正月休みも最終日、ここまで何度も見ているのにどうもすっきりと見た気がしないもやもや感の残るウソをもう一度見ておきたいと日向の林道に行くことに。

休日ダイヤの始発のバスは遅いので余裕で出かけて小田急。

ところが海老名まできたらいきなり電車が発車しない。しばらくして流れたアナウンスによると車両点検でここから先は運転見合わせと。

正月早々これかいな。

本厚木まで行っていれば別の林道なり行けたものの海老名からではなんともならんか。もう少し早めに出ていればと思っても時すでに遅し。

 

すぐには運転再開はなさそう。電車を降り、どうするかしばし考える。

帰る?天気も良いのにもったいない。

相模線で大川のカモ?朝から早いしそれもどうか。

結局何の名案もなく相鉄線で連想したクビワキンクロの公園へ。海老名から一本、乗り換えなしだし。

しかし安直だ。

 

①公園としての整備は必要な事だろうけど、さっぱりし過ぎるのも・・・。

 

二俣川駅からあるいて公園へ。

園内を歩いて池のそばを通るとクビワキンクロはキンクロハジロの群れと定位置。

田んぼから湿地の方に歩いて行く。

青い鳥も枯れ葉をほじくる鳥も、冬鳥はさっぱり。

鳴き声に上を見上げるとアオゲラ。

しかしまたなんでこんなややこしい場所、面倒な動き方とぶつくさ言っている野が聞こえたのか、まともに撮れないうちに林の方へ。

 

②真上を見続け首は痛い。手前の枝に被りまくりでピントは合わず、なんだかなあ。

 

他の方が熱心にやはり上の方を見上げているがこちらはキクイタダキ狙いらしい。

自分が見上げてもさっぱり。

他の場所でもやはり懸命に上にカメラを向けておられる方たちがいたのでどうやら混群に混じってかキクイタダキがいたらしい。

 

自分もカラ類の混群に遭遇したときそれらしいものに向かって悪戦苦闘してみたが目メジロしか撮れず。

そもそもいたのかすら見分けられずの惨憺たる有様。

やはりのろりんの自分には無理だと改めて実感。悲しい・・・。

 

③白いカラ類、エナガでないのを苦労して撮ってみれば普通にメジロ。はたしてキクイタダキがいたかすらわからずは情けない。

 

その後も梢近くにとまるシメは手前の枝にしかピントが合わず、以前はトラツグミで賑わった斜面は作業中で立ち入り禁止。

クイナを見かけた水路はバッサリ草が刈られて潔い平地。あかん。。。

 

 

④どんなに雑に撮ってもこれがまともに見えるくらい悲惨な成果。頼みのジョビさんも前日と違って控えめ。

 

結局頼みの綱はクビワキンクロ。

せめて至近距離でピントばっちりをと思ったが見返してみると微妙。

 

⑤日差しが不足するとぐっと写りが落ちるのはカメラのせいと思いたい。

 

なんかすっきりしないままこの公園を撤退。

せっかく出かけたついでと言うことで次もやはり乗り換えなしでいける遊水池へ。

 

湘南台駅からまた歩いて遊水池に。

正月休みで公園部分は閉鎖されているが遊歩道側からは見下ろすことができる。

オオヒシクイは前回と同じ場所でまったり。

周囲にはバン、オオバンなど。

斜面に上がって草をついばんでいるのはヨシガモ(とバン)。

さらに斜面の上まで上っているのはオオバンの群れ。(なんか新横浜公園と同じような景色)。

 

⑥斜面の一番上まで登るオオバンの群れ。なんか変。

 

⑦斜面の下ではヨシガモにバン。

 

⑧オオヒシクイも遊水地の隅の定位置でまったり。鳥もみな正月休みというわけでもなかろうがなんかのんびり感がただよう。

 

変わり映えのない様子をそこそこに遊歩道を歩き遊水池を見てまわる。

遊歩道から斜面を見下ろすとタヒバリが歩き回っている。

こちらの様子を気にする様子もなくのんきに食べ物探しかうろうろ。

後からここに来られたブロ友さんが見かけたのと同じ鳥かもしれない。

 

 

 

⑨すぐ上から見ていても全然飛び出す気配がないタヒバリ。タヒバリと言えば乾いた田んぼで目につかずすぐ近くから飛び出しあららというのが多いのでついつい撮ってしまう。

 

さらに歩いて行くと茂みから飛び出したアオジがしばらく姿を見せてくれた。

しかし他の方がよく見かけるタシギ、イカルチドリは自分はまだこの冬見たことがない。

 

 

⑩寂しいながらも遊水地、そして反対側の川沿いにそこそこの鳥。

 

遊水池の端まで見て折り返して戻ってみるとあれ、オオヒシクイはいない。

聞くと飛び出して対岸の茂みに隠れてしまったと。

まったりした様子に油断して肝心な所を見損なった。もったいない。

よく眺めて見ると茂みの中でオオヒシクイは休んでいる。

当分動きがなさそうと言うことでここで撤退。

 

⑪オオヒシクイの動く肝心なところを見逃す。これも鳥見あるある。あ・・・。

 

帰りがけ、柵から遊水池の方をのぞき込むと目の前にオオバン。

斜面の上まで登ったのがすぐそこにいたのだった。

気がつかれて斜面を降りていく前に数枚。

この距離で撮ればさすがに写りはくっきり。しかし誰得だこの写り具合。

 

⑫原寸だと羽毛一筋一筋がはっきり。これが2024年一番まともに撮れた写真でした、なんていうことにならない事を、さてどうなるか。

 

どうもいきなり運転見合わせで予定変更、それからどうもボタンの掛け違いみたいにいまいちの成果。

初日はともかくだんだんぐだぐだな感じの正月。はたして今年はどうなることやら。