天気予報で一週間延期した遠出の行き先は茨城の海。

この冬は海方面ではあまり情報がなく不作っぽい。まあ気晴らしと現地の電車乗りでもとハードルを下げて決行。

水戸からはまず最初の私鉄鹿島臨海鉄道で大洗駅。

駅で30分ほど待てばワンコインの周遊バスで行けるがせっかちの自分はもったいないがタクシーでアクアワールド、大洗の水族館前へ。

・・・・結果は無駄遣い・・・・。予想通りだ。

 

①いまだ根強くアニメとタイアップ。いたるところにあるし駅の改装でパワーアップしている。

 

水族館裏から那珂川河口を眺める。

すっきりとした青空の下、すっきりと青く鳥のいない閑散とした海が広がる。

焦って来た甲斐はなさそう。思わず財布の残金を確かめたり。我ながらみみっちい。

 

橋を渡り那珂湊漁港を目指す。

途中那珂川の中央に2羽アカエリカイツブリがいるのが見えたが遠いわ逆光だわでさっぱり。帰りがけ多少位置が変わってなんとか見れたのがこれだけと前途多難。

 

②何回撮ってもぼけぼけ真っ黒けの厳しかったアカエリカイツブリ。

 

 

③港に向かう川沿いの道から見えたのはなぜかのんびり道路近くで休むヒメウにハジロカイツブリ。

 

漁港内に見えるのはカモメがわずかとカンムリカイツブリ。ヨシガモは遠くで寝ているしミサゴも遠く逆光の場所。

おさかな市場は活況だけど水上は閑古鳥。

 

 

④アオサギが飛んだ方向は鮮魚店、回転寿司の店の方向。商売ものに手を付けてはいけません!

 

 

⑤港内を歩いていたらいきなり目の前にカンムリカイツブリ浮上。こっちも驚いたが向こうさんもびっくりしだろう。

遠いミサゴは港内をもう少し光の向きのいい場所をと歩いているうちにいなくなる。

 

ほとんど成果なく大洗側へ戻る。

水族館の裏手にはジョウビタキ、アオジ、ホオジロ、シロハラそして松の実にくちばしを突っ込むメジロとこっちの方がにぎやかだ。

 

⑥水族館の真裏。だいたいこの辺りで必ずジョウビタキ。不調な時の穴埋め(といったら失礼だろう。)

 

水族館から海岸沿いに漁港の方に向かって歩く。

すっきりと晴れた空と波しぶきの白が目立つ海。散歩と景色としてはいいが・・・。

 

 

 

 

⑦海岸沿いを歩く。遠くに見えるのはカンムリカイツブリにスズガモ。一面クロガモが浮いていたことがあったのが夢のようだ。

ウミアイサの雄も見つけた自分が偉いと思うほど、遠い。

 

水辺へ降りれるあたりで磯の周辺を眺める。

ご近所の川や公園での姿とはえらい違いのヒドリガモ。

眺めていると近くにようやくシノリガモの姿が。

 

⑧激しく崩れて泡立つ海を泳ぐヒドリガモ。カルガモと言い環境が違うと行動も違うものか。

 

 

 

⑧ようやく見つけたシノリガモ。波に翻弄されるわすぐに潜るわで手ごわい。

 

⑨浜辺の生垣、低木にはアオジにホオジロ、メジロの姿が。

 

⑩人がいるところを見たことがないがもう何年もこういう状態なので営業、しているんだろうなあ。というか個々の写真を撮り続けて何年目?

 

海岸からホテル旅館に飲食店でややにぎわうあたりを抜けて漁港へ。

こちらもまあ寂しい事。

見かけるのは普通のカモメ、それも以前と比べると数も少ない。

カモもカイツブリも少なく珍しめの鳥はいない。


 

⑪漁港内も目立つのは閑古鳥くらい。目の前でオオハムを見たり、ウミスズメを見たりと昔を思い愚痴る。

 

漁港から最初は海水浴場まで出て沖合を眺めようかと考えていたが、ここまでの不調でなんか見れる気もせず、マリーナで生垣を出入りするアカハラを見て海回りはすっぱりと切り上げることにした。

 

⑫海に行ってまともに写したのがジョウビタキにアカハラというのもどうなんだか。

 

延期したかいがあって天気は良く風もない温和な散歩日和。

歩くにはちょうどいいが鳥見には微妙な海だった。

2時頃夕方に向けて次の場所に移動。はたしてそっちの首尾はというところだ。