先日、娘とデートした話を書きましたが、
今回はその中から「これ書こう」と思った話を。
まずはその①。
娘とランチしたお店で出たデザートが「杏仁豆腐」。
とても嬉しかった!
というのは、私にとってはとても必要な食材の一つが「杏仁」だからです。
杏仁は、あんずの種子にある仁を取り出したもので
生薬では「キョウニン」と呼ばれます。
(薬日本堂監修 薬膳・漢方の食材帳より)
調べてみましたらば、
漢方で使う杏仁は苦味が強く
スイーツに使う杏仁は甘味がある
という違いがあるようです。
肺や腸を潤す作用があるので
しょっちゅう空咳をしている渇いた肺を持っている私には
大変ありがたい食材なのです。
他にも杏仁には、咳を止める作用や水分代謝をよくする働きが
あるようです。
肺が渇いていると、私のように空ぜきがよく出たり
鼻づまり、皮膚の乾燥などが起こるそうです。
ちなみに鼻水が出るのは、肺に水が溜まっているのだそうです。
似たような症状なのに面白いですね。
肺、腸、鼻(はなみず)、皮膚(皮) とあれこれ出てきましたが、
これはすべて五行で言うところの「金」のグループなのです。
五臓=肺
五腑=大腸
五官=鼻
五液=はなみず(一文字で書くのですが変換できない(^_^;))
五体=皮(皮毛)
などなど。
でも
五季=秋
なので、この話は秋にふさわしい話ではあるのですが(*^.^*)
でも多分、同じ症状でもその季節によって
おそらくその原因が違うと思います。
ということは、対応する薬材や食材も変わってくると思うんですよね。
そこが、東洋医学や人間の身体の奥深い所だと思います。
という訳で杏仁豆腐あれこれでした。
そうそう、今はアーモンドが原料のものも多いそうですが、
元は鎮咳去痰作用を目的とした薬膳料理としてキョウニンから
作られていたものだそうです。
なので、手軽に作るにはスーパーで売っている
杏仁霜(杏仁の粉100%)がおすすめ。
(これもまた薬膳・漢方の食材帳より)
初めて習ったことを元にこうやって書いてみましたが、
「~だそうです。」とか
「~のようです。」とか
どこかで聞いてきたかのような、なんて責任感のない文章(;´д`)トホホ
(事実その通りなんだけど)
将来は、どんな分野でもいいから自分のものとした文章を書きたいです。
番外編その②へ続きます。多分。
最後までお読み下さって、ありがとうございましたm(__)m