Beijing 北京 6
ウランバートル(Ulaanbaatar)から北京に帰着。空港からタクシーに乗り込み、再び市内中心部にあるオポジット・ハウス(Opposite House)へ。朝の空いている時間帯だったので、1,400円程度で到着。宿のGMが出迎えてくれます。
今回は最上階の部屋。
前回の滞在と同じStudio 90というカテゴリーの部屋なので設備は基本的に同じなんですが、レイアウトが違います。
バスルーム。
宿と同じ三里屯地区の1949 - The Hidden Cityという再開発地区にある麺屋さん、麺吧(Noodle Bar)でランチ。北京の伝統的な麺を、モダンな店内で頂けるということで人気の店だそう。
こじゃれた店内。日本で最近流行りのラーメン屋、といった雰囲気で、ここが中国であることを忘れそう。
テーブルのセッティングにも隙無し。
麺セットに含まれる前菜。
麺は手打ち。
牛肉や牛筋、大根などが入った麺。麺は極太で、日本で最近流行りのラーメン屋さんの太麺というよりは、うどん屋さんの太麺といった食感。大きい大根が一本入っていて、モツの出汁が効いているので、日本で食べるもつ煮込みやおでんに似た感じ。美味しいです。器もおしゃれ。
多分日本の新しいラーメン屋などから着想を得たんでしょうが、内装や什器のセンスも洗練されています。こうやって、あっという間に中国のレストラン・シーンは進化を遂げるんでしょう。
今日は宿で一日ゆっくり過ごします。プールへ。
無駄がなく美しいデザイン。
ジムが併設されています。
デザインはいいんですが、ロッカールームなどの使い勝手は正直いまいち。また、こちらはスパではなく純粋にプールのみ。つまり、サウナなどの設備はなく、シャワーも最低限のものがついているだけ。がっつり泳ぎたい、というストイックな方以外はあまり楽しめないと思います。
夜は鼎鼎香(Ding Ding Xiang)という高級鍋料理店へ。高いけど美味しい、という評判の店です。場所が分かりづらいという評判だったので地図などを準備して行ったんですが、それでもタクシー運転手と一緒に迷うこと15分。店よりだいぶ手前にある看板に惑わされたりしながら、分かりにくい雑居ビルの2Fにある店をようやく発見。中に入ると別世界。高級、というかバブリーとも言える豪華な空間が広がっています。客層は地元のお金持ちが中心ですが、外国人もちらほら。私が日本人だということを察すると、英語が堪能なウェイターがついてくれます。
こちらがこの店を有名にした付けダレ。付けダレと言うよりはペースト。水分が少ないので、アイスクリーム用のスクープで皿に移すようです。ゴマの風味が濃厚で、ニンニクなどスパイスも入っていて食欲をそそります。
鍋が登場。ちゃんと1~2人用の小さな鍋があるのが嬉しいです。
年代物のプーアル茶。
牛肉。雪龍黒牛といって、日本の黒毛和牛の血を引く肉。中国東北地方で、日本と同様の育て方で肥育されているそう。確かに霜降りでジューシーな肉です。日本の中高級しゃぶしゃぶ屋で出てくる肉と、クオリティ面でも遜色ありません。
羊肉。元々一番グレードの高い羊肉を注文したんですが、ウェイターが再び来たかと思うと今日は入荷がなかったとのこと。次に良い羊肉を注文したんですが、品切れをちゃんと教えてくれたことにびっくり。初めての客なので、一番いい肉と言いながら二番目にいい肉を出しても私には絶対にバレないはず。日本でも某高級焼肉屋では3~4人前など一度に大量に頼むと肉を2~3枚間引かれたりされるくらいなので、この職業倫理の高さは嬉しい驚き。
野菜。
鍋はこんな感じ。四川の火鍋と違って、辛さは控え目。
名物のタレが美味しく、食材も良質。そしてなにより、ただでさえ独りでちゃんとした食事をするのが難しい中国で、美味しい鍋にありつけるというのが嬉しいです。
麺吧(Noodle Bar)
北京の伝統的な麺を衛生的かつ洗練された雰囲気で楽しめる店。軽いランチに最適。時間帯によっては混んでいて並ぶこともあるようなので、ピーク時を外した方が良さそうです。
小さな前菜がつく麺セットを注文して、600円弱。日本とあまり変わらない価格ですが、その分日本と変わらないくらい衛生的かつおしゃれな雰囲気で食事ができるので、価格相応だと思います。
http://www.elite-concepts.com/Promotions/1949/NoodleBar.htm
鼎鼎香 東環店(Ding Ding Xiang)
高級鍋料理の店。バブリーとも言えるくらい華やかな雰囲気の中で、洗練された鍋を楽しめる店。ローカルで安い火鍋もいいですが、洗練された味を求める方や衛生面や雰囲気が気になる方には特にお薦め。
唯一の難点は、場所が非常に分かりづらいこと。片言の中国語が出来ないと、仮に地図を持参したとしてもタクシーで辿り着けないかも。最寄り駅から歩くか、他の支店に行く方が苦労しないかもしれません。
上記の通り注文して約6,500円。中国で食べる鍋としては破格ですが、食材のクオリティや雰囲気を勘案すると妥当だと思います。
http://r.gnavi.co.jp/beijing/jp/cb30376/(外部サイト)
ブログランキングに参加しています。気に入っていただけたら、ボタンをそれぞれ一日一回ずつクリック頂けると幸いです。