吃りについて、つらつらと。
職場での あいさつ当番週間がようやく終わった。
私が何も言わなくても、
率先して前に立ってあいさつ練習をして下さる先輩方には
その心遣いが嬉しくて言葉もない。
でも何もしないのも、逃げているような気がして
一回は立つようにしている。
そんな一週間を過ごしたせいか、いろいろと内省したりしている。
以前、吃音の方が話していたことがある。
その方はある日、友達から
「あなたと話をしていても、全然話を聞いてもらっている感じがしない」と
言われたそうだ。
「そんなことないよ」
と返したものの、思い当たる節はあったそうだ。
私もそうなのだが、
例え雑談でも常に「できるだけ吃らないで喋りたい」と
話す言葉、話すタイミングを選んでいる結果、
話そのものよりも
自分がいかに吃らずに喋ることができるか、に頭がいっていて
話に集中できていない=相手の話が聞けていない。
久々にそのことを思い出すような出来事があり、
私って常に「自分が自分が」だなぁ、とちょっと情けなくなった。
先日、セルフヘルプグループ時代の知人から
久しぶりに電話があり、少しだけしゃべった。
ひょんなことから「どもる人材」を探している、という話になった。
どもっててシュンとしてて、いつもオドオドしていると
「やっぱりどもってる人やから・・・」
って周りの視線もなるけれど、
どもっていても、やることはきちんとやって応対してたら
格好いいどもり人に見えるそうだ。
一言で「どもる人」と言っても、いろんな人がいるらしい。
へー、かっこよくどもれる人材かー。
面白いなー。と思った。
長いボヤキをお読み下さり、本当にありがとうございますm(__)m