ふと思い出す失った星々の姿

ふと思い出す失った星々の姿

日常生活中になぜかふと思い出したこと。白日夢というものかもしれない…。
悪夢は現実に…儚は幻に…。
いろんなことがめぐりゆく日々…そんな心の闇の部分。
光の筋が見えればいいのだけれど…今は枯れた瞳…光は見えない…。

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土砂降りに降られた昨日から一転。
カラッと晴れた朝。
まだところどころ日陰に雨の名残は残るものの…
気持ちのいい朝。
気温も控えめ。まずまず快適。
バイクで出勤。
仕事は給料分。
いつも通り。
ヘルメットのバイザーをミラーからクリアに変更。
土砂降りの夜にミラーシールドは見えない。
帰宅時は夜になることが多いし、ミラーはどこかツーリングに出かける時にでもと。

家に帰る。
出迎えてくれる君はいない。
つい先日までこれが当たり前だったのに…なんて寂しいのだろう。
冷蔵庫に買いだめた食料を適当に鍋に入れて晩御飯を食べる。
シャワーを浴びて、のんびりと。
君からの電話。
声だけでなんて落ち着くのだろう…。
目を閉じて…君の声だけに集中する。
電話はものすごく嫌いだけど、それでも…君からの電話だけは別。
人の好き嫌いなんてこんなものだよね。

あと三日。
君に会うことができるまでの長い期間。
淡々とした生活の中に入ってきた君。
さて…考えるべきことが少しありそうだけど。。。
独りの夜に考え事なんてしてもネガティブなことしか考えない。
さっさと寝て、明日に備えようと思う。
今はそれでいいと思う。。。


君を送りに君の家に。
お邪魔して、ごあいさつ。
そっと聞かれる。
「どうだね…?役に立ってるかね…?」
僕は笑顔で言う。
「もう…常に居てもらわないと困るレベルですね。」
上機嫌で笑う君の父上。

仕事があるので長居はできなかったけれど、
ご飯をごちそうになり、帰路につく。
「いつでも…心が決まったら迎えに来てやってくれ。」
君の父上はそっと僕に言う。
「ありがとうございます。」
僕も言葉少なく君の父上に言う。
お互いが自分が悪いと思いこんでいる関係。
それをお互いがわかるだけに何とも錆びついた歯車のようで…。
でも、面識を重ねればきっと潤滑油を与える歯車と一緒で…
そう思いたい。

君は見送りと近所のコンビニまで車に乗ってきて…
コンビニでジュースを買う。
「ね、時間があれば…行きたいね。」
君は今日は駄目だよね?って言う表情で僕を見る。
「明日が昼出勤なら行くんだけどな。」
僕も残念そうに言う。
君はすっと笑顔に戻って…
「またここでこうやって話しできるなんて…夢にも思わなかったよ。」
それはお互い様。
君の名前を呼び…助手席の君を抱きしめる…。
「やっぱりお前がいないと…お前がいてくれると…すごく幸せだよ。」
感じたままに君に想いを伝える。
「嬉しい…。良かった…本当に。嫌われているんじゃないかって…思っていた…。」
君は意外な事を言う。
「いろいろとあったから…聞いてるでしょ?」
君の口をふさぐ。
「言いたくないことは言う必要なんてない。」
笑顔で言うと君も雲が晴れるように…笑顔で言う。
「言いたくないことなんてないよ。なに一つも。きっとそのうちいっぱい聞かせちゃう。」
そういうと君からキスをしてくる…。
そして、勢いがないとこのまままた一緒に行っちゃうよと。助手席から降りて運転席の外に回る。
「また…日曜にな。」
寂しそうな笑顔でうなずく。
僕も同感で乗っているとそのまま連れて行っちゃいそうで…。

ただ…君が下りた後の助手席…
一人で車に乗って家路を帰る。
君の父上がそっと包んだ高速代。勢いのままに帰るため僕は高速を選ぶ。
家につくまで無心で。
家に帰り、入るとやっぱり何もない。
いつもこの環境だったのに…
なんて寂しいんだろう…。

