あけましておめでとうございます。
何を今頃寝ぼけたことをお思いだろうが、なにしろこれが今年の最初の話。
それも元旦。
ようやく新年を「1月のうちに」迎えることができて何より、めでたいめでたい。
在庫の賞味期限がきれないうちにぼちぼちと処分していきたい。
とは毎年思うもののこれも恒例のいつのまにかのぐたぐたに、今年もなるんだろうたぶん。まったく進歩、なし。
ここ最近元旦は宮ケ瀬の湖畔の林道へ。
「まともなご家庭の皆さん」はそれぞれお正月を過ごしている中、元旦早々寒い林道を徘徊する物好きはそうそうはいない。
で、人気のない林道結構鳥が見やすかろうという皮算用。
実際に過去林道路面におりたルリビタキとかが見れたりしている。
ということで天気も良い朝、本厚木から始発のバスで。
そこそこの人数。だいたいは途中の登山口の停留所で減っていくがこの日は数名自分と一緒に終点まで。
どうやら物好きは自分だけではなさそう。
①林道を歩いていくと正月の青い空に月。新年たまには一枚目を変えてみる。
林道の入り口から歩いていく。
枝の先にとまる鳥をまず移す。逆光で真っ黒。よくよく見ればカワラヒワ。
微妙な鳥で2024年が明けた。果たして好調なのか。
②空抜け真っ黒けのカワラヒワ。すべてが微妙な初撮り。
木の実にとまるがまともに撮れないメジロ。
被るか後ろ向きのジョウビタキ。
水場ではこの日も上を飛びまわりそろそろと降りてくるアトリ。
薄暗いせいか写すとすべて塗り絵調。
・・・やっぱり微妙だ。
③木の実を食べに来るのはいいがどう見てもすっきりと見れないジョウビタキ。水場は薄暗くせっかくのアトリも塗り絵。
トンネルを抜けると行く手にカメラを上に向けている方がいる。
その先にいたのはウソ。一緒に写させていただくが枝がごちゃごちゃ。やれやれ。
④食べるものがモノだけに枝の細かいところにいるのはわかるがどうしてこうごちゃごちゃのばかり。初嘘、いやウソ。
さらに進む。
人気の少ない朝の林道といって期待するのは路面に出てくるカヤクグリだが。
出てこない。残念。
この冬出だしは順調だった分、カヤクグリ運は売り切れか。ちょっと早すぎないか。
代わりに?路面に降りてきたのはルリ嬢にジョビ嬢。なんとなく人気のない正月らしくなってきた気もするが遠すぎ。近づくまで待つほどのサービスはなし。
青い方のルリビタキは年が明けてもまともにお相手してもらえず。
⑤見れないのは当然悲しい。しかし見れるのに撮れないのは自分のせいも加わってもっともやもや。
それでも今出ているよと教えていただいて、金沢橋周辺でようやくまともにベニマシコを見れた。
しかしこのころになると以前の週末ほどではないが結構な人出。
元旦早々酒も飲まずこたつにも入らず寒い道をうろつく物好きのなんと多い事か。
まったく自分の皮算用、甘かった。
⑥お腹ペコちゃんモードのベニマシコ。やっとまともに撮れたけど写りはもう少しくっきりのはずだったんだが・・・。まあぜいたくを言えばキリがない。
橋を渡りさらに進み前回ごちゃごちゃの枝に被りまくったアトリを写したあたりに差し掛かるとその木の周辺から手前の斜面に鳥がにぎわっている。
斜面の草被り、樹上の枝被り、その上忙しく動き回るのでなかなかまともに捉えられないがアトリにそしてこの日ひそかにお目当てにしていたマヒワが混じっている。
写してはみたものの日陰、動きが早く背景ごちゃごちゃと自分の腕には厳しすぎ。
けっきょくぼーっつとしたのが数枚の証拠写真だけ。今年の運勢はやっぱり微妙である。
⑦木の上から斜面、斜面から樹の上、さらに背後の樹の葉陰。
目まぐるしく移動するアトリ、マヒワに翻弄され目移りするうちにいなくなる。
・・・・撮れん。
群れが斜面の上の針葉樹の中に隠れるように移動した後はさらに先へ。
今度は路面にウソが。
元旦にしては人多いと思ったがそれでもいつもよりは人気もなく静かなんだろうか。
⑧せっかく静かな正月らしいところに遭遇と思ったが、なんも考えず撮っていたらみんな背後の地面にピントが合っていた。勿体ない。
ウソが木の上に登り飛び出してからは成果なく早戸川橋で折り返し。
帰りにも別の場所に移動したベニマシコを眺めてぼちぼちと林道の入り口に戻る。
メジロ、アトリ、ジョウビタキなどは見れるがどれもいまいちのまま林道の入口へ。
⑨折り返しの道すがらベニマシコ、ジョウビタキは見れたがルリビタキには振られメジロには振り回され路面に降りていたアトリに気づかず飛ばれた。
調子がいいのかわるいのか。
新年の散歩初めとしては、見れたからよしとするかまともに撮れなかったから不調と思うか微妙なところ。
今回もウソとアトリをきちんと写し損ねているし、
なんかまた出かけては同じような愚痴をこぼしていそう。まったく何年たっても進歩なしだ。