今日の仕事中、ふと
今なら言えそう、と思って
仕事を教えて貰っている隣の机の社員さんに
吃音であることを話してみた。
すると、その社員さんは
過去に何人か身近に吃音の方がいらしたそうで、
私の吃音のこともごく自然に受け止めて下さった。
社員さんいわく、
私は話し初めは詰まるけど、
用件はちゃんと話せていて会話は成立しているから
今のままで大丈夫なんだそうだ。
過去に知っている吃音の方は、
会話が成立しないほど強い吃音だったらしい。
なので、私が詰まるのを聞いていて
その頃を懐かしく思い出していたそうだ。
…こんなこと初めてだ。
私が「思いきって」周りに吃音を打ち明けるのは、
やっぱり自分の中で、
これはコンプレックスだと思っているからであって。
もちろん、業務上必要とか
この人にだったら話しても落ち込むことはないだろう、とか
ある程度、人は選んで打ち明けるのだけど。
ここまで客観的に具体的に接してくれた方は初めてのような気がする。
きっと吃音そのものの知識はなくても
吃音のある人と接した経験がおありだからと思う。
「気にならないよ」
「私も緊張して詰まったりすることあるよ」
と言われることはよくあるけれど、
緊張してなくても詰まっちゃうのが吃音だし
(緊張すると余計どもる、というのは確かにあるけど)
やっぱりこの苦しみは、吃音の人にしかわからないのかな、って
場合によっては余計落ち込んでしまうこともあるので、
今日の社員さんの対応は嬉しかった。
(↑↑余計落ち込むこともある、というのは
あくまで私のとらえ方の問題で、
そもそも吃音のことを話した時に
私のことを否定せずに話を聞いて下さって
励ましの言葉を掛けて下さるだけで、
私にはとても救いになっているし、
それだけで感謝感謝なので、
誤解の無きよう…)
という訳で、今までになかった対応を受けて
ちょっと感激してしまった一日でした。
最後までお付き合い下さって、ありがとうございましたm(_ _)m