取られてさっぱり。
その横でまだいたヨシガモとハシビロガモが熟睡中。
⑩すっきりと刈り取られ隠れる場所もなさそうなあたりでヨシガモ休憩中。まだいた。
オオヒシクイの姿は見られず。茂みの中で休んでいるのか旅立ったのか気になるところ。
水面の上ではツバメ、イワツバメが飛び回る。
また無謀な挑戦で余計なストレスをため込む季節が・・・腕が悪いだけだが。。。
⑪ただ一言。とれまへん・・・・・・・・・。
今度は公園の中の通路を歩く。
芦の中にカメラを向けて写しておられる方がいらっしゃる。
その方向を見ると芦の根元をセッカがちょこちょこと移動している。
被りっぱなしで手ごわく茂みの中をひょいと移動してすぐに姿を消してしまった。
残念。
⑫芦の根元を見え隠れ。せっかくのセッカ得意のつかまり方も被って見えない。
芦の間からオオヒシクイを探すがやはり見つからない。やっぱりいないのか。
遊水地の端近く、芦にとまっている鳥。他の場所と同じでスズメかと思ったがより白っぽい。
まだいたオオジュリンだった。
芦が被り苦戦しながら写しているとなぜかシジュウカラが乱入。
オオジュリンは追っ払われると芦の下に滑り降りて視界の外に。
まあこれ以上目新しいものは難しそうという事で撤退。
⑬よく考えたらクイナだけではなくてオオジュリンもここでこの冬の初見だった。
⑭オオジュリンがいたところに猛然と突っ込み追い落としたシジュウカラ。意外な光景。春で活気がでた、わけでもないよなあ。
思いがけずクイナは見れたが景色はすっかり春。見納めの鳥もどんどん増えていく感じ。夏鳥が来るのはうれしいが冬鳥がいなくなるのは寂しいもの。実に勝手なことだとは、自分でもそう思う。