それでも僕は仕事に行かなければいけない。
そのために最低限の支度をして…さっさと眠りについた。

今日は至って平凡。
バイクで出勤したら久しぶりに雨に降られて…
帰ってすぐにシャワーを浴びる。

君の声を聞きながら…目を閉じて…
君がいないこの部屋は…とても広い…。
ただ…もう少しだけ…考えてから…
もう少しだけ…ね。

今週はまだまだ長い。
独りの時間を…今は過ごしてみようと思う。
ただ…今までの一人の時間と違うのは…
君がすぐそばにいてくれる感覚…
空っぽの心にきちんと戻ってきてくれた感覚が…
全く違う一人の時間…。




朝、目が覚める。
君はまだ寝ていた。
その寝顔、しばらく見つめる。
こんなにもそばにいるのに…
こんなにも君が近くにいるのに…
なぜか僕には少しだけ距離を感じる。
不思議だけど、感覚的なもの。

ただただ君を見つめる。
規則的な寝息、寝顔もいろんな表情を見せる
見飽きることもなく見ていると…ハッとして起きる君。
「おはよう。」笑顔で声をかける。
「見ていたでしょ~?」怪訝そうな表情で声を返す。
「さてさて…。」起き上がってエアコンのスイッチを入れる。
「かわいい寝顔だよ。」いたずらそうに笑いつつそっと頬にキス。
むぅ~っとするそんな君を見ているとこれはこれで楽しいと思う。

朝は軽く支度をしたら二人でマックまで歩く。
帰りにコンビニによって朝の散歩件ごはん完了。

家で再びまったりと。
ためどりしているビデオを消化し、昼前に出かける。
どこにというあてもなかったけれど、最近オープンしたスポーツデポへ。
まぁ、僕が用があったのはゴルフ5だけど。
君はゴルフはやらなかったからあまり入ったことが無く、
なかなか目を輝かせて物色していたね。

お昼を食べて午後は軽くドライブ。
スーパーに寄って夕食のおかずを買い込んで…。

普通に幸せな休み…。
充実していると言っていいと思う。
君が明日かえること。
それが非常に寂しくて…
そしてまた一週間逢えないこと…
とても長い一週間。
間違えないだろう。

君の頬に手を添える…。
君は今日は眠っている…
ありがとう。
心からそう思い…君の寝顔を見つめる。
僕のベッドで僕の寝るスペースを確保して眠る君。。。
明日の事は明日考えよう。
今はただこの幸せな時間だけを楽しんで…。
君に心から感謝して…。
一緒にいると、心に闇なんて生まれないものだと感じつつ…。
とても幸せな時間…。



朝、君に起こされる。
ベッドを君に明け渡し、僕はまだソファーで眠る。
この部分できっと君も僕も違和感を少し感じつつはいるだろうけれど。
ソファーで寝る僕を優しい笑顔で起こす。
自然に目が覚めた朝…これも気持ちはいいけれど、
君に起こされる朝はきっとそれを越えるものもあると思う。
無機質な携帯の目覚ましなんかと比べ物にならないだろう。

君が簡単に作った朝ごはん。
トーストとスクランブルエッグ。定番だけど十二分。
どんな高級店で食べるモーニングより作ってくれた料理の方がおいしいに決まっている。
着替えて、出勤。
まだ鼻と喉が今一つではあるけれど…
僕がヘルメットを手に取ると君は心配そうに…
「気を付けて…ね…」っと。
そんな君をギュッと抱きしめて行ってくると…出かける。

仕事は至って平凡。
やる気なんてものは全くなく、カネのためと割り切って与えられた分をこなす。
問題ない。
研修で残業があると聞かされてものすごく不機嫌になるも、給料分とあきらめて。

帰宅。君が出迎えてくれる。
何度も感じるけれど、なんて幸せなんだろう…。
ご飯を食べながら、一日を話す。
君は散歩をしたり買い物に行ったり、部屋を掃除したりしながらまったりしていたと一日を話し、
僕も仕事の事を少し話したり、職場の同期や、仲間との話なんかを話したりする。
君の作ったごはん。心から、ごちそう様と伝え、おいしかったと添えると、
君も笑顔で微笑む。
風呂に入ってテレビを見る。
録画していたバラエティーを流しつつ…君とソファーで。

こんなただただ普通な一日をものすごく幸せに感じつつ…
君とそんな話をする。
君も同じく感じてくれていて、そんな君を抱きしめる。

君が眠りにつくと僕も君の頬に手を添えて…君の寝顔を見る。。。
すると君はまだ起きていたようで…
頬に添えた手にそっと触れる…。
「何も…考えないで今日はこっちに…。」
少し驚いたけれど、今日は君と寝ようと思った。
そう…余計なことを考えずに…君と一緒に。。。



