レンジャクの見納めと桜並木の花見に出かけた翌日の日曜日

用事で出かけたついでにまたまたご近所の川。

芸もなにもないがこの時期とりあえず何か見れそうという事で。

 

田奈駅から前日とは逆に下流に向かって歩く。

駅そばのセグロセキレイと定位置で休むカワウを横目に見ながら歩いていく。

①気が付けば新緑といった感じの川沿い。歳のせいか時間のたつのも早いこと。

 

 

②駅前鳥見。線路のすぐ下をのぞき込んだあたりで鳥が見える。

 

ヒドリガモとこの日はよく目にするバンを写して進むとこちらにも桜の木。道端のスギナの間にはまだツクシが残っている。

 

 

③桜の花びらの流れる頃になるとそろそろヒドリガモも見納めが近い。

 

 

④端境期にはずいぶんこの桜にお世話になっている気がする。

 

コガモにカルガモの姿もあるがこの日一番賑やかだったのは鯉。

あちこちでもつれあいながら岸辺近くで激しく水しぶきを上げて泳いでいる。

水の中でも春が来たという事か。

そういえばここ最近めっきり甲羅干しをするカメの姿も目立ってきたよう。

 

 

⑤動き回る鯉と動かないカメ。どちらも春だから。

 

手前の岸辺、茂みの切れ端から除く場所で休んでいたバンを見つけてカメラを向けると茂みの陰に。

しばらくして茂みの端のほう、鳥の姿が草の隙間から覗いている。

カメラを向けるとなんか違う。

くちばし長いし縞模様っぽい体はクイナだ。

いつの間に入れ替わったのやら、頭の中は???

とりあえず何とか写真をとアップにしたり向きを変えたりと七転八倒するもだめ。

手前の茂みの壁は厚かった。

(そんな写真でもアップするのがこの節操ないブログだけど。)

 

⑥手前の厚いブロックに阻まれこの体たらく。しかしいつバンと入れ替わったのか。

謎だらけ。

 

前にクイナを見かけた場所の近くとなってやはりこの冬恩田川に定住していたようだ。

しかし手前の立木に川岸の茂みと厳しい場所。見るには相当運も必要そうだ。

 

クイナが見れないかと下をのぞき込んでいると川沿いを飛び回る鳥が。

イワツバメ、それにツバメが。

ツバメは前日秦野でちらっと見かけたがイワツバメは今年の初見。

いよいよ春の実感が。

 

川の周辺を飛び回るツバメたちにカメラを向けてみたが人並未満の動体視力と運動神経ではあっけなく撃沈。今年も無謀に挑んではストレス量産になる予感しかしない。

 

⑦ほかの方のブログではとても拝めない、逆光真っ黒おまけにボケてるツバメ。

悲しいけど、撮れん。。。。。。。

 

ツバメにもクイナにも袖にされたあと十日市場まで歩いていくが冬鳥はアオジの声、そしてこれまた茂みの被りまくりのツグミを見かけたくらい。

そしてまだ耕される前の田んぼにはカワラヒワが集まっているのを見てうちどめ。

 

 

⑧こちらもそろそろ見納めかのツグミ。あちこちから声はするものの地面に降りるとこれが目だたないカワラヒワ。地味なところでこの日もうちどめ。

 

小松左京の日本沈没を読んだのは今のように野鳥探して散歩をするようになる遥か以前の前の事だったが、そのころから覚えていたのが話の前半、ツバメが渡って来なくなったと登場人物が話す下り。

そのせいか、ツバメの季節になると巣作り、子育てをする様子はやたら気になっていたものだ。(飛んでるところはこの体たらくと相性はいまいちだけど。)

ということでツバメを見かけて何となく一安心といったところ。

今年もこうやってツバメが渡ってきたからには日本沈没はまだない、たぶん。