君がそばにいること。
他に代えようもないくらいうれしくて…
その奥に君がいなくなることに恐怖を覚える。
当然のことだけど。

そんな時間を過ごした時。
君とそんな話をした。
長い…長い時間。
君と連絡さえも取らず…
お互いがお互いの幸せを心の遠くで願いあっていた。
遥かなすれ違い。
そんな時間を…車で出かけながら話した。
お互いがそばにいるからこそ、そんな時間を思い出し…
笑いながら話せることなんだろうね。
焼きもちを焼いたり、嬉しく思ったり…悲しんだり…。
君を連れて中華料理を食べる。
少し離れたところにある有名な料理屋さん。
味は変わらず、僕は学生の時に給料が出たら食べに行っていたお店。
君はう~ん…っと、舌鼓をうち…
そして帰宅。
君が手早く風呂を掃除するから、僕はトイレを掃除。
分担して適度にきれいさを保つのがコツ。
きれいすぎて落ち着かないとか主張はするけれど、これは受け入れてくれない。
まぁ、いいことだからいいんだけれど。。。

昨夜も君の寝顔を見届けて…僕も眠りについた。
幸福感を感じる分…逆も然り。
でも、それを考えてもなってみなけりゃわからない。
君がいることを素直に幸せに考えることにする。

今日は再び部屋掃除。
君は電化製品が苦手。
テレビの裏とか、僕でさえ引っ越すまでいじりたくないワンダーランドが
どうしても気になって仕方がないという。
ここに手を入れるときっと今日が終わる…
僕はそう思っていた。
でも…君はどうしても我慢できなかったらしい…。

覚悟を決めて、手を入れる。
AVアンプがあり、PC2台、PS2、PS3、Wiiをつないでいるだけに配線が焼きそば状態…。
スピーカー6本分の配線も加わりなんともなんとも・・・。

結局朝初めて洗濯をしつつ終わったのは夕暮れ。
まったりと話をしながら配線をきれいにまとめつつ…
夕食は君が手早く作ったそうめん。
コロッケを近所で買ってきて、二人で食事。
抱きしめはできても、その先はまだできない。
まだそんなもどかしさこそあるけれど、君もきっと同じ感情。

でも君は言う…
「ねぇ、私…魅力減っちゃった…?」
「もういい歳になっちゃったし…やっぱりダメかなぁ…?」
唐突な言葉。
そういえば君と出会った頃も唐突だったな…
僕は言葉では答えずに…そっと君にキスをする…
時間を忘れて…君と一つになる…その手前レベルまで思いを込めた…
長い…長いキスを…
「もう少しだけ…待ってくれよ…俺はお前が欲しいと心から思う。」
そう添えて…抱きしめる…。

君は残念そうな複雑な表情もしたけれど…
それでも嬉しそうな表情も。
「これ以上待たせたら…おばあちゃんになっちゃうよ。」
「知らないからね~がっかりしても。」
いたずらな笑顔。僕もホッとする。

掃除で疲れたか君はまたぐっすりと眠っている…
僕も疲れたけれど…
君の頬…そっと手を当てて…

あの時もし子供が生まれていたのなら…
小学2年。今日から2学期か…。
何人兄弟になっていたんだろな・・・。

君はどんな母親になっていたのだろう…?
僕はどんな父親になっていたのだろう…?

僕はきっと君は名前で呼んでいるだろう。
僕は何て呼ばれているんだろう…?

少しそんな想像をしたら目から涙が落ちた。
君に見つかる前に…そっと君にキスをし…
僕は明日一日仕事に行こう。
明後日から二日間連休。

君を送りに行きつつ…
君の家にもよらなくちゃな…大丈夫なんだろうな…?

今日もありがとう…。
毎日すごく幸せだ…。

不安な気持ちもあるけれど…
今はそれを感じないよう…見ないよう…
かなわなかった理想を握りつぶしたぶん…
それ以上に君を見つめてみたいと思う。

僕にはもったいないかもしれないけれど…
そう他人から評価されることが無いよう…頑張らなくちゃな…。

おやすみなさい。